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\mission!/地元で人気のラーメン店、「豚太郎」須崎店を継業し地域に貢献せよ!!
ひとことで言うとこんな仕事
・ご当地ラーメンの人気店「豚太郎」を継業しよう!
・「鍋焼きラーメン」の街で、鍋焼きを出さずに人気を博している名店!
・未経験者でも伴走支援してくれるので、充実した独自メニューを引継げる!
・ラーメン店の設備機材完備◇居抜物件!

ミッション
地域創生 × 事業承継 × 自己実現・起業・チャレンジ!
高知県民に「よく行くラーメン店は?」と質問すると、多くの方がこう答えるはずだ。
「地元にある豚太郎!」
県民で知らない人がほぼいないぐらい有名なチェーン店で、豚太郎本部のHPによると、現在県内で17店舗が営業している。
豚太郎はチェーン店でありながら、店のメニューは店舗ごとに大きく異なる。「しお、しょうゆ、みそ」の三つのラーメンとギョウザだけが共通で、あとは各店舗が自由にメニューを考案するという形式だ。
ニラ豚や唐揚げ、焼肉定食などラーメン以外のメニューが充実している店もあれば、ラーメンと炒飯、ギョウザなどのセットが豊富な店、量が「半端ない」店など、店舗によって全然違う品揃えになっている。だから、「あのメニューを食べたい」と思ったら、その店に行くしかない。他の豚太郎では味わえないことも多々あるのだ。
今回の主人公、「豚太郎」須崎店も、他店では味わえないメニューを幾つも持っている地元の人気店。店主の梶原剛(つよし)さん(56)が、35歳の時に脱サラして、前店主から豚太郎を引き継いだ。
「全国規模の金融関係の仕事に就いていたんですが、転勤が多く、脱サラしてラーメン店をやろうと考えていました。その時に、この店の引継ぎの話があり素人同然で飛び込んだんです」
給料なしで店に入り、前店主から特訓を受け、味を引き継いだ。従業員も残ってくれたので、色々と教えてもらいながら、軌道に乗せていった。
引継いだ味を大事にしたのはもちろんだが、自身でも独自メニューを沢山開発した。全メニューの半分以上は梶原さんになってからの新メニュー。「うめラーメン」や「汁無し担々麺」などは、梶原さんの代になってからラインナップに加わった。
ラーメン以外のサイドメニューも豊富。30種類以上がお品書きに書かれており、その多くは梶原さんが始めたものだ。メニュー以外での客寄せの工夫も行った。ユニークなのは、綿菓子を作る機械が店内に設置されていることだ。来店する子供たちに無料で作らせてあげているという。
「綿菓子デビューはうちの店、という須崎の子供は多いんですよ」と笑う。
受け継がれた豚太郎の味に、独自メニューが加わり、さらにお客さんの気持ちに寄り添った経営が評判を呼び、地元客を中心に今も多くの客が訪れる人気店となっている。
ところが、五十代半ばを過ぎ、長年の無理がたたって、手首や肘が悲鳴を上げてきた。また、店の休日に手掛けていた不動産事業の規模が徐々に大きくなり、時間が足らなくなってきた。「体調面もしんどくて、二足の草鞋を履く事が難しい状況になりました。かといって、急に閉めてしまうのは可愛がってくれている地元の皆さんに申し訳ない。だから、昔の私のように誰かに引き継いでもらいたいんです」
豚太郎の名前や味にこだわらず、ラーメン店の箱だけを受け継ぐという形式でも相談に乗るそうだが、「豚太郎」は高知県内でトップレベルの知名度を誇るだけに、須崎店をそのまま引き継ぐ形式の方が成功率は高そう。継業者が希望すれば、自分がしてもらったように、伴走して味を伝えるという。
須崎市は、全国的に有名なB級グルメ、「鍋焼きラーメン」の街であり、ラーメン文化の浸透率は高い。「鍋焼き」ではなく、「豚太郎」で市民に愛されている店を承継して、さらに飛躍させる。麺をゆでるお湯に負けない熱い志を持ち、前向きに走る若い力が求められている
・事業内容: ラーメン店「豚太郎」須崎店の経営
・引継場所: 高知県須崎市西糺町16-7
・引継条件: 相談の上決定いたします
・引継詳細: 店舗(建物1F・賃貸108㎡)、駐車場(12台収容)、業務用冷蔵庫、エアコン機器
他調理機材一式、顧客・取引先、地元での知名度、など
求める人物像
・須崎市へUターン・Iターンを検討している方
・自然豊かな土地でラーメン店の開業を目指す方
・飲食業を通して、地域経済の活性化にチャレンジしたい方
・地域のコミュニティを大切にし、人との繋がりを楽しめる方
・現事業主の理念を理解し、事業を承継できる方、革新的なアイデアをお持ちの方


