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【南国市】地鶏「ごめんケンカシャモ」を多くの方に知ってもらい、販路拡大への取り組みを行う協力隊募集！（1名）

掲載日：2025.10.01
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地鶏「ごめんケンカシャモ」の販路拡大とブランド確立を目指すミッションです！

【南国市】地鶏「ごめんケンカシャモ」を多くの方に知ってもらい、販路拡大への取り組みを行う協力隊募集！（1名）

ひとことで言うとこんな仕事

「企業組合ごめんシャモ研究会（通称：シャモ研）」を拠点に、「闘鶏文化」の歴史をルーツに持つ“ごめんケンカシャモ”を、ただの特産品にとどまらず、ブランド価値向上と販路拡大に向けた企画・発信・販売推進を担うミッションです。

ミッション

１．“ごめんケンカシャモ”のブランド力向上のための活動
「土佐の食1グランプリ」のグランプリや他数々のコンテストを受賞をしてきましたが、知名度は高いとは言えない状況です。“ごめんケンカシャモ”を南国市の誇れる特産品として県内外の方に知っていただけるよう活動していただきます。

２．シャモの生産計画と販路拡大にたずさわる
「安定した生産体制にするにはどうすれば良いか」に関わって頂きます。70羽からスタートした飼育が現状1,700羽まで拡大したが、これからさらに2,400羽にできるような体制構築を目指します。

３．「企業組合ごめんしゃも研究会（通称：シャモ研）の運営安定化のサポート全般
組織としての運営を安定すべく、取引先との関係構築やシャモ研を支援していただいている団体とのコミュニケーションを図っていただきます。

ここがポイント！

■3年間の具体的な業務内容
【1年目】“ごめんケンカシャモ”に関する基礎を知り、今後に繋げていく活動期間
・生産・加工現場の視察、生産について学ぶ短期研修の受講
・商品、ブランド理解のためのヒアリング（観光客・販売店等）
・直営店舗の居酒屋「軍鶏伝」での営業サポート（顧客ニーズのヒアリング）
・イベント、直営店舗、市内外店舗、ふるさと納税などのサポート及び現状分析
・シャモ研が出展するイベントへの同行・販売補助
・SNS（Instagram、X、Facebook）での広報業務
※活動にあたっては、生産・加工の現場にも一定期間（2〜3日／月）関わっていただき、「シャモがどのように育ち、加工され、商品となるか」という全体の流れを体験・理解してもらいます。ただし、日常業務として生産・加工の主担当となることは想定していません。

【2年目】具体的な販路拡大や商品企画などに関わり成果を上げていく期間
・道の駅、EC販売、観光関連との連携など自ら考えた販促企画の立案と実践
・飲食店や宿泊業とのタイアップ企画などを考える
・新商品の企画をし、具体的な販売方法を考える
・ブランドイメージ統一に向けた企画提案（ロゴ・パッケージの改良など）
・地域住民や関連団体などとの関係性を強化していくフィールドワークを継続的に行う
※上記は業務内容の一例です。全てお任せするのではなく、状況やご希望に応じてお願いする内容を調整していきます。
※起業希望者は、自身のビジネスモデル立案・小規模なテスト運用開始も可能です。

【3年目】卒業後を見据えた実践のための期間
3年目は、これまでの経験や実績をもとに、自らの今後のキャリアを見据えたフェーズを想定しています。南国市やシャモ研と相談しながら、ご自身の希望の道の実現するための活動を組み立てます。

■任期終了後の道
１．シャモ研の一員として、事業を一緒に盛り上げる道
シャモ研のメンバーとなり、以下の様々な取り組みの中核として活動。
・広報、イベント企画、営業、デザインなど自身の強みを活かして、役割定着を目指す
・新規事業（体験コンテンツ、飲食連携など）のリーダーとしての参画
・地域住民との橋渡し役として、次世代の担い手育成やネットワーク形成にも関与

２．自ら起業し、新たなチャレンジを展開する道
ごめんケンカシャモを活用したオリジナル事業の立ち上げる
・キッチンカーや移動販売での飲食事業の展開
・空き店舗や補助制度を活用した飲食店の開業
・加工品（缶詰・レトルト・冷凍）の販売事業の起業

