【特集】井上ヨウスケさん監修!「僕の高知暮らし」リアル解説

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2021年高知に移住。ご自身の移住経験や専門的な視点を交えながら現在の暮らしについて語っていただきました!
【特集】井上ヨウスケさん監修!「僕の高知暮らし」リアル解説

はじめに

 はじめまして、2021年に大阪から高知県に移住したファイナンシャルプランナーの井上ヨウスケと申します。

 このコラムでは、移住者でもあり、ファイナンシャルプランナーというお金の専門家という職業であることも踏まえて、高知県の暮らしについてかかるお金のお話と高知県に移住することで得られた暮らしの豊かさについてお話をさせていただきたいと思います。

 具体的には、「住まいに関わるお金」として食費や居住費などの話、一般的に田舎では車必須と言われているものの実際は中心地に住む場合は車がなくても生活できるなどのお話をさせていただきます。

 このコラムを最後まで読んでいただけると、高知で生活する時の生活費のイメージがわかり、また高知県の暮らしがいかに豊かなのかを知っていただけると思うので、興味がある方はぜひ最後まで読んでくださいね。

僕のリアルな高知暮らし

高知県の人は意外と物価高を感じていない?

 僕が大阪から高知県に移住したのは、2021年4月です。最近では値上げの話題を聞かない日はないくらいですが、物価高はいつから始まったのかと言うと、2021年後半からじわじわと上昇傾向が見られ、2022年春以降には物価高が印象として定着したとされています。 つまり、僕が高知県で生活を始めた後に物価上昇が始まったのですが、実は物価高をあまり感じていないのが本音です。というか、家計簿を見てみると、食費は2021年以降ほとんど変化していません。

 家計簿をつけているので2020年からの一ヶ月の食費の平均(夫婦2人世帯 ※外食費含む)を見てみると、2022年以降に大きく食費が上がってはいません。

 一ヶ月の食費(夫婦2人世帯 ※外食費含む)
2020年62,495円
2021年56,210円
2022年62,298円
2023年50,730円
2024年53,817円

 2022年は食費が大きくなっていますが、2023年以降はおおよそ50,000円前半で維持されているので、家計上では食費は上がっていないという状況です。

 そして、日々の買い物においても物価高を感じるものとそうでないものがありますが、なぜ食費が上がっていないのかというと、その答えは「地場産品」です。

地場産品は安くて、そして美味しい

 高知県に移住して楽しいと思ったのは、ほぼ全てのスーパーには「ふるさと市」や「産直市」などというスーパーによって名前は違うのですが、地元の人が作った野菜などが販売されているコーナーがあるということです。

 このスーパーのこのコーナーに出品している人は、お仕事として野菜を作られている地元の農家さんもおられれば、近所のおばあちゃんが出品しているケースもあります。ちなみに僕の散歩友達のおばあさんは、お小遣い稼ぎにトマトを出品していると楽しそうにお話していました。このように地元の人たちが作って販売してくれているコーナーは、輸送コストが発生しないからなのか、野菜が安くて美味しいという特徴があります。

 僕自身も畑をやって、朝収穫した野菜をその日に食べる習慣が高知県に来てから身に付いたのですが、やはり収穫してすぐの野菜はすごく美味しいですし、何よりも驚いたのは野菜がこれほど日持ちするものだと知ったことです。

 これまで大阪で買ってきた野菜は数日間冷蔵庫に入れていれば、すぐにへなへなになっていたのですが、高知県の地場産品の野菜を買った場合は、それほどすぐにはへなへなにならず、長持ちしました。おそらく、都市部では僕たちが購入する頃には収穫してから何日も経過しているんだろうと思います。そういったことがない地場産品の野菜を食べることは、僕の楽しみの一つです。

 例えばピーマンは、大きなものが8個も入って100円ぐらいで売っています。当然スーパー内には全国流通しているピーマンなども販売されているのですが、そのピーマンは4個で170円ほどしたりします。同じスーパー内でこれほど価格差があるのですから、当然地場産品を僕たちは買いますし、実際に地場産品コーナーは非常に活気があり、夕方になると、ほとんどの品物がなくなるぐらい皆さんそちらから購入されています。