ここがポイント!
■初期投資が低額で人気のラーメン店を継業できる!
「豚太郎」と言えば、県内で知らない人はほぼいない知名度のあるチェーン店。それぞれの店が独自路線で頑張っているが、須崎店も豊富なメニューと味が顧客の支持を得ている人気店。その味や知名度、店の設備一式などをすべて引き継げるのは大きな魅力!
■経験があまりなくても、現経営者が伴走支援してくれるので大丈夫!
現オーナーもほぼ未経験で、「豚太郎」の経営に飛び込んだという。その際に、前経営者が伴走支援してくれたので、今回も希望があれば、同じように支援してくれる。!
■交通の要衝に立地し駐車場も広い。近くに大規模施設の計画も!
「豚太郎」須崎店は交通の要衝に立地しており、入込客は来やすい環境。駐車場も12台収容とかなり広めで車での来店客は快適。また、すぐ近くに須崎市が大規模な公共施設(図書館などの複合施設)を計画しており、将来の集客が期待できる!
継業への取り組みについて
「地元のためにお店を続けたいが後継者がいない」
「高齢になってしまって事業継続が難しい」
地域の生活を支えてきた中小企業や商店では、こういった理由から、事業縮小や廃業を余儀なくされるケースが後を絶ちません。 一方で、働き方が多様化する今、県外からのUターン者や移住者が過疎地域に住まい、ゼロから起業をするより圧倒的にコストが抑えられる、”なりわい”を活かした「事業承継」や「継業」といった働き方がひそかに注目を集めています。店舗そのものや機材設備などの初期費用一式を抑えられるほか、一定の顧客や販路、技術までもそのまま引き継げるとして、地方暮らしを目指す若者や移住者にとって新たなビジネスチャンスといえます。
「事業承継」「継業」とは、地域で生まれた”なりわい”を引き継ぎつつ、第三者の新たな感性と価値観でそのものの価値を見出し、再活性化して、地域で継続できるなりわいを営むことです。
オーナー 梶原さん へのインタビュー
———— どんな経緯で今の店を始めたんですか?
三十代半ばのころに、家族ともども、転勤生活が嫌になって脱サラを考えていたんです。「ラーメン店」がいいとぼんやり思っていた時に、今の店の継業の話があり、思い切って飛び込みました。ほぼ未経験だったんですが、前店主の元で無給で修業を受け、味を引き継ぎました。継業される方が希望するなら、同じように伴走支援します。
———— 店の経営で何か思い出はありますか?
新しいメニューを開発して、それがSNSで発信されてメディアの取材が来た時はうれしかったですね。私は新メニューを積極的に取り入れてきましたから、それが認められるのはやはり一番心に刺さります。
———— 継業される方にアドバイスがあれば
高知県全体がそうなんですが、人口は減少しているので、決して上向きなマーケットではないです。その点を自覚したうえで経営してほしいですね。さらに、身体が資本なので、健康には絶対に気をつけること。休んでしまったら、売り上げはゼロになりますからね。また、家庭を最優先で仕事した方がいいです。この点は、私ができなかったので、自戒も込めてですけど。
ご応募・お問い合わせ
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◆応募申込み・引継ぎ内容のお問い合わせ◆高知県事業承継・引継ぎ支援センター
〒780-0870 高知県高知市本町4丁目1-32こうち勤労センター4階
担当: 谷、野本 あて
TEL: 088-802-6002
サイト:
https://www.kochi-hikitsugi.go.jp/※後継者人材バンクへのご登録はホームページから。

※この記事は、2025年09月10日時点の情報を掲載しています。
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