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地域おこし協力隊の先進地で、にぎわいづくりのプレーヤーに!

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移住者の多い四万十町十和地区でまちづくりに取り組もう!
地域おこし協力隊の先進地で、にぎわいづくりのプレーヤーに!

ひとことで言うとこんな仕事

十和にぎわいまちづくり支援

ミッション

四万十町十和地域(十川、昭和エリア)のにぎわいづくりや、地域資源を使った新たな取り組みに従事してもらうお仕事です。

募集の背景

四万十町十和(とおわ)地域には、四万十川中流域の特性を活かした体験型観光アクティビティ(ラフティング・ジップライン等)や、親水性の高いキャンプ施設など自然体験が可能な観光拠点が多くあります。また、豊富な資源を活用した六次産業化に取り組む企業・団体・個人等も多く、移住者も増えている元気な地域です。

その十和地域には、十川、昭和という2つの商店街・公共施設等が集積するエリアがあり、エリア内にもこれらの観光拠点や企業等は存在する一方で、昔から経営を続けてきた店舗等は閉店するなど後継者不足に悩んでいます。また、人口減少に伴い、使用しなくなった公共施設等もあります。
このような課題を抱えるなかで、今回、地域おこし協力隊を導入する目的は、空き店舗や遊休公共施設の活用、地域資源を使った新たな取組を図ること等になります。

活動エリアの紹介

■十川エリア
十和地域で最も多くの商店が集積するエリアです。十和地域の行政拠点である十和地域振興局や、小中学校、保育所など公共施設が多く点在しています。

○ 商店街振興ゾーン
日用品を取り扱う商店や高知県農業協同組合十和支所、役場十和地域振興局等があり、十和地域の住民の生活サポート拠点となっています。数年前に別のゾーンに移転した旧保育施設は、現在は地域の人たちが図書に触れ合う場として活用され、園庭は子どもたちの遊び場として使用されています。

○ 駅前開発ゾーン
JR十川駅があり、特に自家用車を持たない高齢者等の地域外移動の拠点となっています。
近年、ゲストハウスへの宿泊目的にJRを利用する観光客も増えつつあります。

○ 地産地消・外商・観光振興ゾーン
こいのぼり公園や民間企業による直販所や加工施設などがあります。こいのぼり公園では、4月から5月にかけて全国的に有名なこいのぼりの川渡しが行われます。500匹の鯉のぼりが四万十川にかかる風景は春の風物詩とされていて、「こいのぼりの川渡しの発祥の地」と言われています。

○ 流通拠点充実ゾーン
高知県農業協同組合十和支所の流通センター等があり、十和地域の生産者の集出荷拠点となっています。

○ 教育・保育推進ゾーン
隣接する保育所、小学校、中学校があります。
十川エリア
■昭和エリア
診療所や福祉施設の充実するエリアです。商店、アウトドア観光施設、保育所、学校給食センター、町営住宅なども整備されています。

○ 駅前開発ゾーン
JR土佐昭和駅があり、特に自家用車を持たない高齢者等の地域外移動の拠点となっています。また、旧昭和中学校の利活用を検討しています。

○ アウトドア・交流促進ゾーン
昭和ふるさと交流センター等があり、観光客が気軽にカヌー、ラフティング、レンタサイクルが体験できるなどアウトドアの拠点となっています。

○ 医療・福祉充実ゾーン
国保十和診療所やデイサービスセンターこいのぼり荘、地域福祉の拠点であるあったかふれあいセンターがあり、十和地域の住民の医療・福祉の拠点となっています。
昭和エリア

具体的な仕事内容

■地域内へ人が来てくれるきっかけづくりや賑わいを創り出す事業案等の企画・運営
・空き店舗の把握及びニーズ調査、活用や事業承継のマッチング
・地域内イベントのサポート、新たなイベント等の企画及び運営
・市街地へのチャレンジショップの立上げの支援
・関係者と連携しながら遊休施設や観光施設の活用の検討
・地元企業との連携により地域を盛り上げる取り組み
・国道沿いの植栽帯等を花いっぱいにする取り組み
・その他市街地を元気にする取り組み など

■地域情報の発信
・SNS等の情報発信ツールを活用した地域情報の発信
・地域内外でのイベント等を通じた地域情報の発信 など

※今回、募集する2名の地域おこし協力隊員には、十和地域の十川エリア・昭和エリアに分かれてメインとサブをそれぞれが担当し、2名の協力隊員で連携しながら活動していただくことを想定しています。

隊員のサポート体制

地域おこし協力隊は2009年から総務省が実施している制度です。四万十町では、2012年より地域おこし協力隊の募集を開始し、これまで79名を採用してきました。県内でも一位、二位を争う隊員数で、地域おこし協力隊の先進地でもあります。

現在、四万十町内で活動している現役隊員は18名、本募集の活動先である十和地域で活動している現役隊員は5名です。以下のとおり、様々な分野で活動しています。各々で取り組んでいるミッションは異なりますが、共通する業務がある場合は、隊員同士で声をかけあい、協力しながら活動しています。