日曜市


 地場産品の野菜が素晴らしいところのもう一つは、美味しいという点です。ピーマン一つとっても、全国流通しているピーマンに比べれば肉厚で甘いのです。ピーマンといえば苦いというイメージがあるかもしれませんが、このイメージは高知県のピーマンを食べて変わりました。ほぼパプリカぐらい甘いピーマンもあり、改めて野菜の美味しさに気づけたというのは、高知県に移住したおかげです。

 そして、このように地場産品を購入していると、それほど価格の変化を感じないため、全体的な食費が上がっていないと自分の家計を分析していたのですが、他の人は実際どうなのだろうとこのコラムを書くにあたって様々な人にヒアリングをした結果、全員が口を揃えて言ったことは「食費負担はあまり上がっていない」でした。

 そしてなぜそう思うのですかと聞くと、皆さん口を揃えて「流通品は高くなったけれども、地場産品はそれほど高くなっていないので、あまり食費が上がったという感覚はない」という答えでした。
 つまり高知県民は、旬の野菜や旬のお魚を食べ、地産地消することで、賢く支出を抑えながら、楽しく美味しい食事をしているのだと思います。

外食は少ない人が多いかも?

 高知の食生活の楽しさを伝えた反面、もう一つ伝えなければならないことがあります。都市部で生活している方からすると、高知県で物足りなく感じてしまうことがあります。それは、外食できる場所が少ないということです。

 僕も大阪市内に住んでいたので駅前には必ずたくさんのご飯屋さんがありましたし、ちょっと電車に乗って中心地まで行けば、絞りきれないほどのお店がありましたが、高知県でその体験をするのは、少し難しいと感じています。

 当然、高知の中心地に行けば飲み屋街があるので、そこまでいけば美味しい魚や美味しいお酒を飲むことはできますが、地域によってはアクセスが難しかったり、電車で行くとしても終電が早すぎて、あまり楽しめないかもしれません。

 大阪や東京に住む友人に「終電は22時ぐらい」と伝えると、ほとんどの方は驚いて笑ってくれます。しかし、地域によっては本当なので、遠くに食事に行くというのは、都市部に住んでいる時ほどできないと思っておかなければならないと思います。

 そして、地元のご飯屋さんに行くとなってもおおよそ数店舗しかないので、今回はそこに行ったから次回はあそこに行こう、というような都会のような外食の楽しみは難しいです。そのため、外食好きの方は高知県の生活を物足りなく感じる可能性はあります。

移住が向いている人の特長とは?

 しかし一方で、先ほどお伝えしたような旬の野菜を食べる喜びは、都会にはない楽しさだと思います。このような都会と高知県の違いから、僕が移住向きな人の特徴として、「新しい高知らしい生き方を楽しめる人」であると考えています。

 一方で、移住しても都会らしいライフスタイルを維持しながら田舎を消費したいと思っている人は、おそらく長続きしないと思います。

 実際、移住者の声を聞いていると「昔は外食が好きだったけれども、今はその時期に手に入る旬の野菜などを家で料理することが楽しくなり、外食の頻度が減った」という方もおられます。

 高知県には都会にあるものはありませんが、都会にないものがたくさんあります。都会には、日常の中に電線一つない空はありません。高知県には視界の全てを満たす空が生活の中にあります。


 都会には便利さがありますが、高知県には都会にあるような便利さはありませんが、不便さを楽しむ心の豊かさがあるように感じます。

 他にも都会には街灯が多く、昼と夜のグラデーションが弱いですが、高知県だと昼と夜のグラデーションがハッキリしているので、季節による日の長さの違いが顕著にわかります。そして、田んぼや畑が多いので、季節ごとに異なる野菜が育てられていたりするため、季節による風景の違いを感じやすく四季がハッキリ感じることができます。

高知県の意外な魅力!夏がそれほど暑くない

 あと、意外な高知県の魅力は夏が暑くないということです。気象庁のデータ で今年の高知県の気温を確認すると、35度(猛暑日)を超えた日数は7月は1回、8月は4回、9月は1回となっています。東京と大阪と比較すると以下のようになります。

