多様な働き方
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「Ayam(アヤム)」はインドネシア語で「ニワトリ」の意味。
高知の地鶏「土佐ジロー」の卵を使ったフードとスイーツを提供し、ペット用のニワトリ「プチコッコ」と触れ合える、国内初のニワトリカフェとして、全国のメディアに取り上げられました。
日本三大鍾乳洞である「龍河洞」の入り口に位置しており、週末やゴールデンウィーク、夏休みは県内外から訪れる観光客でにぎわいます。ご主人が育てた安心安全な土佐ジローの高級卵を贅沢に使ったお料理と、奥様が作るカヌレや大月町の苺を使ったかき氷「苺氷り」が人気を博し、オープン1年目から行列ができる人気店に!
しかしながら、2020年新型コロナ感染症拡大の影響を受け、龍河洞への来訪者は激減。周辺店舗も、お店を開けられない日が続いたことと、その間に新しい家族が生まれたことをきっかけに、一度ライフワークバランスを見直すことに。
「ここは出会い、地域資源、チャンスに恵まれた素晴らしい場所!」そう力強く語る白鳥さんからは、まだまだやりたかったという、お店と観光事業への情熱を感じます。
白鳥さんの想いを引き継ぎ、龍河洞エリアの観光振興のために。また高知県の地域経済活性化のために。この場所で、飲食店を開業して下さる方に出会いたいと願っています。意欲のある方のご応募をお待ちしております!
■2019年リニューアルオープン!高知の観光スポット「新・龍河洞」が再始動!
龍河洞は、国の天然記念物及び史跡に指定されている1億7500万年前の鍾乳洞で、博物館や珍鳥センター、土産店などの商店街を併設する複合的な観光スポット。1970年代には年間約100万人の観光客が訪れた高知県の一大観光地でしたが、近年では年間約10万人程度を推移していました。
そんな中、2016年から関係者や地域住民、県、市による「龍河洞エリア活性化協議会」が発足し、2019年に「新・龍河洞」としてリニューアルオープン!歴史的価値・文化的価値を継承しながらも、照明・音響・映像等を有効に活用した体験型観光スポットへと生まれ変わりました!まさにこれから!高知の一大観光地として重要な役割を担っていくことが期待されています!
■夏に向けて続々イベント計画中!?
コロナが明けた2023年4月には、真っ暗な洞窟を、ハンドライトを持って探検するナイトツアーが開催されました!また現在は、龍河洞本来の魅力を発掘すべく、大学教授らによる学術調査が進んでおり、夏の繁忙期に向けて調査発表会や体験型ワークショップの開催も検討中だとか。あなたのアイデア次第で県内外から多く観光客や移住者が訪れるかも!?
■人気メニュー「苺氷り」の販売を継承できる!
オープン当初の夏は、1日400食を売上げたという「苺氷り(いちごおり)」!その美しい見た目と、甘酸っぱい苺の衝撃的な美味しさは、女性を中心に多くのお客様を虜にしました。中には、「これを食べに来ているんです!」と通われる方も♫ 大月町の「苺氷り本舗」さんから苺入り氷を仕入れて提供しているもので、難しい調理やレシピはありません!「是非、続けて販売してほしい!」という店主の想いを引継ぎ、苺氷りを販売しませんか!?オープン当初から売上のベースになること間違いなしです!
東京で働いていた2011年。東日本大震災をきっかけに将来の暮らし方を考え、主人の故郷である高知に移住しました(2014年に移住)。
主人は高知で養鶏をすることが決まっていたので、私は主人が育てた卵の販売先としてカフェを開業しようと場所を探し、廃校活用なども考えていました。
そんな中、お世話になっていた方に「龍河洞には珍鳥センターという天然記念物のニワトリを飼育・展示をしている場所もあり、話を聞いてくれるかもしれないよ。」と提案いただき、2016年に「Cafe Ayam」をオープンしました。
それはもう沢山のメディアにとりあげて頂きました。共同通信社さんに大きく掲載いただいたときは一番反響があって、全国的にも知名度が上がりました。同じ年に、高知県に地域経済活性化支援機構(略称レビック)が参入、龍河洞の観光振興が加速度的に進みましたね。
———— 龍河洞の観光振興に関わっていた?
はい。龍河洞エリア活性化協議会のメンバーとして、また、龍河洞のマーケティング・運営企画をする会社で、主人はマーケティング、私はセールスで携わりました。なので、龍河洞の入場者数、客層、今後の観光振興プランもだいたい頭の中に入っています(笑)。単なる飲食店ではなく、観光地の飲食機能としての観点で運営してきました。
———— 「観光地」の飲食店経営は難しいのですか?
閑散期もありますからね。年間来場者数のうち繁忙期のお客さんが半分以上を占めるので、単純なカフェ経営だけでは厳しいんです。ただ、繁忙期・閑散期を問わず、観光地には飲食店が必要です。私たちはそこに“もっと選択肢を”と考えましたが、店舗が増えすぎても、お客さんの取り合いになってしまうので、店同士で差別化が必要だと思っています。
今の全体のバランスからいうと、ここは「カフェ」としての機能を続けてもらうのがベストなんじゃないかなと思っています。
———— なぜ辞めることに?
2019年夏に龍河洞をリニューアルオープンし、さあ次これから!と企画を考えていたところ、コロナにより全面ストップ。3年間満足にお店が開けられない日が続き、その間子供も生まれたので、一度ライフワークバランスを見直そうと思い、事業承継を決めました。
———— 人気メニューは?
オリジナルはカヌレですが、夏はとにかくかき氷がよく売れます。 一番の売れ筋は「苺氷り」といって、オープン当初から私がこだわって出している商品です。高知に来て一番感動した食べ物といっても過言ではない、食べたことないなんて人生損してる!と思うくらい本っっ当に美味しいんです(笑)。とれたて苺がそのまま氷の中に入っているので、スライスすると花びらみたいになるんです。
これはぜひ次の方にも引き継いでもらいたいです。
———— アドバイスするとすればどんなことがありますか?
観光地は繁忙期と閑散期の差が激しいです。閑散期の平日ともなると正直、相当工夫しないと売上が厳しいです。私たちのように、比較的お客さんのいる週末と繁忙期のみの営業とし、別で副業を持つか。もしくは、カフェ主体でやっていくことを決めて、観光のお客様以外をメインターゲットにするか。
観光地は常にお店が開いていることを理想としますが、現実は事業者がそれを可能とするかに尽きると思います。中途半端になると振り回されるので、どちらかに決めて運営するのがいいと思います。
———— どんな方に来てほしいですか?
私たちは、“カフェ”がやりたかったわけではなく、“観光地で開業できる”チャンスをいただいたところからスタートしました。全国各地からの人との出会いがあり、高知のいいところを発信できる、そんな恵まれた場所で、一つの挑戦を成し遂げられたことに感謝していますし、すごく楽しかったんです。
なので次の方も、”観光地のカフェ”であることをしっかり理解し、そこで挑戦したいという強い想いのある方なら、すごく楽しめるんじゃないかなと思います。
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