また、十和地域の協力隊OBには、農業経営者になった方や、協力隊任務であった鍛冶屋見習いを経て後継者になって頑張っている方もいます。 このように歴代の隊員による活動実績があることから、町内では「地域おこし協力隊」という存在がしっかりと認知されています。そのため、町全体として、隊員の活動を理解し、温かく受け入れてくれる雰囲気があります。

■十和地域で活動する現役隊員のミッション
・十和地区の地域振興(1名)
・産業づくり支援(1名)
・山間地の地域営農支援の推進(1名)
・四万十流域プロジェクト及び地域資源を活用した産業づくり支援(1名)
・三島キャンプ場の運営サポート・体験プログラム開発(1名)
十和地区現役隊員
十和地域で活動する現役隊員
協力隊OB
協力隊OBの菊池祐さん

任期後の道

・十和地域の空き店舗等を活用した起業や事業承継
・四万十町内の事業所への就職

ここがポイント

○ 移住者が多く、プレーヤーが多い!
十和地域は、四万十町内でも移住者が多いエリアです。実際に、移住者が旧小学校を活用しカフェを営業したり、道の駅や福祉施設等に就職して活躍したりしている事例があります。
また、十和地域には、四万十町産のお茶や栗を使った人気商品を育て、全国に広めている地域商社「株式会社四万十ドラマ」の他、地元のおかみさんたちが集まり、直販所「十和の台所」の運営や特産品を使った商品開発・販売、お弁当の販売等を行っている「株式会社十和おかみさん市」等があります。地域を元気づけるために、精力的に活動しているプレーヤーが多いため、地域おこし協力隊として活動される際はとても心強いと思います。
十和おかみさん市
十和おかみさん市のみなさん


○ 地域資源が豊富!
十和地域には、四万十川、こいのぼり公園、キャンプやジップライン・ラフティングなどの観光拠点等の豊富な地域資源があります。少子高齢化が進み、統廃合による学校の跡地や商店街の空き店舗等が増えていますが、これらも貴重な地域資源の一つです。これらの施設の利活用と、あなたがやりたい事を掛け合わせた新しい取り組みを実現するチャンスです!
昭和ふるさと交流センター
来年度から再整備の検討に入る
昭和ふるさと交流センター
旧昭和中学校
活用検討中の旧昭和中学校

こいのぼりの川渡し(こいのぼり公園)
※この公園の積極的活用も地域課題の一つ

こんな方にオススメ

・地域に入り込んでアグレッシブに活動したい方
・田舎で自分のお店を持ちたい方
・学校跡地等を活用して何か新しい事がしたい方

四万十町ってこんなところ

四万十町は、日本最後の清流四万十川がその中心を流れ、原生林が点在する緑濃い山々、仁井田米に代表される肥沃な田園が広がる高南台地、東西約3kmに及ぶ美しい白砂青松の渚など、山・川・海の豊かな自然に包まれた町です。
町内には、JR土讃線・予土線、土佐くろしお鉄道中村宿毛線の結節点があり、高知自動車道四万十町中央ICを有するなど県内外からの移動にも便利なところです。

今回、協力隊の募集をする十和地域は、愛媛県に隣接し、先の町村合併までは幡多郡域にあったことから伊予文化と幡多文化も融合された多様性あふれる住民性をもつ地域です。 地理的には、町の中心部から約40km四万十川を降下したところにあり、川幅が広がり流量が豊富になることから川漁や体験型観光等が盛んで、二次医療や買回品の購入には愛媛県宇和島市等を利用する方が多いのも特徴です。
また、四万十町は、町全域を対象にケーブルネットワーク網を整備しており、町内のどこに住んでいても高速インターネットを利用することもできます。
四万十町風景

勤務条件・待遇等

◉募集人員 2名 (内、1名は決定しました)

◉勤務地 十和地域(十川、昭和エリア)内

◉勤務日数及び勤務時間
勤務時間は原則月 124 時間とし、始終業時刻は主管課で指定します。

◉雇用形態及び期間
四万十町が雇用します。 なお、雇用の期間は、着任日から最長で 3 年間とします。ただし、単年度契約とし、その契約の時点で勤務条件を変更する場合があります。

◉報酬
月額 166,000円
※着任2年目以降は増額(2年目:186,000円 3年目:206,000円)

◉待遇・福利厚生
活動期間中の住居(無償貸与)と、活動に必要な自動車及び備品等は町が用意します。 通勤手当、社会保険への加入、災害補償、休暇等のその他勤務条件等については、町が別に定める規則の任用、勤務条件等に関する規則によります。
なお、業務に支障がない場合の兼業は可能(届出必要)。

申込・お問合せ先

募集に関しての詳細や応募手続きに関してはこちら をご覧ください。

【申込・お問合せ先】
〒786-8501  高知県高岡郡四万十町琴平町16番17号 
四万十町役場にぎわい創出課(担当:小野川 稲井(おのがわ いない))
電話番号:0880-22-3281
メールアドレス:iju-40010@town.shimanto.lg.jp

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