移住者インタビュー

ふるさとの老舗自転車屋を継ぐために独立開業にチャレンジ!

  • 掲載日:2014.10.09
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森 嘉太郎さん

  • 出身地:土佐清水市
  • 現住所:土佐清水市
  • 移住年:2010年10月
  • 職業:「森自転車店」店長

―高知に移住したきっかけと経緯

実家が土佐清水で今年創業92年になる自転車屋で、私はそこの4代目になります。

熊本の大学で航空整備関係の学科を出て、愛知でカーエアコンの設計や開発試験の仕事をしていました。やはり実家が自転車屋で、小さいころから父が修理している姿を目にしていたためか、昔からものを作ることが好きでしたね。

私のいた(愛知の)熱田は食べ物がおいしくて、人が少なくて、蒸し暑くて、高知にどこか似ていました。

しかし、元々サラリーマンが好きじゃなかったことと、元々土佐清水がすごく好きで、いつかは帰って跡を継ぐ、という思いが徐々に高まり、結局退職して土佐清水に帰ってきました。

―実際高知に来て思うこと(移住前の生活とくらべての感想)

元々土佐清水の海や川がとても好きだったので、やはり自分は土佐清水が好きなんだな、と帰ってきて実感しました。

―移住を実行する際に苦労したこと、やってみてよかったこと

仕事のことは不安でしたね。帰ってくる前に、親には「帰って来なくてもいい」といわれていました。仕事がないから、と。

で、実際に帰ってくるとやっぱり仕事がないんですね。

実家の森自転車の創業当時、つまり1922年(大正11年)には土佐清水も25,000人くらいの人口がありましたが、今は15,000人に減少しました。

実家はいわゆるママチャリを主体に販売し、出張修理を行っています。土佐清水という土地は坂が多くて元々あまり自転車に向いた土地ではないこともあり、実家にいても忙しいわけでもなく、さてどうしようかと思っていました。

―チャレンジショップ出店の経緯とその魅力

ある日、たまたま土佐清水のお店に寄ってくれた四万十市の天神橋商店街の布団やさん「寝装の太田」の方が、四万十市のチャレンジショップの存在を教えてくれました。

そして2012年9月から2013年9月の一年間、チャレンジショップに出店しました。その後、チャレンジショップのある天神橋商店街の中で独立して店舗を構え、現在スポーツ自転車の販売と出張修理を行っています。

チャレンジショップ制度は、出店のコストも安く、様々なバックアップがあり、ありがたかったですね。スポーツ自転車を扱っている店舗が四国では西は宇和島市、東は高知市までないこともあり、お店の雰囲気や扱う品物など独自性をだせば、四万十市は商圏が広いといえます。私のケースでは、遠いところで愛媛の愛南町や宿毛や土佐清水など、かなり広範囲からお客さんが来てくれます。

店を持つことを考えている方は、出店料が安いので、チャレンジショップ制度をがんがん使って挑戦してみるといいと思います。期間中に知り合いや固定のお客さんもできますし、バックアップもしっかりしていますので。

また、私は独立する際に、商店街の中でなくとも構わないとも思っていたのですが、商店街の方が探してきてくれて、今のところに決めました。商店街は仲間意識が強く、協力的なので、商店街に入ってよかったと思います。

―高知で働く魅力は?

高知はやはり海がきれいですね。あと人があったかいです。

愛知にいたとき、Amazonを見ていて、ふと「これ土佐清水でもできるな」と思ったんですね。私は買い物にはこだわりませんから。そういう面ではネットさえあれば都会も田舎も変わらないと思います。好きなことにチャレンジして仕事し続けることは大変ですが、自分の好きな場所できれいな景色を見ながら暮らすことも可能だと思います。

―これからについて(どういう風に暮らしていきたいか)

まずはこの中村(四万十市)で定着していきたいですね。

それからゆくゆくは高知市にも出店したいと考えています。高知市には、自転車屋も格段に多いですし、ロード系の自転車を扱っているお店も4店舗くらいあります。しかし私は扱う種類を変えて、例えば電気自転車専門店などで挑戦してみたいと考えています。

そして最後にはやっぱり土佐清水に戻って、家を継ぎたいですね。

―移住検討者へのメッセージ

高知の人はまさに「高知家」のフレーズのように、人とのつながりを大事する人が多いです。

自分が家族みたいに接していると、家族のように接してくれる県民性がありますので、どれだけ自分から地元に入っていけるかが大事になってきます。近所のおばちゃんにどんどん顔出ししてとけこんでいくとか、自分から積極的にはいっていくことですね。一匹狼のようにしていると孤立してしまいます。

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