【いこうち!活動レポート】笑顔溢れるハロハロハロウィンイベント@甲浦集落活動センターなぎ

一覧へ戻る
―子どもたちが主役の1日―
【いこうち!活動レポート】笑顔溢れるハロハロハロウィンイベント@甲浦集落活動センターなぎ
かつて、東洋町内の地元保育園で行われていたハロウィンイベント。これまでは保護者の皆さんが休日を返上したり、準備のために我が子を預けたりと、大変な努力で運営を支えていました。しかし、そうした負担の重なりから運営の担い手が減ってしまい、7年前を最後に開催が中断。町中から、可愛らしい仮装をした子どもたちの姿が消えてしまいました。

静かになった町から届いたのは、みんなの「待望」の声でした。保育園を卒園した子供たちからは「またお菓子を貰いに行きたい!」という無邪気な声が。そして地元の大人たちからは、「あの可愛い子どもたちの姿をもう一度見たい!」「子どもたちの笑顔あふれるハロウィンイベントを復活させてほしい!」という声が寄せられました。

そんな地域の声を受け、4年前に甲浦集落活動センターなぎを中心にイベントの復活が決定。地区内外の多くの方々の協力のもと、ハロウィンイベントが再び動き出しました。
今年は、町外や県外から参加した5名が運営に加わり、地域の皆さんの温かい想いと愛情がつまったアットホームな空間で、イベントをさらに盛り上げました。

大人も子どもも関係なく、心の底から笑顔になれた特別な一日。
今回は、この心温まるハロウィンイベントの様子をお届けします。

プログラム内容

開催期間:2025年10月25日(土)8:00~15:00(※18:00~20:00打ち上げ)
開催エリア:東洋町
主 催 者:甲浦集落活動センターなぎ
対   象:どなたでも参加可

①お菓子ゲット大作戦!&ミッションツアーの誘導
(10:00〜)
可愛らしい仮装をした子どもたちが町中を巡りながら、各所に設けられたミッションに挑戦し、お菓子を集めるコーナー。子どもたちが安全に巡れるよう誘導し、ミッションのサポートを行う。
②縁日・マルシェの運営
(11:00〜終日)
地域の方々が設営した出店ブースでの販売・交流を通じて、イベントを盛り上げる。
③仮装コンテストへの出場
(11:45〜)
子どもたちだけでなく、大人も楽しめるコーナー!
希望者は、ユーモア溢れる仮装でコンテストに出場。
④会場の片付け
(14:00〜)
参加者とスタッフで会場の片付けを行う。
希望者は、打ち上げ(交流会)に参加。

当日の様子

参加者たちは役割分担を行い、イベントを支えました。県内からの参加者は朝8:00に集合し、子どもたちの誘導や駄菓子の販売を担当。県外からの参加者は事前に打ち合わせしたうえで、お菓子や手作りグッズの配布、ジュース販売を担当しました。人探しのゲームではシールを貼る任務にも携わるなど、それぞれの持ち場でお手伝いを行いました。

可愛い仮装の子どもたち約50人が集まり、イベントがスタート。
最初のプログラムは「お菓子ゲット大作戦!&ミッションツアー」。子どもたちが3チームに分かれ、町内のグループホームやパン屋さんなど12箇所を巡ります。いこうち!の参加者もお手伝いが始まりました。安全な誘導を行い、子どもたちがミッションをクリアできるようサポートしました。

訪問先では、「トリックオアトリート!お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!」と元気な声が響き、袋いっぱいにお菓子を受け取る子どもたちの姿が見られました。
少し緊張しながらイベントスタート
少し緊張しながらイベントスタート
安全に子どもたちを誘導します
安全に子どもたちを誘導します


会場へ戻ると、子どもたちによる「キッズダンス」でイベントはさらに盛り上がります。
甲浦集落活動センターなぎではダンス教室を開催しており、この日のために練習したダンスを元気いっぱい披露してくれました。

ダンスの後はあいにくの雨となってしまいましたが、子どもたちはまったく気にする様子はありません。集落活動センターの建物内には、ポテトにジュース、射的、輪投げ、型抜き、キャラクターすくい、伊勢海老釣り体験、駄菓子屋などワクワクする出店がずらりと並び、子どもたちは思い思いに楽しんでいました。