  高知県 東京都 大阪府
7月の猛暑日 1日 7日 17日
8月の猛暑日 4日 18日 23日
9月の猛暑日 1日 4日 4日

 今年東京の年間猛暑日が過去最多となったニュースなどがありましたが、実は南国高知というイメージとは裏腹にそれほど暑くないのが高知県です。僕は仕事柄、大阪、東京に出張することが多いのですが、やはり高知県の方が涼しく感じます。

日用品などは全国とそれほど変わらない

 少し脱線してしまったので、生活費の話に戻りましょう。食費についてはそれほど高くないとお話しできましたので、次はその他の日用品などの価格について触れたいと思います。

 日用品などは正直、安くもなく高くもありません。感覚的には、お店によって価格差がすごいと感じます。地元のスーパーなどで日用品を買えば高いと感じますが、高知県にもディスカウント・ショップがあるので、そこで買えば安く済みます。

 例えば、ドラッグストアのコスモスなどの非常に安く様々なものを買えるお店は高知県にもありますし、もっと言えばAmazonの方が安いものはAmazonで買えば、早いケースでは翌日配送もされるため、それほど費用負担としては全国と遜色ないと思います。

ガス代は正直かなり高い

 高知県は全域プロパンガス(一部は都市ガスもあり)のため、ガス代は都市ガスと比較すると高い傾向があります。僕の感覚だと、都市ガスを使っていた頃の1.5〜2倍の料金になりました。現在は、空き家を改装して生活をしているため、オール電化でかなり安く抑えることができるようになりましたが、賃貸だとガスコンロなどを利用するため、都市ガス地域の方は移住することでガス代は高くなると思っておく方がいいです。

高知県は太陽光発電に向いている地域

 実は高知県は全国で上位に入るほどの日射量を誇ります。そのため、太陽光パネルを設置した際の発電効率がよく、太陽光発電向きの地域といえます。事実、現在太陽光パネルを設置し、オール電化になった我が家の8月の購入した電気代は8000円ほどです。

 母屋は24時間エアコンをつけっぱなしで、離れも9-17時はエアコンをフル稼働させていますが、ほぼ太陽光発電で賄えます。

 つまり、水道光熱費は賃貸か持ち家かで多く異なりますが、移住当初は賃貸生活だと思いますので、最初は少し水道光熱費が高くなり、自宅を購入する場合は工夫すると水道光熱費は抑えられると思っておくと良いと思います。

やっぱり安いのは住居費

 次に住居費について見ていきましょう。正直、住居費はかなり安いです。これは賃貸物件検索サイトの平均額などで見ても一目瞭然です。

 大阪の市内だと2LDKの場合、おおよそ9〜10万円が目安の印象でしたが、高知県内だとおおよそ5〜6万円が目安の印象です。東京だと大阪の家賃相場の2〜3倍の印象ですので、東京の方から見れば高知県の家賃の安さに驚かれるのではないでしょうか。

 都会に人から見れば、高知県=田舎という印象があるかもしれませんが、当然ながら田舎にもグラデーションがあり、高知市付近は利便性があり、賃貸物件がある程度存在し、車がなくても生活できます。一方で中山間地域などは車がないと生活ができず、賃貸物件は皆無で、空き家バンクなどでしか住まいを探せない地域もあります。

 高知県は、高知市が一番人口が多く、約31万人となっています。そして2番目以降は高知市と大きく差が開いており、南国市が約4.6万人、香南市3.2万人、四万十市3.1万人、土佐市2.5万人の順番になっています。(データ引用元

 個人的な感覚としては、都会の人が「とかいなか」をイメージするのが高知市であり、もう少しだけ人混みを避けて、自然によりアクセスしやすくなるのが南国市や香南市などのイメージです。そして人口が2万人を切る地域になると、かなり自然豊かなエリアという感覚があります

 ちなみに僕が一番最初に賃貸で住んだエリアは南国市でした。南国市の中心部あたりでしたので、近所にコンビニは3つほどあり、歩いてスーパーに行けたり、ドラッグストアもあったので、車が全く必要ないエリアでした。

 それでありながら、車で30分も走らせれば、信じられないほど綺麗な川にアクセスできる場所でした。また、少し散歩をしようと思えば、田園エリアも残されており、利便性と自然の豊かさを両立できるいい場所だと感じていました。

