【特集】知っておきたい高知暮らしあるある!FAQで徹底解説

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どんな暮らしができるの?年収は下がる?車って必要?よくある質問をFAQで解説します!
【特集】知っておきたい高知暮らしあるある!FAQで徹底解説
  都市部から地方への移住には、不安がつきものです。「高知ってどんな人が移住するの?」「仕事はあるの?」「平均年収は?」「やっぱり車は必要?」など、知っておきたいコトは多いはず。
 ここでは、高知を知り尽くした移住コンシェルジュが「高知暮らしあるある」を解説します。ぜひ参考にしてみてください。

よくいただくFAQで高知を解説します!



■Q:どんな人が移住してるの?
■A:移住者は増えています!「きっかけ・理由」は様々です

 UIターンは年々増えており、R5年度は1,437組(1,930人)の方が移住されました。年代は20~40代の働く世代が8割。Uターンは全体の3割です。
 UIターンする人には「高知が好きだから」「家族と暮らしたい」「地方で子育てしたい」「農業がしたい」など…、様々あります。
 家庭の事情で戻らざるを得ないケースもあれば、近年では、働き方を工夫することで理想とする暮らしを実現される方や、都市部で身に付けたスキルを地元で役立てたい、地元に貢献したいという、志を持ってUIターンをする方も増えています。


■Q:仕事はあるの?
■A:仕事はあります!非公開求人も多数!

 企業や医療福祉・地方公務員などの「求人情報」はもちろん、農林漁業、地域おこし協力隊、事業承継による後継者や伝統工芸の技術継承者などの「募集情報」もたくさんあります。一般の仕事の情報としては発信されていない案件も多く、インターネット検索だけでは十分な情報が得られません。
 当センターでは、地元スタッフが全市町村や各産業団体等と連携し、高知の最新求人情報の集約に日々取り組んでいます。また、経験スキルを活かせる企業とのマッチング支援(無料職業紹介)や、遠方からの就職活動への様々な支援を行っています。仕事探しは当センターをぜひ活用ください!


■Q:どんな企業があるの?
■A:世界を相手に活躍できる求人から、地方創生に関わる仕事まであります!

 高知県の企業は従業員数20名以下の中小企業がほどんどですが、上場企業も7社あります。地方銀行と家具インテリアの小売業、4つの製造業が上場しています。また、経済産業省が選んだ「グローバルニッチトップ企業100社」に選出されている企業も3社(2020年実績)あります。
 近年では、デジタル技術の活用(DX推進)を進めている成長性の高い企業や、新興産業の求人も増えており、新しいプロジェクトやポジションでの挑戦の機会が豊富にあります。


■Q:年収は下がる?
■A:下がる可能性があります。

 職種によっても異なりますが、一般的には都市部から地方へUターン転職すると年収が下がることがほとんどです。そのため、ある程度年収が下がることを想定した準備をしておく必要があります。貯蓄や収支シミュレーションはもちろんですが、近年では、働き方を選択することで対策をする方もいます。リモートワークで完結する仕事に転職、二拠点生活を実践し今の仕事を続ける、フリーランスとして複数の収入源を持つなど、選択肢は様々です。高知でも理想とする経済基盤を築けるよう、移住コンシェルジュに相談してみるのも対策の1つです。


■Q:車がなくても生活できますか?
■A:原則、車は必要です。

 高知市内の一部では、バスや路面電車等の交通手段が整っており、事足りる場合もありますが、都会ほど充分な便数があるわけではないので、原則「車は必要」とお伝えしています。乗る機会は少なくとも、最低限免許は取得しておいた方がよいでしょう。また移住先によっては、一家に1台ではなく1人に1台必要な地域もあります。
 運転ができるようになれば行動範囲も広がりますし、自分のタイミングで外出できます。県内には快適なドライブスポットも数多くありますので、安全運転を心掛けながらぜひ高知暮らしを楽しんでください。




■Q:移住にはどのくらいのお金がかかりますか?
■A:一般的な目安として約60万円~100万円とお伝えしています。

 引越し費用は、時期や荷物の多さによりますが、2人暮らしの場合、約7~16万円ほど。賃貸物件を借りる場合の初期費用の相場は、家賃の4~6倍とされています。また、移住前には下見や転職活動のために最低1回は高知に訪れる必要があります。その際の交通費や宿泊費がかかります。ただここは、お試し滞在施設や移住体験ツアー、転職活動における交通費補助などを活用することで多少費用が抑えられます。
 そして、移住後も当面はなにかと費用がかさむことが予想されます。生活費は2人暮らしの場合、1カ月で約30万円~35万円ほどを目安として、余裕をもって早い段階から資金を集め始めることをお勧めしています。