いこうち!参加者はそれぞれのお店で販売をお手伝い。大阪からの参加者は、大阪万博のマスコットキャラクター「ミャクミャク」のお店で、手作りグッズを子どもたちにプレゼントする場面も見られました。

出店の中には、室戸市にある「集落活動センターひなたぼっこ」のぼたナスを使ったパウンドケーキのお店もあり、地域の垣根を越えて東部地域を盛り上げたいという気持ちが伝わる場となりました。

 

子どもたちの様子に笑顔がこぼれます
子どもたちの様子に笑顔がこぼれます
大人も楽しく運営のお手伝い
大人も楽しく運営のお手伝い


最後はお待ちかねの「仮装コンテスト」。
子どもたちの仮装に、大人たちからは「そっくり!」「可愛い!」などの声が上がります。大人の部には、いこうち!の参加者2名も出場しました。

気になるコンテストの結果発表前に、一度皆で昼食タイム。子どもたちに大人気のカレーライスが用意され、美味しそうにほおばる姿が見られました。
昼食がひと段落すると、いよいよ結果発表!子どもの部と大人の部、それぞれで投票の結果、3名が選ばれ、会場が一段と盛り上がりました。

こうして、ハロウィンイベントは大盛り上がりのなか幕を閉じました。
いこうち!の参加者5名のうち3名は、夜の交流会にも参加し地域の方との親睦を深めました。


ジュース販売のお手伝い
ジュース販売のお手伝い
ミャクミャクになりきってお手伝い
ミャクミャクになりきってお手伝い

参加者の声

大阪府50代・女性の声
本当に楽しかったです。大阪などで開催される大規模なイベントとは全く雰囲気が違います。ここでは参加者みんなが家族のようで、温かい空気に感動しました。また、若い人が多かったことも印象的でした。ぜひまた来年も参加したいです。

大阪府50代・女性の声
皆さんが協力し合っている感じがとてもいいなと思いました。皆さん本当に仲が良くて、イベント自体を楽しもうとしているのが強く伝わってきました。来年もまた参加したいと思います。

高知県20代・男性の声
元気いっぱいの子どもたちと接し、活動への原動力を分けてもらうことができました。本当に楽しかったので、これからもこの活動を応援していきたいです。

主催者の声

世代と地区の垣根を越えた交流が活力に!
高知県東洋町の甲浦地区にある「甲浦集落活動センターなぎ」では、地区の住民が主体となり、「地域で安心して暮らし、元気に輝き続ける」ことを目指して活動しています。
生活支援から、交流イベント、地域産品の開発まで、多岐にわたる活動を通じて地域全体を元気にしている住民活動の拠点です。「なぎ」は単なる集会所ではなく、地域課題を解決し、未来に繋げるための活動の核として機能しています。

今回のイベントは、「部会のみんながやりたいことを実現する」という主催側の強い想いと、それに賛同してくださる地元の方々、いこうち!からの参加者の皆さんがいたから成功できました。
特に、遠路はるばる町外から参加いただいた方もいらっしゃって、心より感謝しています。
町外からも参加いただくことで、イベントが盛り上げるだけではなく、地域活動に新しい視点と活力を運び込み、世代や地区の垣根を越えた温かい交流が生まれると実感しています。

ハロウィンイベントは単なるお祭りではなく、地域全体を元気にして未来へ繋いでいく、地域活性化の要であることを知っていただけたら嬉しいです。
本イベントは来年以降も続けていきますので、もっと多くの方々に気軽にご参加いただきたいです!
トリック・オア・トリート!最高の笑顔!
トリック・オア・トリート!最高の笑顔!

「いこうち!」プロジェクト

いこうち!プロジェクトでは、高知県の地域団体が抱えるさまざまな課題を、全国から集まる皆さんの「お手伝い」を通して解決し、交流を深めることを目指しています。地域の人々と一緒に作業することで、地域の文化に触れたり、温かいおもてなしを受けたりと貴重な経験ができます。高知県内では今後も様々なプログラムが開催される予定です。地域を盛り上げたい、新しい出会いがほしい、そんな方はぜひ参加してみませんか?

プログラム一覧はこちら

おすすめ記事

オススメコンテンツ

イベント情報や支援情報など、
最新の情報をメールでお知らせします!

Go Top