 僕は移住する際に、日常生活に自然があることを望んでいたので、どちらかと言えば高知市は選択肢から外し、南国市や香南市という高知市へのアクセスも良く、かつ自然が豊かなエリアにもアクセスが良いエリアを意識していました。このあたりは実際住んでみないとわからないところがあるので、一度お試し住宅を活用して高知県の環境を知るのがおすすめです。

 高知県では高知市を始め、様々な市区町村が家財道具や調理器具が一式備えられていて、田舎暮らしを試してみるのにピッタリなお試し住宅が用意されています。

 料金も非常に安く、例えば高知市の一宮にあるお試し住宅だと、月額35,000円程度(別途共益費・光熱水費が必要)で最大6ヶ月住むことができます。6ヶ月暮らせば、実際にかかる生活費も実感することができると思います。

移住活動には「情報収集」がとても大切

 このコラムを読んで「高知もいいな」と思っていただけたら、活用をお薦めしたいのが「移住コンシェルジュ」というサービスです。

 現地事情を率直に教えてくれたり、理想の暮らしが叶いそうなエリアを紹介してくれたり、支援制度を調べてくれたり、希望条件に合った県内企業を紹介してくれたりと、移住をしっかりとサポートしてくれる心強い存在です。

 「いや、移住はまだ検討レベルだから…」という方でも、定期的にイベント情報などを届けてくれるので、気が向いたタイミングで参加することで思わぬ形で移住が進むかもしれません。

 簡単に登録できる会員制度もあるので、気軽に利用してみてはいかがでしょうか。

車は必須ではないが、あれば高知が10倍楽しくなる

 最後に、車が必要かどうかについてお話ししたいと思います。先ほどお話しした通り、高知市や南国市、香南市といったエリアであれば、必ずしも車が必要ではないというのが僕の認識です。例えば、仕事で出勤する必要がある場合は、車があれば便利だとは思いますが、南国市、香南市などであれば電車が利用できるため、必ず必要だとは思いません。

 実は、都会の人と田舎の人では車に対する認識に大きな違いがあると個人的には感じています。都会の人の認識としては「車がなくても大丈夫だが、あると便利」という位置付けですが、田舎の人は「なくてはならない」と考えています。

 そして、都会出身の僕からすると「その距離で車に乗るんだ」と思うような感覚で車を使っている印象です。例えば、自転車で5分の距離でも車でスーパーに買い物に行きますし、とある人は歩いて3分のゴミ捨て場に車でゴミを捨てに行きます。

 厚生労働省の「平成28年国民健康・栄養調査結果の概要」によれば、高知県民は男女ともに全国で一番歩かない県民です。そのため、車に対する認識が大きく違うのだと思います。

 都会では駅まで歩いたり、自転車で向かったりしますし、乗り換えの際も歩きます。大阪の人間の感覚だと1駅分の電車賃がもったいないので、その分歩くという感覚もあります。割と都会の人の方が歩いているため、田舎の人が「車がないと生活できない」という発言を都会の人がそのまま受け取る必要はないと考えています。

 僕自身、南国市に住んでいた頃、車で出かけるといえば、キャンプに行ったり、川に遊びに行ったりというレジャー目的で、日常生活ではほとんど徒歩と自転車で生活できていました。当然、車で買い物に行く方が楽ではありますが、それは「便利」であって「必須」ではないと思います。

 僕が移住するときにはこの点を理解できておらず、移住を決断した後に移住に備えて車の購入をしましたが、今となっては車があれば便利程度の認識です。

 このあたりは、ぜひお試し住宅を利用しながら「車が本当に必須なのかどうか」を試してみると良いと思います。

高知の魅力は車があることで拡がる

 しかし、それでも僕は高知県に住むのであれば車を保有することをおすすめします。なぜなら、高知県の魅力とは山・川・海であり、人が少ない大自然が車で30分ほどでアクセスできることだからです。

