移住者インタビュー

がむしゃらに仕事

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碇 克三さん

  • 出身地:兵庫県
  • 現住所:黒潮町

碇さんは、旧佐賀町(現黒潮町)に来る前は、大型トラックの整備士をしていました。もともと一次産業に興味があり、腰を悪くしていた時期に、街角でたまたま手にとったIターン・Uターン者向けの就職情報誌に掲載されていた佐賀・土佐清水・池川の3森林組合合同の職員募集に応募したのがきっかけでした。

高知での説明会への参加や1週間の下刈り作業の体験を経て、平成8年2月から佐賀町森林組合(現 幡東 ばんどう 森林組合)で、試用的に日単位で給料をもらう形で働き始めました。

森林の仕事は数名で「組」を作り、仕事をします。碇さんは周りの人に教えてもらいながら、「がむしゃらに仕事をした。夏場には脱水症状みたいになり、昼休みの後は働けないことが何回かあった。でも、組で仕事をするので、周りにできるだけ迷惑かけないようにと思ってやっていた。」と言います。

こうした働きが認められ、1年を過ぎた翌年4月に正職員になり、現在に至っています。「自分は仕事をするために佐賀に来た。仕事をやる以上、周りに認めてもらうためにも、一所懸命やらないといけない。」と仕事に取り組む姿勢を話してくれました。

碇さんは、森林組合に紹介してもらった空き家で暮らし始め、独身だった当時は、毎日仕事で疲れ果て、家では食事をして寝るだけの生活で、体力的にも精神的にも余裕がなかったそうですが、「(最初に住んだ地域が)良かった。近所の人が用事がなくても訪ねて来たり、おばちゃんがおかずを持ってきてくれて、助けてくれた。」「でも、田舎は近所付き合いが濃い。自分は全然気にならなかったが、こうした近所付き合いを苦にしない性格でないと、都会から来て生活するのは難しい。」と、都会と田舎の人付き合いの違いを理解して、地域に馴染むことが重要だと言います。

黒潮町に来て10年を超え、「来て良かった。林業は暗くなるとできない仕事なので、子供と遊ぶ時間もあり、家庭を持つには良い環境だと思う。」「でも、田舎とはいっても家賃以外の物価は安くない。特に独身時代は、どこにいても食費は同じようにかかる。」「給料は、今でも前の仕事より安い。」と言います。

また、黒潮町にいる他のIターンの方と、「あれもこれもと思って、夢いっぱいの人はおらんなる。」と話したこともあるそうで、田舎の生活は憧れや理想だけではなかなか難しいことを教えてくれました。

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