移住者インタビュー

採用面接で「複業」宣言!しっかりとした将来設計が未来を切り開く!

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大月町に魅了された!ココに住まない理由がない!

田中 義之さん

  • 出身地:岩手県
  • 現住所:大月町
  • 移住年:2017年
  • 職業:地域おこし協力隊 ➔ フリーランス

 岩手県出身。子供の誕生をきっかけに、生きる場所と働き方を見直すことに。移住特集誌やインターネットで情報収集をする中、高知県大月町と運命的な出会いを果たします。縁もゆかりもない高知に移住すると決め、地域おこし協力隊制度を活用しながら、理想的なライフワークを手に入れるまでのお話を伺いました。

子どもの誕生をきっかけに移住

 2014年。子どもの誕生をきっかけに、改めて都会の住環境を見回してみると、保育園のこと、食のこと、満員電車など、自分たちが思い描く子育て環境とは異なっていることに気づきました。夫婦とも東北の田舎生まれ。どうせなら、どこかへ移住して、田舎で子育てをしたいねと話すようになりました。
 
 ある日コンビニで、「移住」を特集した雑誌にふと目が止まり、全国の自治体の活動や、「地域おこし協力隊」をはじめとする様々な制度があることを知りました。
 情報収集によく使ったのが、「ニッポン移住・交流ナビ JOIN」のサイト。全国の地域おこし協力隊の募集情報が充実していて、その中から妻が「あなたに合いそう」と見つけてきたのが、大月町の地域おこし協力隊「シティプロモーション担当」の募集でした。
 当時、動画の編集・ディレクションに関わる仕事をしていたため、その経験を活かせそうな募集だと感じました。

「移住しない理由」が見つからない大月町

 高知県大月町への移住に向けて、より具体的な情報収集を始めたのが、2014年5月ごろ。
 高知県の第一印象は「食べ物がおいしそう」ということでした。普段から食への関心は高く、毎日口にする食材にもこだわっていたので、”食”は移住先に求める大事な要件のひとつでした。高知を知り、興味がグッと高まりましたね。
 
 6月に入ると、大月町に直接問い合わせ、東京で「高知暮らしフェア」が開催されることを知り、家族で大月町ブースに足を運びました。そこでは、気になっていた協力隊のこと、任期後の仕事のこと、移住者の声、子どもの保育園のことなど、根掘り葉掘り担当者を質問攻めにしましたね。その結果、「大月町に移住しない理由が見つからない」という結論に至りました(笑)。
 
 家族とよく話し合ったうえで協力隊への応募を決め、初めて高知を訪れたのは翌7月。
 そこからとんとん拍子に話しが進み、なんと2度目の高知訪問が8月の引越日になりました。あまりのスピードに車の手配が間に合わず、車が必須の田舎暮らしで最初の1ヶ月間は自転車生活をすることになってしまいました(笑)。
 

採用面接で「複業します」宣言!

 地域おこし協力隊は任期3年と短いので、応募の段階から任期後を見据えた計画を練らなければと考えていました。協力隊ミッションとして映像編集やディレクション業務を請け負いつつ、自分で撮影の仕事も請け、仕事の幅を徐々に広げていく計画を考えました。

「3年後にはナリワイにしたい。そのために協力隊の任期中からフリーランスとしても活動したい」

 公務員に近い「地域おこし協力隊」ですので、自治体が副業を許してくれないかもしれないと思っていましたが、そこを何とか実現するために、町長、副町長、担当課長らが同席する採用面接の場で「複業します!させてください!」と交渉しました。将来設計と熱意が伝わったのか、複業宣言はすんなりと受け入てもらえました。

大月町を全力プロモーション

 地域おこし協力隊になってからは、動画やVR(仮想現実)など映像制作のほか、広報誌の作成やふるさと納税に関することなど様々なコミュニケーションツールを活用して、大月町の情報発信に奔走しました。移住者だからこそ見える大月町の魅力を、自分なりの感性で。切り抜かれた大月町の日常の風景や瞬間を、町内外の人に届くよう発信しました。
 
 こうした実績を積み重ね、任期後はスムーズに独立。ありがたいことに、現在は映像制作を軸に事業を展開し、大月町内はもちろん、近隣市町村や県外にも顧客を抱えています。

「移住者」から、だんだんと地元の人に

 移住してはや5年。見慣れてきたせいもあって感動は薄れつつありますが(笑)あ、大月町の透き通った海を眺めるのが好きです。特別で非日常だった大月町の風景が、だんだんと日常へと変化している証拠かな。
 一生懸命仕事をして、1日の終わりには夕焼けに染まる空を見上げ、買い物の途中で出くわす雄大な太平洋に心を癒される。そんな日々が大月町暮らす今の私の幸せです。

取材を終えて(編集後記)

 しっかりとした将来設計を持って移住した田中さん。とはいえ、地域おこし協力隊卒業、地方でフリーランスとして活動していくことは、計画どおりのことばかりではなかったと思います。
 今、田中さんが安定して事業を継続できているのは、地域でしっかりと信頼関係を築いてきたからこそ。コツコツと、ひとつひとつ丁寧に。そうした積み重ねが、現在の事業に繋がってることを取材を通して感じました。

※この記事は、2022年6月21日時点の情報を掲載しております。


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