【津野町】地域全体で子どもたちを見守る町~津野町が家族の「ふるさと」になる~

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高知県中西部に位置する津野町は子育て世代の定住を目的に定住団地の分譲を募集しています。自然豊かで子育て環境も整っている定住団地周辺にお邪魔し、様々な角度から地域をレポートします
【津野町】地域全体で子どもたちを見守る町~津野町が家族の「ふるさと」になる~

子育て世代や若者世代に向けた津野町定住団地の分譲が始まっています

高知市から車で約1時間。高知県中西部、人口約5,200人の高岡郡津野町は、2005年に旧葉山村と旧東津野町が合併し、現在の津野町となりました。

津野町と言えば、四万十川の源流点や絶景の四国カルストなど、自然の豊かさで知られる場所です。山々に囲まれた静かな町というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

実は最近、津野町では新築住宅を建てて他地域から移り住むファミリー層が増えてきているそうです。町内に入ると、新しい住宅が目立つようになり、民間業者による宅地分譲地も見かけることが増えてきました。

移住先での住まいの選択肢には、賃貸住宅のほか、自分の好みやライフスタイルにぴったりの「新築住宅」もあります。夢のマイホームを自然豊かなエリアで実現したいという方には、津野町はまさに理想的な場所。

町としても、多くの子育て世代を迎え入れ、若者が定住する環境を作りたいと考えています。そのため、津野町は定住団地の宅地分譲を進め、購入希望者を募集中です。(購入には、申請日に45歳以下であることなど、いくつかの条件があります)

津野町定住団地宅地←詳細はここをクリック

分譲団地は、町の東部、津野町大字姫野々(旧葉山村エリア)に位置しています。隣接する須崎市中心部や、特急が停車するJR須崎駅まで車で約20分、また県庁所在地である高知市までも車で1時間ほどと、便利な立地です。

2025年3月5日現在、分譲区画は15区画。団地内の道路は5メートル幅が確保されており、1区画の平均敷地面積は約70坪前後。ゆったりとした土地で、理想のマイホームを実現できる広さです。

今回は、津野町定住団地周辺の暮らしや子育て環境など、実際に住んでいる方々のインタビューを交えながら、この地域の魅力をリポートします。

団地内道路もゆったり
団地内道路もゆったり
自然に囲まれた広い分譲地
自然に囲まれた広い分譲地

身近に整った生活環境

まずは「暮らし」。
日常の買い物から金融機関、公共施設まで、暮らしに欠かせない場所がすぐ近くに。団地周辺を散策してみると、その便利さに驚くことでしょう。
団地から徒歩約5分の距離に広がる国道197号線沿いには、生活に欠かせない施設がコンパクトに集まっています。ドラッグストア、スーパー、コンビニ、郵便局、ATM、診療所、コインランドリーなど、日々の暮らしを支える店舗や施設が徒歩圏内にぎゅっと詰まっているので、何かと困ることはありません。
さらに、少し足を延ばせば、南方向に位置する「津野町総合保健福祉センター里楽」が。ここにはプールやジャグジー、サウナ、トレーニングジムといった施設が完備されており、津野町民ならなんと利用料500円でこれらを使い放題! 近くにこんなリラックスできるスポットがあるなら、毎日のように訪れたくなりそうですね。

お買い物、金融機関などが並ぶエリア
お買い物、金融機関などが並ぶエリア
総合保健福祉センター里楽
総合保健福祉センター里楽

教育環境― 自然と地域が育む、あたたかい学びの場

続いて「子どもの教育環境」。団地から徒歩わずか5分の距離にある「津野町立葉山小学校」は、子どもたちの元気な声であふれ、まさに地域の「学び舎」といえる場所です。全校生徒は137名、1学年1クラスで20名前後の規模。創立から152年を誇る歴史ある学校です。こぢんまりとした規模だからこそ、先生方と生徒、そして地域の人々との距離が近く、心あたたまる教育環境が広がっています。
合田浩俊校長は、「ここは自然の中で育ち、多世代と触れ合いながら学ぶことができる学校です」と語ります。地域に密着した教育が行われ、生徒たちは地域に出向いたり、地域の大人たちと協力してさまざまな活動に取り組んでいます。このように、地域全体が教室、住民が皆先生という雰囲気が、子どもたちの成長を支えています。
合田校長は一例として、先日行われたニワトリ飼育体験について話してくださいました。
地元の農家から7羽のニワトリを借り受け、3年生の子どもたちが約1ヶ月間、その飼育に挑戦しました。農家の方々から飼育方法や命を大切にする心を学び、子どもたちは1羽ごとに名前を付けて愛情を込めて育てました。子どもたちの思い入れの強さは相当なもので、体調を崩し欠席していた生徒も放課後、こっそりニワトリの様子を見に来るほどだったとか。お別れの際には、地域の方々や保護者を招待してお別れ会が開かれ、その時の涙は感動的だったそうです。

