移住者インタビュー

新しい食と音楽を高知から!

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ロサンゼルスから高知市へ移住された都筑さん!チャレンジショップを活用。夢への第一歩を踏み出しました!

都筑 正寛さん

  • 出身地:神奈川県横浜市
  • 現住所:高知市
  • 移住年:2018年
  • 職業:個人事業主

今回は、2018年3月にロサンゼルスから移住し、高知県の起業支援制度の一つ「チャレンジショップ」を活用しながら、“夢”への第一歩を踏み出された都筑さんからお話を伺いました。

Q.チャレンジショップではどんなお店をされていますか?

ロサンゼルスの音楽や文化に触れてもらえる場を提供しています。例えば、直接アーティストから買い付けたレコードやCD、イーストロサンゼルスで仕入れた雑貨を販売しながら、ロサンゼルスではポピュラーな食べ物である“タコス”を作る調理器具や原料を展示していたりします。
高知県内にいる友人の起業家たちが手がける商品もイチオシ商品として取り扱っています。

Q.高知に移住したきっかけと経緯

日本へ帰国することを決めたとき、日本で実現したい “想い”がありました。

それは、自分が魅了されたアメリカの音楽文化の代表ともいえるジャズやロスで生まれた音楽、チカーノ文化を日本の特に若い世代のひとたちへ伝えたいという想いと、日本で美味しいタコスを作りたいという想いです。 その拠点となる地域を国内で探していました。

2016年11月、友人に誘われて初めて訪れた日曜市で出会った方たちに自分の実現したい想いを話したところ、「高知やったらできると思いますよ」と言ってもらえたんです。そこから、高知県を移住地として本格的に検討し始めました。

下見を兼ねて何度か高知を訪れる度に、色んな方たちと出会いましたが、それぞれがもっている情報や人脈の中で「どうすれば実現できるか」を一緒に考えてくれたり協力してくれる人が多く、相手の喜びが自分の喜びとして感じる方が多いな、と感じます。自分にとっては、そういった人たちとの出会いや人の良さが大きな決め手になりました。

(左から)松原さん※1、都筑さん、市吉さん※2
先輩移住者として、アドバイスや繋がりの大切さを教わった都筑さんのキーパーソン!
※1 高知市に店を構える人気肉料理店『松原ミート』オーナーシェフ
※2 県産野菜の加工・販売を手がける『株式会社ローカルズ』代表

Q.これまでの生活と変化はありましたか?

まだ移住して間もないですが、生活費は安いなと思います。今の店舗家賃もそうですが、神奈川県横浜市内ではまず今の金額だと借りることはできないかなと。
しかし、収入面が減っているのは事実で、正直売上げがゼロの日もありました。ただ、収入は減りましたが、金銭的な裕福さを求めて高知へ移住したわけではないので、目的を持った上で暮らし方を変え、工夫していくことで生活していけます。

Q.今後の抱負を教えてください。

まず一つ目は、生地から具材まですべて Made in KOCHI のタコス、サルサを作りたいです。 生地の材料から具材も全てを高知で作って、県内外そして海外へ発信していきたいですね! これまで海外から日本へ友人が何度も遊びに来ましたが、みんな口を揃えて「日本には美味しいタコスがない」と言います。ロサンゼルスで日常的に食べられているタコスの材料は、高知の気候であれば全て作れます。実際に、知り合いの農家さんに協力を得ながら、ハラペーニョ作りも始めていて、タコス以外の色々な活用の仕方もできるので新しい高知の名産品にもできると思います。

二つ目は、音楽を気軽に楽しめる場づくりをしていきたいです。 これまでサウンドエンジニアとして働いてきた経験や人脈を活かして、高知の音楽好きの方たちにジャズをはじめとした音楽や楽器、レコードなど今まで触れたことのない方も気軽に音楽に触れる場をつくり、将来、ロサンゼルスの仲間たちと繋げていけたらいいなと思っています。

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