「集落活動センター美良布」について
主な活動内容
①「にろうまいこ」部会
主に、美良布の特産品で土佐三大ブランド米の「韮生米(にろうまい)」に、香北町で採れた柚子や桜を添えた和菓子「かるかん」の商品企画から製造、販売を行っています。
この「かるかん」は、「香北町ならではのお土産を作りたい!」というメンバーの思いから生まれたそうです。訪問させていただいた日もちょうど、来春から放送されるNHK連続テレビ小説『あんぱん』にちなんだ「あんかるかん」の試作会議が行われていました。昨年、11月末にはプレ販売を行い、12月6日に「韮生の里」の直販所での販売が開始されました。店頭に並んでいるのを見つけたら、ぜひ召し上がってみてください。
また、地元のサツマイモで作ったスイートポテトの表面に、自家製味噌をコーティングした和×洋のスイーツ「ポテっト」も開発し、販売しています。この「ポテっト」は、「かるかん」を作る際に残った卵の黄身を使って作られています。これらのお菓子すべてが部会のメンバーであるおばちゃんたちの手づくりです♪
そのほか、「韮生米」をPRする活動や、地元の小学校で6次産業についての出前授業を行ったりもしています。
②「おしゃべり倶楽部」部会
野草茶の手摘みから販売を行っており、団体向けに手摘みやブレンドティー作りのワークショップも行っています。「かみめぐり(=香美市めぐり体験博)」という香美市主催の体験型観光イベントでは、30以上の体験プログラムの中から好きなものを体験できるイベントでは、「自分だけのオリジナルブレンドティー作り」というプログラムを実施したこともあります。ブレンドティ―作りは「やってみたい!」という声が大変多いそうで、現在は5名様以上の参加者を対象にこの体験プログラムを開催しています。
茶葉を手摘みした後の乾燥、焙煎、製品化まですべてが手作業。そのおかげで安全安心な茶葉を販売できるそうです。お土産として買って行った県外の方から、後日、電話でお問合せがあったこともあるとか。
私はこの日、桑の葉の野草茶を買って帰ったのですが、直販所では数えきれない種類の野草茶から選ぶことができるので、香りや風味を飲み比べたり、効能の違いなども楽しめますよ(^-^)
③「むすぶ」部会
3つの部会の中でも、最も若手のメンバーで構成されたこちらの部会では、メンバーが育てた柚子や青しそを使用した「和のハーブシロップ」という、お酒で割ってもとても美味しいシロップや、このシロップを使ったゼリー「さわやか大葉ちゃん」を開発、販売しています。 試作中の商品もあるようなので、これからの登場が楽しみです!
また、「集落活動センター美良布」の交流スペースと、周辺広場でこれまでに14回開催されてきたイベント「びらふマルシェ」を企画、運営しています。6年前に初開催した当時は、10ブースほどの出展であったのが、現在では35を超える出展があるそうです。10月のマルシェには私も子ども連れで訪れ、地元の方が作ったふわとろのお好み焼きや、香美市のお隣香南市の果樹園で収穫された「ヘベス」という柑橘類のジュースをいただきました。
ほかにも、県内の高校生によるジビエを使った食べ物の販売や、雑貨販売、ジャグリング体験などもありました。
また「むすぶ」部会では、「制服リユースプロジェクト」という、県内の学校の中古制服を回収・修繕し低価格で販売するという、全国でもまだあまり知られていないリユースの取組みを行っています。香北町内には不要となった制服を投函できるポストが3カ所設置されているそうです。
その他の活動
編集後記
3つの部会がそれぞれ楽しく、やりがいを感じながら活動している「集落活動センター美良布」。年代の異なるメンバーの存在が、新しい発想のスパイスにもなっているようです。元気な美良布地域は、地元が大好きな住民の皆さんが支えているのだと感じました。お問合せ先
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