 「仁淀ブルー」という言葉がある通り仁淀川は信じられないぐらい青いのですが、実は仁淀川に行かなくても、近くにある川はだいたい青いです。南国市に住んでいたときによく行っていた日御子という川があるのですが、この川は信じられないぐらい透き通っていて、魚がたくさん泳いでいる素敵な場所で、僕のお気に入りの川です。


 流れが穏やかな場所もあり、夏休みの期間は小さな子供を連れた家族が遊びに来ています。とはいえ、都会から行く川のように人でごった返していることは全くなく、本当に心地のよい大好きな空間です。

 他にもSUPやラフティングなどのアクティビティも高知市内から一時間程度でレジャー施設に行くことができるので、やはり車があることで高知県の魅力を楽しめると思います。

 とはいえ、車の維持費は車両代も含めると月2〜3万円はかかるので、レジャーのみは市内の人であれば、レンタカーを利用するという考え方もあります。

 高知への移住情報をインターネットで調べていると「ごりごりのアウトドア派やアクティビティ好きが集まる場所」という印象をうけましたが、実際はインドア派でも心地よく暮らせる土地です。僕は元々インドア派でしたが、高知に移り住んでからは、自然の近さや豊かさに惹かれて、毎年SUPやラフティングなど川遊びに夢中になっています。

井上ヨウスケ氏

利便性と自然が近くにあるのが高知県の魅力

 高知県は県土のうち森林の割合が84%と日本一の森林率を誇ります。だからこそ、自然が近いのだと思います。そして、僕は高知県の魅力は山が近いことだと思います。実は、高知県の年間雨量は日本国内でも最も多い部類に入るとも言われています。日射量が多いのに年間雨量が多いのですから、晴れと雨がはっきりしているということです。これも山が近いことが原因だと言われています。

 「それが何の魅力なの?」と思われるかもしれませんが、大雨の後に突然晴れることで見られる独特の雲の形がとても感動的なのです。移住してきて5年経過しますが、いまだに毎日散歩の時に見る雲に感動します。


 夏の空が見せる絵に描いたような入道雲は、ときには恐竜のような形になったり、ワンピースの空島が本当にあるんじゃないかと思わせたりします。そして冬空は夕日を美しく投影します。僕は寒いのが苦手なので、冬はあまり好きでは無いのですが、それでも冬の山に沈んでいく夕日の美しさが大好きです。高知県は自然が生活の中にあります。逆かもしれません。高知県で生きると言う事は、自然の中に生活があるということなのかもしれません。

 高知県に移住してからは、都会の生活にあった繰り返しの日々を感じることは少なく、日の長さ、目にする草木の種類の変化、雲の形、秋の匂い、ありとあらゆるものが時間の経過を教えてくれます。それを感じるからこそ、毎日は同じものではなく、今日を生きていると感じることができます。

 高知県は正直、経済的な豊かさでは都会に劣ると思います。しかし、高知県で生きることで心の豊かさや感受性は増したと思います。自然が大好きな人だけでなく、そうでない人もふと自然の懐の深さを感じられるのが高知県です。

 高知県に住む人たちの心の豊かさをぜひ知ってほしいと思います。住んでみると高知県の人を大好きになると思います。そして、高知県を好きになると思います。



井上氏

<執筆者プロフィール>

井上 ヨウスケ

元役者のファイナンシャルプランナー。
2013年、独立系ファイナンシャルプランナーとして事務所を設立。役者時代に培った"話すスキル"を生かし、講演を中心に活動。講演回数は200回以上。

2019年にYouTubeにてお金の知識を学べるチャンネルを開設。登録者数13万人超、総再生回数1,600万回超のチャンネルを運営している。数字だけにとらわれがちなお金の話に”人間らしさ"を加えて、「お金に使われず、お金とどう付き合っていくのか?」を中心に発信。

2021年に大阪から高知県へ移住。空き家をリノベーションして暮らしている 著書「38歳までに受けたい「甘くない」お金の授業(ぱる出版)」、「図解 会社員のためのお金のキホン(KADOKAWA)」
【講演実施先】 楽天証券株式会社、マネックス証券株式会社、東京センチュリー株式会社、株式会社ケリングジャパン、サイボウズ株式会社、穴吹興産株式会社、全国油脂事業協同組合連合会、日本FP協会 他多数(敬称略、順不同)


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