【本山町】本山町で林業したい人集まれ!

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2026年2月21日(土)~23日(月)、本山町で「おためし協力隊ツアー」が開催され、現地の様子を取材してきました。山あいの暮らしや林業に関心のある方にオススメの地域です。ぜひご覧ください。
【本山町】本山町で林業したい人集まれ!

本山町はズバリこんなところ

高知県本山町は、四国の中央部、嶺北(れいほく)地方に位置する「空に近い棚田と、透き通る清流のまち」です。日本の原風景を守りつつ、モンベルがプロデュースする複合アウトドア拠点施設やおしゃれなカフェが共存する、自然豊かな田舎まちです。まずは、本山町の魅力や特徴をご紹介します。


1. 「お米日本一」に輝いた棚田
「お米日本一コンテスト」で二度の最優秀賞に輝いた「土佐天空の郷」は、本山町が誇るブランド米です。標高の高さを活かした昼夜の寒暖差と澄んだ水に育まれ、甘みと粘りが際立つ味わいが魅力。
炊き立てはもちろん、冷めても美味しさが続くお米です。

まちの象徴的な風景でもある「大石・吉延地区」の棚田は、思わず息をのむ美しさで、写真愛好家にも人気の壮大な景色が広がる棚田。特に田植え前後の水を張った田んぼの水鏡のような風景と秋の稲穂が黄金に輝く景色は必見です!

2. 水の透明度が桁違い「汗見川」
吉野川の支流である汗見川は、底の石がはっきり見えるほど透明度が高く、夏は最高の川遊びスポットになります。ラフティングやカヌー、シャワークライミングなどが楽しめ、地元の高校にはカヌー部、ラフティング部が設置されるなど、地域の自然環境を活かしたスポーツも盛んです。

毎年夏には、この清流沿いを走る「汗見川清流マラソン」が開催され、全国からランナーが集まる、まちの一大イベントになっています。

3. グルメの宝庫「幻の和牛」
食通の間で知られる希少な「土佐あかうし」は、全国の肉用牛のわずか0.1%(年間約500〜600頭)しか出荷されない“幻の和牛”です。

霜降りと赤身のバランスが絶妙で、肉本来の濃い旨味が魅力。本山町内のレストランや精肉店で味わえるので、訪れた際にはぜひ堪能してみてください。
「土佐あかうし」を扱う飲食店を巡るグルメスタンプラリー「土佐あかうし街道」に参加してみるのもおすすめです!

4.アウトドアと地域文化が融合する拠点
アウトドアブランド「モンベル」が手掛けるモンベルアウトドアヴィレッジ本山があり、コテージ宿泊やキャンプ、本格的なアクティビティなどを楽しめます。一方まちの中心部には古い商家や神社仏閣が残り、どこか懐かしく落ち着いた街並みが広がっています。
木材加工や山の手入れなど山の恵を大切にする暮らしが息づいている町です。

林業現場のリアルを直撃!

現在、林業振興ミッションを募集している本山町。この日は林業班が実際に活動する現場の見学をしてきました。

現場は、本山町市街地から約20分かけて、車一台がやっと通れるガードレールもない作業道を進んだ先にありました。途中、最近の雨で土砂崩れがあった現場を横目に現場に到着しました。

現場に到着すると、視界を遮るものが一切なく澄んだ空気と山々の稜線が限りなく拡がっていました。 先輩隊員に言わせると、これでもまだ勾配は緩いのだとか。実際に頂上に立って下を見てみると、想像以上の急峻な斜面に、足に力を入れていないと簡単に転がり落ちそうだと感じるほどでした。

現場に着いてまず目に入ったのは、山の中に点々と並ぶ大きな重機。驚くことに、これらの重機は会社所有のものではなく、隊員の師匠が個人で所有しているものだそうです。1台何千万とする重機を複数台所有することができるほど、本山町の林業にはしっかりとした収益性と環境が整っています。

