移住者インタビュー






高知県土佐市へ移住し、移住からわずか1か月で整体院を開業した小寺さん夫婦。
これまで積み上げてきた経験と専門性を活かし、移住と同時に新たな挑戦をスタート。
今では県内外から多くの人が訪れる場所となっています。

小寺 悠介さん
佳世さん
お二人のこれまでの歩みを教えてください
ー悠介さん
愛知県出身で、ずっとスポーツをして育ちました。学生時代はサッカー中心の生活でしたが、ケガが多くて、思うように体が動かない時期が長かったんです。その経験から、同じように身体の不調で悩んでいる人を支えたいと思い、医療系の専門学校に進み、柔道整復師の資格を取りました。
卒業後は、仲間と3人でデイサービスと接骨院を併設した施設を開業し、接骨院で骨折や腰痛などの施術を行っていました。
ー佳代さん
私は兵庫県生まれで、阪神淡路大震災をきっかけに三重県へ引っ越しました。進学を機に三重から愛知の専門学校に通い、そこで夫と出会いました。
結婚後、病院で不妊治療を受けていたこともあり体調を崩していたのですが、あるとき友人から「整体院でも不妊にアプローチできるところがある」と紹介され、通うようになりました。施術を受けるうちに、身体も気持ちも少しずつ前向きに変わっていくのを実感しました。
ー悠介さん
妻が変わっていく姿を間近で見て、内臓整体という分野に強く興味を持ちました。ちょうどそのとき、不妊治療の名医から厳しい言葉をかけられたこともあり、「このままでいいのか」と自分自身に問いかけるようになったんです。
休日を使って妻の通う整体院に足を運び、学びを重ねる中で、内臓整体を本格的に身につけたいという思いが強くなりました。
結果的に、仲間と立ち上げた接骨院を離れ、その整体院で働きながら内臓整体を学ぶ道を選びました。
高知への移住を考えたきっかけは何だったのでしょうか
ー佳代さん
父が高知県土佐市の出身で、帰省のたびに高知の人のあたたかさや暮らしやすさを感じていました。自然と「ここなら落ち着いて暮らせそうだな」と思える場所でしたね。
ー悠介さん
将来的に夫婦で開業することを考えたとき、愛知や三重に強いこだわりはなく、何度も訪れていて環境の良さを知っていた高知が候補に挙がりました。
新しい土地で一から挑戦したい、という思いもありました。
移住と同時に起業することに不安はありませんでしたか
ー悠介さん
不安がなかったと言えば嘘になります。高知での実績はありませんでしたし、開業資金にも限りがありました。その分、自分たちでできることはできるだけ工夫し、名刺や診察券、紹介カード、ホームページまで、知人に相談しながら約3年かけて手作りで準備しました。
開業前からSNSでの情報発信も続け、フォロワーは2,000〜3,000人ほどまで少しずつ増えていきました。
そうした積み重ねの結果、開業前からSNSを通じて問い合わせをいただくようになり、開業後は想像以上に忙しい日々が続いています。
土佐市にはこれまであまりなかった整体院ということもあり、「こんな場所をつくってくれてありがとう」と言っていただけることも多く、0歳のお子さんから50代の方まで、徳島県や愛媛県、仁淀川町、安芸市など県内外から足を運んでくださっています。
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ー佳代さん
高知県で開業したいという思いはありましたが、当初から土佐市と決めていたわけではなく、場所は柔軟に考えていました。
そんな中、先に高知に移住していた父が、たまたま現在の物件を見つけてくれたんです。下見に行ってみると、広さや賃料が自分たちの想定にちょうど合っていて、「ここなら無理なく始められる」と感じました。エアコンが付いていなかった点が不安でしたが、相談すると設置できることが分かり、そこから一気に話が進みました。
内装については、大工さんと電話やメールでやり取りを重ねながら準備を進め、実際に高知を訪れたのは契約と着工のための2回のみでした。
土佐市役所にも相談し、補助金制度などについても情報を集めながら準備を進めました。
限られた時間と条件の中でしたが、周囲の支えもあり、スムーズに開業までたどり着くことができたと思います。
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実際に高知で働き、暮らしてみていかがですか
ー悠介さん
開業してからは、仕事と暮らしの距離がとても近くなったと感じています。無理なく続けられるペースで働けていて、お客さま一人ひとりとしっかり向き合える時間が取れるのは、高知ならではだと思います。地域の方との距離も近く、紹介や口コミでつながりが広がっていく感覚があって、日々やりがいを感じています。
ー佳代さん
私自身は、移住後しばらく働いたあと、自然妊娠で子どもを授かり、出産と育児のためにしばらく現場を離れました。以前は治療をしてもなかなか結果が出なかったので、環境が変わり、気持ちにも余裕が生まれたことが大きかったのかもしれません。
現在は、子どもたちを高知市内の認定こども園に通わせながら、整体院でアロマセラピストとして働いています。いくつか園を見学する中で、子どもたち自身が一番安心して楽しそうに過ごしていた園を選びました。土佐市から車で20〜30分ほどの距離のため、送り迎えもしやすく、仕事と子育てのバランスを取りながら無理なく続けられています。
ー悠介さん
休日は、家族で外に出て過ごすことが多いです。近くの公園を巡ったり、夏は仁淀川で川遊びをしたり、四万十町や梼原町まで足を伸ばすこともあります。自然の中で思いきり遊べる場所が身近にあるのは、高知で暮らす大きな魅力だと感じています。
土佐市は「ちょうどいい田舎」。仕事も子育ても、どちらも大切にしながら続けられる環境だと思います。


これからの目標と、移住を考えている方へのメッセージをお願いします
ー佳代さん
自身の趣味でもあるお菓子作りを活かし、アトピーや不妊など「食事が体に与える影響」に着目した、米粉を使ったお菓子の販売を計画しています。すでに関連する資格も取得し、現在もセミナーへの参加や勉強を重ねているところです。
今後、子どもが小学校に入学すると働き方の制約も出てくると考え、子どもとの時間を大切にしながら、在宅で無理なく続けられる働き方として、お菓子作りでの活動を見据えています。
ー悠介さん
移住前は「田舎で本当にやっていけるのか」と周囲から心配されましたが、実際に暮らしてみるとまったく問題はありませんでした。家賃や食費などの生活コストも抑えられますし、工夫次第で仕事もしっかり成り立ちます。
ー佳代さん
高知の人は裏表がなく、距離感も近くて、人付き合いがとても楽になりました。田舎暮らしに憧れている方には、自信を持っておすすめできる場所です。
【ご案内】小寺さんが移住した「土佐市」で1泊2日・移住ツアーを開催いたします。
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開催日 :2026年2月20日(金)–21日(土)
参加費 :大人…16,500円/人
小人…11,000円/人(小学生以下)
集合場所:高知駅バスターミナル
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<内容>
・移住お試し住宅や空き家の見学
・鰹節工場や商店街を巡るまち歩き
・ピーマン農家の見学
・先輩移住者と皿鉢料理を囲んでの本音トーク
など、観光ではなかなか見えてこない「暮らす目線」での土佐市のリアルを体感していただける内容となっています。
実際の住まいや地域との関わり方など、写真やネットだけでは決して分からないことを、直接聞ける貴重な機会です。
宿泊先は、目の前に海が広がり、美肌効果もある「黄金の湯」で知られる温泉宿。
この内容で、1泊2日・宿泊付き、お一人16,500円はとてもお得なツアーです!
\詳細・申込みはこちら/
https://kochi-iju.jp/event/details_834.html


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