移住者インタビュー
『海の近くで、毎日夕日を眺める生活が本当に最高なんです』と語る橋本さん。 奥様と愛犬と共に“大月町”へ移住されるまでのストーリーと移住8年目となる今を伺いました。
橋本信幸
自然に近い暮らしに憧れて
以前仕事でオーストラリアにワーキングホリデーも含め、4年ほど住んでいました。
ビーチの目の前に家があり、仕事の日でも朝と夕方に海に入ったり、気軽に自然と触れ合う事が出来ていた当時の環境が忘れられず、帰国後15年くらいはいろんな地域でキャンプをしながら移住先を探していました。
結局は同じ千葉県から高知県の大月町へ移住していた友人を訪れた時に、移住相談員の方が案内してくれたオーシャンビューの空き家を内覧させて頂いてから夫婦でワクワクが止まらなくなり2週間後には引越して、現在は9年目。
住んでいる家から3分ほど歩くと熱帯魚やイカが泳いでいるのが見える港があり、お散歩の途中に暑くて海に入りたくなった時は服のまま海に入ったりして憧れだった自然に近い暮らしを夫婦で楽しんでいます。
大月町はイルカが港に住んでいたり、海沿いは霜が降りないのでバナナやパッションフルーツが実ったり、道の駅の市場はいつも新鮮な魚や野菜がリーズナブルで大好きです。
なんだかんだ移住はなるべく早いほうが良い
移住したての時は新しい人間関係、慣れない畑仕事、家の修繕、お風呂やストーブ用の薪の確保のほか、住んだ家が築150年の古民家で改修箇所が想像以上に沢山あったので毎日くたくたでした。
さらに「手伝ってあげるからこれをやってみたらどう?」とチャンスをくれる優しい人達が沢山いて、地域おこし協力隊をしたり、サツマイモを育てて干し芋を作ったり、トウモロコシ屋台をやったり、消防団に入ったり、ついついいろいろチャレンジしてしまい忙しい日々が続きました。
そんないろんな経験をさせて頂いたおかげでやりたい事もみつかり、現在は週二回ほど大月町役場で移住相談員と、週末は自宅で古民家カフェをしています。
最近では近所の空き家を利用してオーシャンビューの宿と、ビーチ付きの宿も始めました。
実際に移住してみると体力もいるし、やりたい事が沢山みつかるので移住はなるべく早いほうが良いと思います。
ゆっくり自分とつながること
我が家は大月町の中でも辺境にあり、空港や映画館まで3時間半かかり、普段も車で20分以上は走らないと物が買えないなど、移住後は移住前の便利な環境から離れることで沢山あった選択肢がかなり減りました。
そのおかげで余計な考えが減り、ゆっくり自分とつながることによってカフェや宿などの自分がやりたいことがわかって本当に移住して良かったと感じています。
やっと最近になって普段の生活でもある程度の余裕ができたのか、朝起きて自宅のカフェテラスで海を眺めながら妻と自家焙煎珈琲を楽しんだり、夏は港で泳ぐついでにとった貝を茹でてレモン絞ってパスタで食べたり、九州に沈む夕日を眺めながらお散歩したり、田舎暮らしをゆっくり楽しめるようになってきた気がします。
みんなと楽しめる空間を作っていきたい
昔から楽しめる空間を作るのが好きで、今後はさらに自宅の上段の敷地に宿泊できるオーシャンビューのイベントレンタルスペースを新しくセルフビルドする予定です。
イベントレンタルスペースではヨガや瞑想などのリトリート体験や野外シアターなど、大月町の美しい自然に囲まれた最高の環境でみんなと楽しめる空間を作っていきたい。
【 お店情報 】
■『カフェロノジ』
オーシャンビュー辺境古民家カフェ。熱帯魚が泳ぐ海まで徒歩3分♪
■『ウミトミント』
オーシャンビューで釣りや海水浴、カフェも楽しめる1日1組の宿 *1人追加ごとに3000円/泊
■『ヴィラ ウミクマルア』
プライベートスペース ビーチまで歩いて20秒 1日1組 宿泊棟貸切
橋本 信幸さんもゲストの一人!大阪で幡多地域のイベントを開催します✨
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