【 活動のサポート体制 】
(1)現地サポーター
活動のサポートをしてくれているのは、嶺北地域の広域的な森林管理組織である一般財団法人もりとみず基金の職員、立川真悟さんです。
立川さんは、元地域おこし協力隊(林業振興)でもあります。また地域おこし協力隊卒隊後は、役場に入り林務担当として本山町の森林ビジョン(後述)の策定や新規事業の考案、地域おこし協力隊の育成などに携わってきました。
もりとみず基金でも、地域おこし協力隊の育成業務を担っています。協力隊の先輩という身近な立場として、また本山町の森林をよく知る方として、様々な相談に乗りながら活動全般の支援を行っています。
(2)外部サポーター
外部サポーターとして、フォレスターズ合同会社に協力をしてもらっています。
フォレスターズ合同会社は、全国各地で森林総合監理士として活躍する林業技術者が集まった組織で、全国の市町村行政のサポートや地域の専門技術者の育成支援を行っています。
より専門的な知見や全国的な動向を、実際に森林総合監理士として活動する技術者から定期的に学ぶことで、広い視点での森林管理を実践する地域フォレスターとしてレベルアップすることができます。
フォレスターズ合同会社 小森胤樹さん
(3)先輩協力隊員
現在、地域フォレスター1期生として石川友博さんが活動しています。令和6年度現在、2年目になります。
石川さんは、東京で建設会社を経営していましたが、本山町の地域フォレスターの取組みに興味を持ち心機一転、本山町に移住しました。
地域おこし協力隊の活動の中では、研修などを通して森林・林業について勉強を進めながら、積極的に県外への出張も行い、地域内外の様々な方とのつながりを作っています。
また、協力隊活動以外の副業として、住んでいる家の大家さんのツテで林業の現場作業にも携わっています。現場作業からの経験と地域フォレスターとしての学びを通して、卒隊後に実施していきたい事業を検討しています。
現地サポーター、外部サポータ―からの活動支援を受けつつ、先輩隊員の石川さんと一緒に活動を進めていくことになります。
こんな方におススメ
・現場作業とは異なる形で、森に関わる仕事がしたい
・自然保全や経営、ITやデザインといった自分の得意な分野を活かしたい
・森林を核とした地域づくりを実践したい
・新たなムーブメントが出てきている地域の取組みに関わりたい