「教科書には載っていない地域の資源や素材を活かした教育が、葉山小学校の強みです。生徒たちはあたたかな地域の人々と触れ合いながら、豊かな学びを得ています」と合田校長。学校と地域が一体となり、今後も多くの挑戦が待っているとのこと。未来に向けさらなる学校の可能性を感じていらっしゃる様子でした。

小学校だけでなく、小学校1年生から3年生までの放課後の児童を預かる放課後子ども教室 「つのっこくまちゃんるーむ」や幼児教育、保育施設も充実しています。
未就学児童にとっては、団地から車でわずか5分の距離に「津野町立認定こども園にじいろ園」があり、0歳から就学前の子どもたちを対象に、教育と保育が一体的に提供されています。ここでも、子ども一人ひとりの成長を支える手厚いサポートが行われており、子育て世帯にとっては非常に安心できる環境です。

このように、小学校やこども園など、団地の周辺には教育・保育施設が充実しており、子どもたちにとっても親にとっても、安心して過ごせる場所が整っています。新しい生活を始めるには最適な環境がここにあります。

葉山小学校の様子
葉山小学校の様子
左:放課後子ども教室 右:こども園
左:放課後子ども教室 右:こども園

移住者にインタビュー。子育てと地域のあたたかさが息づく町、津野町の魅力

最後に団地近隣で暮らす子育て世代のお宅にお邪魔して、リアルな暮らしについて聞いてみました。

4年前に現在の家を建てたという山本雅史さんご一家は、福岡県出身の妻・加奈子さんと小学5年生と2年生の2人の子どもの4人家族。雅史さんは津野町で少年時代を過ごしましたが進学や就職を機に関西で暮らし、郵便局への転職がきっかけで高知県へUターン。津野町や近隣の町への転勤を繰り返しながら結婚後、津野町に再び戻ってきたそうです。
「最初は町内の定住住宅(賃貸)に住んでいたのですが、子どもの就学を機に、ご縁もあって今の家を建てることにしました」
ご夫婦の職場も小学校もすぐ近くにあり本当にありがたいと語る雅史さん。気になるご近所付き合いについて話を聞いてみました。
「歩いているだけでも声をかけられたり、子どものいる家ということで近所の方から気にかけてもらっているなと思います。自分も町内出身とはいえ、よその地区から来ているので新参者です。でも自ら地区の役担当になったり、人の集まる場には積極的に出ていき、恥ずかしがらずに自分を知ってもらうことはとても大事なことでした」

どの地域でも手が足りず、若い世代を歓迎している地域は多い。だからこそ積極的に自ら地域に飛び込んでいけば、喜んで受け入れてもらえると話してくれました。

暮らしやすさや地域の安全面についてはどう感じていらっしゃるのでしょうか。

「この地区は人もある程度いて、歩きや自転車で生活に必要なものが揃う便利さもあります。子育てにおいても学校だけでなく習い事も近くで通えるのも良い点です。帰りが遅くなっても大人たちが見てくれているから、安心です。子どもを学校や習い事に行かせられる。ここには知らない人がいないという安心感があります」

県外出身の加奈子さんも温かい人間関係に最初の不安もなくなり、すっかりなじんで暮らしているそうです。

 自宅近くの郵便局長として活躍する雅史さん。この地に住まう喜びをこう表現してくれました。

「子育てに力を入れている地区は若い世代が住みやすく、転入してきやすいと思います。ここでは子どもの声がします。そして私の職場からは子どもたちが下校する姿がいつも見えるのです。幸せを感じる時間ですね」

自然の中に広がる、でもどこかにぎわいも感じられるこのエリア。移住を検討している方にとって、まさに「ちょうどいい町」かもしれません。

縁あって津野町に移り住んだ山本さんご一家。ここで育つお子さんたちにとって、この町が「ふるさと」となり、温かい地域の人々との触れ合いの中で、すくすくと成長していく姿が楽しみです。

この町が、あなたと大切な人々の「ふるさと」になる日も、きっとすぐそこ。津野町で、あなたの新しい暮らしを始めてみませんか? 自然と温かいコミュニティが待っています。

津野町への移住定住のお問い合わせ先

■津野町まちづくり推進課
住所/ 高岡郡津野町永野471-1
TEL/ 0889-55-2311 (平日8:30~17:15)
URL/ https://town.kochi-tsuno.lg.jp/ijyu


■津野町定住団地 
URL/  https://town.kochi-tsuno.lg.jp/section/post_8730

山本雅史さんご一家
山本雅史さんご一家

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