３．関連企業への就職や外部パートナーとして活動する道
協力隊活動期間内で関わった方々との連携を継続していく
・南国市内の関わりを持った企業へ就職する
・シャモ研の外部パートナーとして自身の事業と並行して関わりを持つ

■シャモ研：地元で多方面活躍する有志で構成
シャモ研は平成20年に地元経営者たちが「南国市を元気にしたい」「子どもたちに誇れる街にしたい」という思いから活動をスタート。また今でも地域の最前線で活躍しているさまざまな業界のメンバーで構成されているからこそ、業務だけに限らず、プライベートでも良き相談相手になってくれるはずです。

このような方におすすめ

１．都市部で飲食業や食品関連の経験がある方
（生産者とつながりながら、自分の強み（料理・接客・販促）を活かしたい方）
・飲食店やキッチンカーでの調理・運営経験がある方（アルバイト・パート含む）
・いずれ地方で飲食店を持ちたい、地方の素材から学びたいと思っている方

２．ブランディングや企画・発信が好きな方
（「商品ではなく“想い”を売りたい」「小さなブランドを育てたい」という気持ちがある方）
・デザイン、コピーライティング、パッケージ企画などに関心がある
・SNSやEC販売などで商品の魅力を伝えることが好き
・地域資源を「物語」として届けることにおもしろさを感じる

３．地域に根ざして中長期的に関わっていきたい方
（「暮らしと仕事を地続きにしたい」「自分で育てた価値で生きていきたい」方）
・地域との関係性を大切にした働き方をしたい方
・都会のスピードとは違う、じっくり育てる仕事に魅力を感じる方
・起業や事業承継を見据えて、現場から学びたい方

＼その他、こんな方も歓迎します／
・地鶏や肉の加工・販売、食文化に興味がある
・地域資源を活かした商品開発や観光コンテンツづくりに関心がある
・チームで何かを創ることが好きで、協調性や調整力がある
・地元事業者・行政・地域住民と一緒に企画やイベントを動かしたい

募集要項

１．募集人員 地域おこし協力隊１名

２．雇用開始時期　令和7年12月1日以降 ※雇用開始時期については応相談

３．勤務地　企業組合ごめんシャモ研究会

・事務所　南国市後免町３丁目１番７号

・鶏舎　　南国市久礼田2671-2

・軍鶏伝　高知市帯屋町２丁目３－１（ひろめ市場内）

４．勤務時間

就業時間：８時３０分～１７時３０分（早出・遅出あり。休憩1時間あり。）

勤務時間：実働８時間、完全週休２日制（曜日は要相談）

５．雇用形態

・企業委託型（市との雇用関係はなし）

雇用契約については、南国市が業務委託契約を結ぶ企業組合ごめんシャモ研究会と締結することとなります。

６．任用期間

任用の日から当該年度の末日まで（最大３年間）

７．給与・賞与

給与：月額250,000円
賞与：業績による

８．待遇・福利厚生

・住居を指定し貸与

・健康保険、厚生年金保険、雇用保険に加入

・夏期休暇、年末年始休暇、特別休暇、年次有給休暇

９．募集対象

募集対象下記の全てに該当する方

（１）雇用開始時点で満１８歳以上の方

（２）現在、３大都市圏をはじめとする都市地域又は条件不利区域を除く一部条件不利地域に居住する者で、着任までに南国市内に住民票を異動し、かつ生活の拠点を移すことができる方

※地域要件につきましては、総務省のホームページを確認していただくか、問い合わせ先までお問い合わせください。

（３）上記の業務に取り組む意思がある方。また、任期終了後は南国市に定住し、地域おこし協力隊時の活動を継続する意欲のある方

（４）普通自動車免許（AT限定可）を取得している方
　　　（現在未取得でも、雇用開始までに取得可能な方）

（５）心身ともに健康で、円滑なコミュニケーションがとれ、地域住民と共に地域活性化に取り組む意欲のある方

（６）パソコンの一般的な操作（Word、Excel等）ができる方

（７）地方公務員法第１６条の欠格事項に該当していない方

（８）南国市暴力団排除条例(平成23年3月23日条例第4号)第2条第2号に規定する暴力団員及び同条第3号に規定する暴力団員等ではない方

１０．応募受付

（１）応募受付期間令和7年10月1日(水)〜令和7年11月14日(金)

