多様な働き方

【四万十町】1個330円?!最高級オーガニック卵『神果卵(しんからん)』の養鶏場で後継者を募集!

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終了しました

化学合成物質は一切使用しない天然素材だけの飼料で育てた鶏の卵!◇開かずのパソコンに隠された営業ツールを復活させて全国販売を再開したい!
【四万十町】1個330円?!最高級オーガニック卵『神果卵(しんからん)』の養鶏場で後継者を募集!

引継ぎ先が決定しました。
たくさんのご応募,誠にありがとうございました!


 ひとことで言うとこんな仕事 

 四万十町が生んだブランド卵を救え!
後継ぎ不在による廃業危機に歯止めをかける!
「どっちの料理ショー」で紹介!
かつては最大1年待ちの『超・特選素材』!
安定供給と事業拡大を目指し、養鶏技術や事業そのものを
継承してくれる方を求めています!

四万十卵

ミッション

 自給自足生活を営む小規模農園「四万十・自給農の里」で生産されているのは、お米と卵。
 抜群の自然環境の中、完全無農薬・無肥料・天日干しの稲作を実現。日本一安全でおいしい卵として一躍有名ブランドへとその名を轟かせました。「どっちの料理ショー」でも特選素材として紹介され、当時は入荷1年待ちの人気ぶり。高級卵で作ったマヨネーズも大人気商品となりました。 
 しかしながら、2020年12月末にご主人が他界されたことをきっかけに、大事な販売ツールだったパソコンのロックが開けなくなり、通販サイトやホームページは閉鎖。ご高齢の奥様独りでは養鶏も販売も続けることが難しい状況となってしまったことから、今回の募集に至りました。 
 四万十町の大自然だからこそ生まれた日本一の超高級素材が、いま存続の危機を迎えています。
 新しい視点で”安心・安全な卵”の価値を見出し、安定供給と事業拡大を目指し、養鶏事業そのものを継承してくれる、意欲のある方のご応募をお待ちしております! 

・事業内容: 養鶏・卵の販売
・引継場所: 高知県四万十町中神ノ川696-5「四万十・自給農の里」
・引継条件: 相談の上決定いたします
・引継詳細: 赤鶏120羽、アローカナ70羽、養鶏場、田畑7,010㎡、作業棟4,485㎡(駐車スペースあり)、飼育技術、機材一式、販路、ブランド力、など

 \\「四万十・自給農の里」究極の商品//
 いずれも完全無添加・四万十清流水100%で育てた鶏から生まれた超高級卵!
 ◉ 2002年“どっちの料理ショー”〈特選素材〉に選ばれたオーガニック卵『神果卵』
 ◉ インカの志宝ハーブエッグ『森の宝石』
 ◉ 特選素材”神果卵”で作った『たったひとつのマヨネーズ』

求める人物像

・四万十町へUターン・Iターンを検討している方
・事業主の理念を理解し、運営できる方、活用のアイディアをお持ちの方
・地域のコミュニティを大切にし、地域と連携した町おこしなどの活動にも積極的に参加できる方
・食に対する想いや関心がある方、自然や動物が大好きな方

継業への取り組みについて

「地元のためにお店を続けたいが後継者がいない」
「高齢になってしまって事業継続が難しい」

 地域の生活を支えてきた中小企業や商店では、こういった理由から、事業縮小や廃業を余儀なくされるケースが後を絶ちません。 一方で、働き方が多様化する今、県外からのUターン者や移住者が過疎地域に住まい、ゼロから起業をするより圧倒的にコストが抑えられる、”なりわい”を活かした「事業承継」や「継業」といった働き方がひそかに注目を集めています。店舗そのものや機材設備などの初期費用一式を抑えられるほか、一定の顧客や販路、技術までもそのまま引き継げるとして、地方暮らしを目指す若者や移住者にとって新たなビジネスチャンスといえます。 
 「事業承継」「継業」とは、地域で生まれた”なりわい”を引き継ぎつつ、第三者の新たな感性と価値観でそのものの価値を見出し、再活性化して、地域で継続できるなりわいを営むことです。

四万十卵

ここがポイント!!

■敷地は1ヘクタール以上!四万十の大自然のまんなかで養鶏と農業で稼ぐ!
 敷地内には養鶏場だけでなく、飼料を育てるための畑や、卵のパッキング作業や寝泊まりができるくらいの小さな小屋があります!山道には岩清水が湧き、四万十川の支流「神ノ川」が目の前に!おだやかな渓流に抱かれた四万十の秘境“天然の一等地”にて、自給自足的な生活を楽しみ、その技術を真剣に学びたい方や、理想的な山暮らしをしながら都市部向けのビジネスを検討される方は、是非一度足を運んでみてください!あなたもきっとドはまりするはず!

■こだわり抜いた秘伝の飼料で育てる!五つ星レストランも認める最高級たまご!
 最大の特徴は飼料!遺伝子組み換え作物、ポストハーベスト農薬、肉骨粉、成長ホルモン剤、着色剤、抗生物質他、酸化防止剤やビタミン剤等の化学物質はいっさい使用しない、自ら育てた天然素材を独自配合したものを使っています。安心・安全はもちろん、その味は東京の5つ星フレンチレストランやお寿司屋さん、伊勢丹新宿店の地下食品売場、プリン等の洋菓子店、卵がけごはん(TKG)専門店等で採用された実績があり、間違いなく『本物』です!

