ミッション
主に以下の2つの業務に携わっていただきます。
①中土佐町を題材としたオリジナル作品の制作
…中土佐町を舞台に、小説・漫画・コミックエッセイなどの一次創作に取り組んでいただきます。
作品のテーマは自由です。
<例>
・漁師町の朝の風景
・商店街の人々の営み
・山と海の近さが生む暮らし
・高齢者の知恵や若者の挑戦
・季節に息づく祭りや伝統文化
など、まちの景色や日常がすべて物語の素材になります。
日常の中であなたが感じたことを、あなたの方法で物語にしてください。
②町の広報誌「広報なかとさ」制作サポート
…住民に最も読まれている広報誌の制作に関わっていただきます。
<具体的な業務内容>
・月数件のインタビュー(移住者、漁師、農家、子育て世帯など)
・地域の祭り、行事の取材
・広報係との打ち合わせ
・記事執筆、写真撮影
・広報紙のレイアウト案作成
・次号企画の立案
ここがポイント!
●地域密着で人脈が広がる
漁師や商店街の方、子育て世帯など多様な地域の人々と深く関わることができるミッションです。取材や編集を通じて築いた関係性は、作品制作や3年後の定住・独立につながります。
●他にはないユニーク&クリエイティブな新ミッション
町を舞台にした小説や漫画の制作と、広報誌の制作サポートを両立。地域のリアルを題材に、自分の表現力を最大限に活かせる、新しいタイプのミッションです。
●協力隊OBがメンターとしてサポート
中土佐町では、iijima studio代表/地域おこし協力隊OB 飯島賢さんが隊員をサポート。月1回の面談で、仕事のことだけでなく、生活面や移住後の不安まで幅広く相談できます。
3年間の活動の流れ
● 1年目:作品づくりのベースとなる情報収集・関係構築のフェーズ
広報紙「広報なかとさ」に関する取材を通じて、住民と深く関わり、関係性を築く。
・地域行事や漁港・商店街など現場での取材
・取材内容をもとに広報誌を制作
・地域の文化や生活を理解する
● 2年目:スキルを活かし、創作へ踏み出すフェーズ
1年目に築いた地域との関係性・理解を活かし、オリジナル作品の創作に向けてさらに活動を加速。
・広報誌での執筆機会が増え、表現の幅が広がる
・隊員のスキルを活かした冊子等の作品制作
・文章を活かしたPR企画への参画
● 3年目:オリジナル作品の創作に本腰を入れるフェーズ
・小説や漫画などの創作に本格的に取り組む
・独立や定住へ向けたキャリアプランの具体化
任期終了後の道
例えば、以下のような道が考えられます。
・地域に根ざした作家・漫画家として独立
・地域メディア・役場・観光協会などの編集者として就職
・中土佐町を拠点にしつつ、フリーランスのクリエイターとして全国や都市部でも活動
・地域を舞台にしたワークショップやクリエイター向け滞在事業で起業
●募集要件①年齢満20歳以上50歳未満
②3大都市圏をはじめとする都市地域等※¹から中土佐町内に住民票を異動※²できる者
③普通自動車運転免許(AT限定可)を取得(採用までに取得見込みも可)している者
④パソコン(Word・Excelなど)による書類作成が可能な者
⑤他地域に向けて、電子媒体等で地域の活動や体験など、情報発信を行える者
⑥心身ともに健康で誠実に職務を行うことができる者
⑦他地域住民と積極的にコミュニケーションを図ることができる者
⑧地域おこし協力隊としての活動期間終了後も中土佐町に定住し、就業・企業する意欲がある者
⑨地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない者
※¹.詳細な対象地域については、お問合せください。
※².住民票の異動は採用の内定後に行ってください。
それ以前に異動すると内定を取消す場合があります。
●勤務時間等週5日(9:30~17:30、うち昼休憩12:00~13:00)
※勤務日数は応相談可
●雇用形態及び期間①中土佐町の会計年度任用職員(地方公務員法第22条の2第1項第1号)として中土佐町長が委嘱します。
②任用日から当該年度の末日までとし、年度単位の更新とします。
③次年度以降の委嘱に関しては双方協議のうえ決定します。活動意欲又は活動実績により、任用日から最長3年まで延長可能です。
④地域おこし協力隊としてふさわしくないと判断した場合は、雇用期間中であってもその職を解くことができるものとします。
●報酬等月額:165,741円~208,735円(給与は職務経験を加味して決定します)
※賞与(年2回)、時間外手当を支給します。
●待遇社会保険:健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険
勤務開始:随時対応
福利厚生:地域おこし協力隊任期中は家賃補助あり
※ 着任は令和8年4月以降となり、新年度予算の成立後に正式に委嘱が決定することとなります。
高知県が誇る漫画家・青柳裕介先生の名作「土佐の一本釣り」の舞台として知られる中土佐町。
カツオを愛する県民からは「カツオの聖地」として親しまれ、連載終了から約40年が経った今でも、多くのファンが町を訪れています。
しかし、昭和・平成・令和と時代が移り変わる中で、町の景色も暮らしも少しずつ姿を変えてきました。最近では、「土佐の一本釣り」を知らないという世代も増えています。
だからこそ、
”未来に向けて中土佐町を代表するコンテンツを新たに作りたい。”
”小説を編む人や漫画を描く人が、今、この町の物語を綴るとどんな作品が生まれるのだろう。”
そんな想いが、今回の地域おこし協力隊募集の原点です。