■Q:家賃の相場はどのくらい?
■A:高知市の場合、単身用(1R)で4万円~、世帯用で5、6万円~

 加えて駐車場代がかかります。高知市中心部では1万~2万円、それ以外は5千円前後が目安です。 また、空き家バンクの場合は、築年数などにもよりますが、一軒家の賃貸物件の相場が3万円ほど。すぐに入居可能なリフォーム済物件などは5万円程度が相場になります。


■Q:都会と比べて生活費は下がりますか?
■A:食費は下がりますが、その他が高くなる可能性もあります。

 都会に比べ直売所などが多いため、旬の野菜や果物等は比較的安く手に入りますが、ガソリン等の燃料費、日用品は(輸送コストの影響で)都市部より割高なものも多いです。ガス代は、高知ではプロパンガスが一般的ですので、都市ガスより高くなります。


■Q:U・Iターン者向けの補助金や支援金はありますか?
■A:移住支援金、二段階移住、引越費用補助金、家賃補助金などがあります。

 移住するだけで金銭的な補助が受けられるとは限りませんが、支給要件を満たせば対象となる補助金等を各自治体が準備しています。詳細は当センター又は移住先の市町村にお問合せください!
 以下はほんの一部です。

●高知家で暮らし隊会員制度(レンタカーや引越し費用の割引など)
    お得な割引特典のほか、豪華な特産品が当たる抽選会やイベント案内が届きます。

●交通費半額支給制度(年2回・最大3.5万円)
    高知への就職・転職活動に係る交通費の一部助成を受けられます。

●高知県地方創生移住支援事業(移住支援金)(補助金最大100万円+α)
    東京23区から移住し対象企業に就業されたなど、条件を満たす方が受けられます。

●高知市二段階移住支援事業費補助金制度(補助金最大24万円)
    一段階目の移住・滞在となる高知市でのお試し移住費用など様々な補助を受けられます。


■Q:地域住民との関わり方や距離感ってどんな感じ?
■A:関わりが深く、近所づきあいも多いです。

 地元の自治会や地域の行事に参加する必要がありますし、人口の少ない郡部では近隣住民が想像以上に生活圏に関わってくることが多くなります。最初はその距離感を煩わしく感じたり苦手に思うことがあるかもしれませんが、引越し後はご近所の方に挨拶し、地域の行事には極力参加するなど、最低限のルールを守りつつ良好な関係を築けば、充実した田舎暮らしが実現できるはずです。
 移住前には必ず現地を訪れ、その地域の雰囲気を肌で感じることが大切です。人との距離感も含め、ご自身に合う地域を選んでいただければと思います。


■Q:台風や南海トラフ地震が心配です。
■A:備えはあります。危険情報と避難方法は確認を!

 過去には台風が多く来ることがありましたが、それゆえに、例えば高知市では大規模な河川改修のほか全国屈指の排水機能を有する下水道を整備するなど、しっかりとした洪水対策が取られています。
 南海トラフ地震についても、東日本大震災の直後から対策の加速と抜本強化を図り、津波から避難する場所や経路を定めた津波避難計画は沿岸域の全地区で策定が完了するとともに、国内最大級の高さ22メートルの津波避難タワーなどの避難場所や、津波避難路の整備も概ね完了しています。
 またハード面だけでなく、町内会等の単位で自主的に防災活動に取り組む組織「自主防災組織」も活動が盛んです。防災啓発冊子「南海トラフ地震に備えちょき」には日ごろからできる取り組みも充実しておりますのでぜひご活用ください。防災マップ(ハザードマップ)サイトでも、災害時の危険情報と避難方法などに関する情報を住所や目標物から検索して確認できます。


リアルな情報をしっかり把握しよう!

 
 夢の田舎暮らしといっても、実際には「日常生活の場」です。
 憧れだけで決断すると、実際とのギャップに苦しむことにもなりかねません。リアルな情報をしっかりと収集し、現地にも足を運び肌で体感することで、自分に合っているかどうか確認することが大切です。

 「もっと知りたい!」という方は、移住コンシェルジュにお気軽にご相談下さい!今すぐの移住ではなくても大丈夫です!数年先の未来をゆっくりと、一緒に考えていきましょう!


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