■四万十の絶景を前に高級卵を食らう「TKG専門店」はいかが?!新発想求む!
 最高の素材はある!ロケーションも完璧!あとはこれらをどう組み合わせて、魅力的に展開するかだ!わざわざ通いたくなる絶品ウワサの超・高級TKG専門店なんてどうでしょう?発想次第で養鶏場が観光地や映えスポットになれるかも?!あなたの挑戦をお待ちしています!
 
■目指せ!販路拡大・6次産業化!すでにあるものを最大限活かす!
 ご夫婦では300羽の養鶏と飼料の製造が限界でしたが、量産して安定供給ができるようになれば、ネット販売、都市部の有名レストランでの直接取引、伊勢丹新宿での販売も再開できるかも!?また、高級卵で作るマヨネーズも過去には人気過ぎて入手困難だった商品!レシピを学んで再現できれば、事業拡大も夢じゃない!?!?
 
■条件次第で事業引き継ぎ後、『事業承継補助金』が受けられる!
 事業承継補助金とは、事業承継やM&Aなどをきっかけとした、中小企業の新しいチャレンジを応援する制度です。経営者の交代後に経営革新を行う場合や、事業の再編・統合などの実施後に経営革新を行う場合に、必要な経費の補助が受けられます。詳しくは中小企業庁のHPよりご覧ください。
▽中小企業庁HP: https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/index.html

四万十卵

—現在に至るまでの歩みを教えてください。—
 出身は愛知県ですが、東京で主人と出会い、添加物のない自給自足の生活を目指して1999年に四万十源流の村「津野町」に移住。野草茶をつくって販売する町の事業に携わっていましたが、2年ほどで撤退してしまい、飼っていた鶏と一部の事業を引継いで2005年に四万十町に移り住みました。

 最初は自分たちが安心・安全な卵を食べたくて飼っていて、地元の人におすそ分けのつもりで販売していたら人気がでてしまい(笑)雑誌やメディアにも取り上げていただけるようになりました。そしたら、雑誌か何かでみたという東京のお寿司屋さんで直接取引の契約が決まったんです。それがたまたまTBS局の前にあるお店でして、食べにきたテレビ局のスタッフさんが「面白い卵だね」ってことで、「どっちの料理ショー」や「イシバシ・レシピ」等の有名料理番組で特選素材として紹介していただいたんです。
 
 そのあとはもう本当に注文がすごくて!300羽(1日200個出荷程度)しか飼ってなかったので生産が追いつかなくなりました。一番待っていただいた方で1年待ちでしたね(笑)
 偶然が重なって、本当にありがたいことでした。

—1年待ち!?どんな方が買われるんですか?—
 主には業務用の高級卵として、都市部のフレンチレストランや、プリンの洋菓子店、卵かけごはん専門店に卸したり、伊勢丹新宿店の地下食品売場にも置いていただいたりしていました。当時の販売価格は10個入りで3,500円だったかな。直接取引契約、または、ネット販売等で一般の方にも販売していました。

 ですが、2020年の暮れに主人が亡くなって、取引に使っていたパソコンのロックが解除できなくなって…。そのままネット販売を終了してしまっているんです。伊勢丹新宿店には、事情により安定供給が難しくなった旨お手紙を出して、お詫びをしたんです。

—ぇえ?!めちゃくちゃもったいない!!—
 はい、本っ当にもったいないんです(笑)なんとかしようと手は尽くしたんですけど…どなたか機械に強い人に開けていただき、販売を再開していただけると嬉しいです(笑)

—養鶏は誰でもできるものですか?—
もともと「自分が食べるものは、できるだけ自分で作る」という想いがあり、持続可能な自給自足生活を実現するために、どの仕事をしたらよいかを考えて「養鶏」を選んだという背景があります。養鶏は1日のうちでとられる時間が少なく、安定した生活リズムが保てるので、比較的初心者でも始めやすいと思いますよ。

—大事にしてきたことはなんですか?—
 前職で添加物の害を知ってしまった経緯もあり、”日本一安全な卵”を目指して、飼料にはとことんこだわりました。自分たちが無肥料で自然栽培した完全無添加飼料と清流水を与え、少ない数を放し飼いで育てた、健康でストレスフリーな鶏たちの卵です。
 ネット販売ができない今でも買いに来てくれるファンの方がいるんですよ。その方は主人が育てた卵のファンなので、新しい方が来ても、最初は今のコンセプトや養鶏技術、飼料のレシピをそのまま引き継いで、これまでのお客様に提供していってほしいですね。

—どんな方に引き継いでほしいですか?—
 ロケーションがすごくいいので、ご夫婦で自給自足の生活を目指されてる方とか、若くてアイディアのある方で、この土地を使ってイベントとか面白いことやってくれる方がいいかな!あと3年くらいは一緒にやれる体力があるので、最初は一緒に養鶏をやりながら、いずれは”安全な卵”の価値を独自の形で発信してもらえたら嬉しいです。

四万十卵

応募方法・問合せ先

四万十卵
 
まずは、お電話で
「高知家で暮らすを見た」旨、ご連絡下さい。

【応募申込み・引継ぎ内容等のお問合せ】
高知県事業承継・引継ぎ支援センター
TEL: 088-802-6002
〒780-0870 高知県高知市本町4丁目1-32こうち勤労センター4階
担当: 野﨑(のざき)・原(はら)あて
※後継者人材バンクへのご登録はホームページから。

【居住提案・地域のご相談】
四万十町役場 にぎわい創出課
TEL: 0880-22-3281
〒786-8501 高知県高岡郡四万十町琴平町16-17
担当: 稲井(いない) あて

※この記事は、2021年6月24日時点の募集情報です。
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