藤井さん(写真右)は東京出身。会社員時代は食品卸のMD(仕入れ)や営業職でした。移住きっかけは高知旅行の際、たまたま「ごめんく」を訪れたことなのだそうです。趣味は旅行と日本酒ソムリエの知識を活かした利き酒に加えて、高知に移住してからは鮎釣りやバイクのツーリングと高知ライフを楽しんでいるようです。
Q. 現在、どんな活動をしていますか?
大きく分けると①「ごめんく」の管理・運営・ワークショップの開催、②
協力隊発案の「イベント」開催、③「ごめんteteマルシェ事務局」です。
「ごめんく」ではワークショップ以外にも、不定期で様々なイベントを開催しています。
館内を活用した企画展や、商店街の軒下をお借りしたマルシェ、ミニコンサートなど幅広く
実施してきました。ワークショップに関しては、案内チラシの制作・配布のほか、講師と一
緒に参加者の皆さんとコミュニケーションを取りつつ作品が出来上がる風景を撮影して、
「ごめんく」の公式SNSで紹介したりしています。
「ごめんteteマルシェ」は後免エリア最大級のマルシェで、事務局対応を任せてもらってい
ます。開催までの運営スケジュール作成、募集要項やHP・SNSの更新、広報、当日運営など
多岐に渡りますが、やりがいのある業務です!
Q.思い出に残っているイベントはありますか?
地域の方から「ごめんの町に懐かしいものを展示できないか?」と相談があり、打合せを重ねて企画が形になり、【ごめんのレトロ展】という展示イベントを開催しました。古いレコードやおもちゃ、昔の家電や生活用品など、ジャンルも年代もバラバラな懐かしの品々が「ごめんく」に集まりました。開催当日は、訪れた方が思い出話に花を咲かせ、笑顔あふれる空間になり大盛況で幕を閉じました!
Q. この仕事の醍醐味は何ですか?
イベントの企画、広告物の作成、広報、運営まで一貫して携われることです!「こんなことがしたい!」が形になっていく過程がとても楽しく、やりがいを感じます。イベントとワークショップの開催が重なると、忙しすぎてキャパオーバーになりそうな時もありますが、それも良き学びです。(笑)
後は、人とのつながりが深いところです!会社員時代では出会えない人と出会えることがとても楽しいです。お昼によく行くコロッケ屋さんの店主がギターが弾けることを知り、ワークショップの後に、ミニコンサートを開いてもらうことになりました。(笑)「ごめんく」を通じて地域の方々の交流が増えていくことがとても嬉しく、醍醐味に感じています。
Q. 最後に、地域おこし協力隊に興味のある人へメッセージを
地域の方々との信頼関係を築くことがとても大事です。そのためには、まずは自らが動いてその土地を、人を知ることです。着任当初、商店街の方に名刺を配って自分を売り込み続けました!
後免エリアは居酒屋が多いので、オープン時間前に突撃訪問させて
いただくことも。お店のおススメを聞いたり、周辺の地域情報を聞いたりして、少しずつ関係性を作ってきました。地域の方が「ごめんく」に立ち寄ってくれることも増え、町内のお花見に呼んでくれたり、館内外のインフォメーションコー
ナーを活用してくれたり、とても嬉しく思います。
一緒に南国市を盛り上げてくれる方のご応募、お待ちしております!