（２）提出書類南国市地域おこし協力隊応募用紙
　　　※南国市ホームページ「地域おこし協力隊募集ページ」に掲載

（３）お問合せ先へご提出ください。

１１．選考

（１）第一次選考
　　　書類選考のうえ、結果を文書にて通知します。

（２）第二次選考
　　　第一次選考合格者については、WEB面接を行います。
　　　日時は第一次選考の結果通知の際にお知らせします。
　　　日時について希望がある場合は相談してください。

（３）第三次選考
　　　第二次選考合格者については、対面で面接を行います。

　　　※なお、第三次選考に要する交通費、宿泊費などは自己負担とします。
（４）最終(第三次)選考結果の通知
　　　結果を文書にて通知します。

出前授業の様子

南国市に関する情報

■南国市の特徴
高知県南国市は、県庁所在地である高知市の東隣に位置し、高知龍馬空港・JR・路面電車などの公共交通、高知自動車道南国ICを有し、交通利便性の高い高知県の玄関口のまちです。また、戦国武将の長宗我部元親の居城であった岡豊城跡など史跡が多くあり、歴史的資源に恵まれた地域で、本市の名誉市民である漫画家のやなせたかしさんが少年時代を過ごしたことでも知られています。

■南国市のサポート体制
地域おこし協力隊へのサポート体制を整え、3年間しっかり活動できるよう支援します。

・市担当課との週1回程度の面談を行い、進捗確認や方向性の調整を行います

・月次の活動報告会を実施し、そこで業務内容の課題を確認し、改善に取り組みます

・年1回の関係者向け事業共有会の実施（1年の成果を検証します）

・任期後のキャリアビジョンに向けたヒアリング・面談（随時）

上記のほか、以下のような高知県のサポート体制があります。

高知県地域おこし協力隊ネットワークとさのね（https://tosanone.com/）

高知県内の地域おこし協力隊の活動支援と、現役協力隊やOB・OGとのネットワーク形成を目的に、隊員等を対象とした研修や、隊員からの相談対応、受入自治体への支援等を行っています。

KOCHI STARTUP PARK（https://startuppark.org/）

高知県内の起業に向けた取り組みをサポートするためのプラットフォームです。「起業を目指す方向けのプログラム開催」「相談窓口・メンタリング」「イベント・セミナー開催」等、幅広くサポートしています。

■担当者からのメッセージ
この地域おこし協力隊のミッションは、ただ「売る」だけではなく、「伝える」「創る」「広げる」ことも担う、いわば地域ブランドの共創パートナーのような役割です。関係する団体や部署も多く、また業務も多岐に渡りますので、事業や業務内容の把握から時間がかかるかもしれません。そのような業務遂行に迷った時は市の担当へ相談してください。一緒に考えるパートナーとして最後まで伴走してゆきます。一緒に南国市の地鶏「ごめんケンカシャモ」を盛り上げてゆきましょう！

募集背景

活動の舞台となる「企業組合ごめんシャモ研究会（通称：シャモ研）」は、南国市の地場資源であるシャモの価値を未来につなげるために、平成24年に設立された地元経営者らによる団体です。以来、「闘鶏文化」の歴史をルーツに持つ“ごめんケンカシャモ”を、ただの特産品にとどまらず、「南国市の誇り」として育て上げるために尽力してきました。

現在では、地元学校給食や飲食店、ふるさと納税返礼品への提供のほか、地域イベントや百貨店催事にも積極的に参加。その地道な取り組みは県内外でも評価され、平成25年度には高知のご当地グルメNO.1を決定するイベント「土佐の食1グランプリ」のグランプリを受賞、その他多数の食イベントで好成績を収めています。

しかしながら、その味や品質の高さに対して、まだまだ知名度や流通量は十分とは言えません。県内外へのさらなる展開、安定した生産体制と販路確保、しっかりとしたブランド構築など、「ごめんケンカシャモ」が持つポテンシャルを生かし切れていないのが現状です。

こうした状況を打破し、次世代の担い手と共にブランドを再構築・進化させていくことは、南国市としても重要な地域戦略のひとつであり、重点プロジェクトの一つです。そのような経緯からこの地域おこし協力隊の募集を行うこととなりました。