しかし決して、誰もが簡単に稼げるわけではありません。

ツアーをアテンドしてくれた先輩協力隊員や師匠は口を揃えて「しっかりとした林業知識を身につけ、先人から受け継いできた技術を盗み、修行あるのみ」と話します。また林業の現場は常に危険と隣り合わせである一方で、安全管理が十分に行き届いていない場面もまだ残っているのが実情です。

まず木を伐採することで周りの人や建物を破壊するリスクがあります。また重機についても建設現場ほどの細かいマニュアルがないため、事故につながるケースもあるそうです。最近では異常気象による災害リスクも増加しています。このようなリスクを低減させる働きも今後の林業従事者には求められているそうです。一見、過酷そうに見える仕事ですが、先輩隊員の方が感じているやりがいについて尋ねてみると、「朝早く、澄んだ空気のなか仕事を始めて、昼に森の中で食べるお弁当が最高のご馳走なんです。」と話します。

澄んだ空気と空の近さ、聞こえるのは鳥のさえずりだけ。
そういった環境は同じ高知県にいても、味わうことのできない、林業ならではの魅力かもしれません。 また、勾配のきつい山肌での仕事で日々鍛えられ、先輩隊員は体重が10キロ落ちたと笑って話してくれました。

重機で伐採した木を積んでいく
重機で伐採した木を積んでいく
協力隊になると実際に活動する現場
協力隊になると実際に活動する現場

高知県の森林・林業の現状を知る

高知県は県土の約84%が森林に覆われており、森林率日本一の県として知られています。この数字は、世界有数の森林国であるフィンランド(約75%)をも上回る驚異的な割合です。そしてその森林の中で多くをスギが占めています。

高度経済成長期に、戦後の復興需要や住宅建設の急増を受け、日本全国でスギの拡大造林が急速に進められました。成長が早く加工しやすいスギは、木材需要の拡大に応える「有能な国産材」として重視され、天然林から人工林へと転換されて大量に植えられました。そして現在高度経済成長期に植えられた大量のスギが50年を迎え、木材利用の適齢期になっています しかしそのバトンを受け取る「手」が不足し、仕事はあるのに森林の管理ができず、伐採が進んでいないジレンマが全国的な問題となっています。
本山町は吉野川の源流域に位置し、美しい景観だけでなく、良質な木材を育む土壌があります。

ここで林業に携わることは、単なる労働ではなく、以下のような価値を生み出すことにつながります。

●環境の守り手 :適切な間伐や伐採を行うことで、土砂災害を防ぎ、豊かな水を下流へと届けます。

●地域経済の循環:未利用材のバイオマス活用や、付加価値の高いブランド材の創出など、
         新しいビジネスの可能性が広がっています。

●伝統の継承  :先人が50年かけて育てた想いを、次の50年へとつなぐロマンがあります。

本山の未来を熱く語る先輩隊員
本山の未来を熱く語る先輩隊員
先輩隊員から林業の魅力を聞く
先輩隊員から林業の魅力を聞く

森をデータと最新技術で守る「林業振興ミッション」募集中!

林業の転換期を迎えてきている今、次世代の林業の担い手には次のような役割が期待されています。
林業への関心に加え、これからの時代を担う「新しい視点」をもった方を求めています!


●デジタル活用  : ドローンやICTを用いたスマート林業の導入による効率化。

●情報発信    : 「山に関わる暮らし」の魅力をSNS等で発信し、さらなるファンを増やすこと。

●コミュニティ形成: 地元のベテラン林業者と、移住者をつなぐネットワーク作り。


林業に加え、上記キーワードに関心がある方は、本山町の林業を次の世代へと引き継ぐ仲間がお待ちしています。
➡募集の詳細はこちら



ご応募・お問合せ

本山町役場 まちづくり推進課 産業振興班
〒781-3692 高知県長岡郡本山町本山636
電話   :0887-76-3916
ファックス:0887-76-2943

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