多様な働き方

【須崎市】急募!鍋焼きラーメン&居酒屋『ラーメン処 ぼっちり』の継業・後継者募集 ◇ 老舗の有名店を引き継ぐ

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\mission!/創業約50年、須崎市民の心のよりどころ ◇ 長きにわたり親しまれる人気店を承継!
【須崎市】急募!鍋焼きラーメン&居酒屋『ラーメン処 ぼっちり』の継業・後継者募集 ◇ 老舗の有名店を引き継ぐ

ひとことで言うとこんな仕事

・須崎市名物、鍋焼きラーメンの老舗『ぼっちり』を引き継ぐ
・常連客多数の人気店。後継者不在による閉店の危機を救い、顧客の声に応える!
・居抜物件 ◇ 業務用冷蔵庫、コンロなど厨房設備完備
・地元名物の味を引き継ぎ、地域の活性化に貢献!

ミッション

 地域創生 × 事業承継 × 自己実現・起業・チャレンジ!

 須崎市のご当地グルメ、鍋焼きラーメン。その人気店として知られるのが『ラーメン処 ぼっちり』です。店主は、この道50年の山﨑 章美さん。50年前に須崎市内にレストランを開き、数年後、小料理屋『ぼっちり』をオープンしました。
 
 鍋焼きラーメンを提供するようになったのは24年ほど前。須崎市が鍋焼きラーメンの普及活動を行い、同店でもオリジナルのラーメンメニューを取り入れました。以降は、鍋焼きラーメン店として、夜は居酒屋として繁盛。今でも多い時は1日約150人が来店するほどで、人気は全く衰えていません。

 しかし山﨑さんもパート従業員もご高齢となり、今春、業歴50年を区切りに引退を考えています。後継者はおらず、このままでは地元に愛され続けてきた味、地域住民の心のよりどころだった店そのものがなくなってしまいます。

 そこでこの度、大切な店を承継し地域の声に応えてくださる方を募集することになりました。須崎名物の味を引き継ぎ、飲食店経営の夢を叶えませんか。やる気のある方のご応募をお待ちしています。


・事業内容: 飲食業(鍋焼きラーメン、居酒屋、和食料理など)
・引継場所: 須崎市緑町9-81「ラーメン処 ぼっちり」
・引継条件: 相談の上決定いたします
・引継詳細: 建物(40坪ほど)、土地・駐車場(賃貸)、業務用冷蔵庫など厨房設備一式、顧客・取引先、地元での知名度など

求める人物像

・須崎市へのUターン・Iターンを検討している方
・須崎市内で飲食店の開業を目指す方
・事業主の理念を理解し、活用のアイデアをお持ちの方
・地域のコミュニティを大切にし、自然や人とのつながりを楽しめる方

ここがポイント!

■地元名物のご当地グルメ「鍋焼きラーメン」の有名店!
  『ぼっちり』は、今や全国区になった須崎名物「鍋焼きラーメン」の老舗です。手間暇かけて手作りする鶏がら醤油のスープが絶品!さらに、豚キャベツやピリ辛チーズ、夏限定の冷麺など、オリジナルメニューが人気で、「店がなくなったら困る」という顧客が多くいらっしゃいます。地域の大切な資源といっても過言ではない店を引き継ぎ、通い続ける常連客の声に応えませんか。

■須崎市の街なかに立地、昼夜を問わず繁盛する店を目指す
  店は交通アクセスの便利な市の街なかに建ち、地元住民をはじめ、観光客も多く訪れます。昼は数種類ある鍋焼きラーメンが大人気。また須崎は魚がおいしい地域であり、夜は居酒屋として飲みに訪れる人、また飲んだあとのしめのラーメンを食べに訪れる人が多くおられます。業務用冷蔵庫やガス台など全ての設備はそのまま使えるので、初期投資の必要がありません。昼夜を問わず来客が絶えない飲食店をすぐに経営できます。

■オリジナルメニューを伝授いただき、地域活性化に貢献
 店の自慢は味だけではありません。地元での知名度や、数多くの馴染みのお客様も宝物。店主の山﨑さんは、「お客様を大事にしてくださる人に譲りたい。常連さんがたくさんいらっしゃいますから、引き継いでくださる方におつなぎします」と話します。また地元の常連客だけでなく、鍋焼きラーメンは他県から訪れる観光客にも人気。ご当地グルメの飲食店として、地域活性化、地域創生にチャレンジできます。

継業への取り組みについて

「地元のためにお店を続けたいが後継者がいない」
「高齢になってしまって事業継続が難しい」

 地域の生活を支えてきた中小企業や商店では、こういった理由から、事業縮小や廃業を余儀なくされるケースが後を絶ちません。 一方で、働き方が多様化する今、県外からのUターン者や移住者が過疎地域に住まい、ゼロから起業をするより圧倒的にコストが抑えられる、”なりわい”を活かした「事業承継」や「継業」といった働き方がひそかに注目を集めています。店舗そのものや機材設備などの初期費用一式を抑えられるほか、一定の顧客や販路、技術までもそのまま引き継げるとして、地方暮らしを目指す若者や移住者にとって新たなビジネスチャンスといえます。
 「事業承継」「継業」とは、地域で生まれた”なりわい”を引き継ぎつつ、第三者の新たな感性と価値観でそのものの価値を見出し、再活性化して、地域で継続できるなりわいを営むことです。

店主 山﨑 章美さんにインタビュー

———— これまでのあゆみをお聞かせください。
 50年前、ここからほど近い場所でレストランをオープンし、その7年後くらいに『ぼっちり』を開業しました。そして2001年頃、須崎市が鍋焼きラーメンを盛り上げようと活動するようになって、うちでも鍋焼きラーメンをお出しするようになりました。

———— ラーメンの特徴はなんでしょうか。
 スープは寸胴鍋で長時間コトコト煮出して、丁寧に丁寧に作っています。あと、鍋焼きラーメンはスープが親鳥の鶏がら醤油ベースであること以外に、具材はねぎ、生卵、ちくわであることなど定義があります。ただうちはよそとは違うことをしたくて、オリジナルのメニューをいろいろお出ししています。中でも夏限定の鍋冷麺は人気があって、これだけを食べに週3回ほど来てくださる方もおられましたよ。

———— 常連さんが多くいらっしゃったのですね。
 はい、たくさんの方が長く通ってくださっています。そうしたお客様に本当にお世話になりました。皆さん、うわべだけのお付き合いではなくて親切にしてくださって。「辞めたらいかんよ」と心配してくださるのですが、私としては50年を機に引退を考えています。

———— パート従業員さんも長くお勤めと伺いました。
 現在7人で店をやっていますが、みんな30年、35年と長く勤めています。私にとっては家族や姉妹みたいなものですね。これまで一緒に店を作り上げてきたという感じです。人手があれば店を続けることが可能ですが、パートの多くが70代でやはり引退を考えています。今と同じ状況ですと3人は人手が必要なので、やる気のある若い方がいれば店をお譲りしたいです。

———— 一番忙しいのはいつでしょうか。
 週末、特に日曜日が一番忙しいです。それからゴールデンウィークやお盆も混み合います。多い時は、1日150人くらいいらっしゃいます。

———— 須崎名物のお刺身のほか、夜はほろ酔いセットも人気だそうですね。
 須崎はお魚がおいしいですから。夜のほろ酔いセットは、おつまみ三品と刺身、小鉢にビール一杯で、ずっと変わらず1,000円でお出ししてきました。赤字ですけど、お客様が喜んでくださるとうれしいんですよ。おかずは日替わりで、週に何回も通ってくださる方がいました。

———— 奥様の気さくで明るいお人柄も人気の理由だったのではないでしょうか。
 いえいえ、誰とでも仲良くしてしまう性分なんですよ(笑)。7年ほど前までは板前さんがいて、夜は私が接客を担当していました。お客さんと一緒に飲んだりお話ししたり、楽しかったですね。

———— お客様を大事にしてこられたのですね。
 そうですね。お客様には感謝の気持ちでいっぱいです。その気持ちを込めて、これまで誠心誠意、料理をお出ししてきました。同じように、お客様をうんと大事にしてくださる方に店を引き継いでいただきたいです。

———— 継いでくださる方には、レシピも教えてくださるそうですね。
 もちろん協力しますし、大事なお客様もおつなぎします。店はある程度知名度があるかもしれませんが、店名はこだわっていませんし、料理も鍋焼きラーメンに特化しても構いません。独立を考えている飲食業の方や、飲食業への参入を考えておられる異業種の方など、興味のある方のご応募をお待ちしています。

ご応募・お問い合わせ

まずは、電話又はメールで「高知家で暮らすで募集情報を見た」旨、ご連絡下さい。

◆応募申込み・引継ぎ内容のお問い合わせ◆
高知県事業承継・引継ぎ支援センター
〒780-0870 高知県高知市本町4丁目1-32こうち勤労センター4階
担当: 野﨑あて
TEL: 088-802-6002
サイト: https://www.kochi-hikitsugi.go.jp/
※後継者人材バンクへのご登録はホームページから。

事業承継

※この記事は、2025年01月21日時点の情報を掲載しています。

記事に関するご感想、ご質問は移住コンシェルジュまでお気軽にお寄せください。




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