多様な働き方

【土佐清水市】海辺のログハウス『木のくじら』でオーナー募集!◇憧れの別荘暮らし&ペンション経営!

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木の温もりに包まれる癒しの空間◇大自然と地元の新鮮素材を楽しむ“隠れ家的お宿”を営む!
【土佐清水市】海辺のログハウス『木のくじら』でオーナー募集!◇憧れの別荘暮らし&ペンション経営!

 ひとことで言うとこんな仕事 

足摺宇和海国立公園の高台で太平洋を眺望!
サーファーとダイバーに大人気の隠れ家的お宿『木のくじら』
暖炉ラウンジ・囲炉裏部屋・サンルームなど
遊び心満載のログハウスを引き継ぎ、リニューアルオープンを目指す!
意欲ある方の挑戦をお待ちしています!


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ミッション

 土佐清水で別荘ライフ × 事業承継 × 自己実現・起業・チャレンジ!

 
 2002年創業の海辺のペンション『木のくじら』。
 土佐清水の自然と暮らしが楽しめる”特別な時間”を求めて多くの方が訪れました。
 ダイビング、サーフィン、お遍路さん、家族旅行…目的は様々。
 木の温もりに癒されながら、おしゃべり好きのご主人と暖炉を囲んで土佐清水の魅力を語るのも、木のくじらタイムの醍醐味。

 しかしながら、2021年3月にご主人が急逝されたことをきっかけに、予約受付や広報活動を停止。奥様ひとりでは、ペンション運営を継続することが難しくなってしまったことから、プロジェクトを立ち上げ、継業してくださる方を広く募集をすることにいたしました。

 オーナーの想いを引き継ぎ、次の新しい価値を見出してくれる方と出会いたいと願っています。意欲のある方のご応募をお待ちしております!

・事業内容: 宿泊施設  ※異業種への転換も可
・引継場所: 高知県土佐清水市加久見1464-461「木のくじら」
・引継条件: 相談の上決定いたします
・引継詳細: 土地建物一式およそ900坪(ペンション、住居部分、駐車場、畑を含む)、テレビ・エアコン・ドライヤー・布団などの宿泊設備一式、調理機材一式、調理技術やレシピ、顧客・取引先、旅行予約サイトでの評価 など

求める人物像

・土佐清水市へのUターン・Iターンを検討している方
・自然豊かな土地で民宿を営みながら別荘暮らしを実現したい方
・地域の食文化に関心がある方、自然や人との繋がりを楽しめる方
・宿泊業の経営戦略再構築や多角化にチャレンジしたい方
・宿泊業をメインに、複業・多業といったマルチな働き方を実現したい方
・事業主の理念を理解し、事業を承継できる方、革新のアイデアをお持ちの方

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継業への取り組みについて

「地元のためにお店を続けたいが後継者がいない」
「高齢になってしまって事業継続が難しい」

 地域の生活を支えてきた中小企業や商店では、こういった理由から、事業縮小や廃業を余儀なくされるケースが後を絶ちません。

 一方で、働き方が多様化する今、県外からのUターン者や移住者が過疎地域に住まい、ゼロから起業をするより圧倒的にコストが抑えられる、”なりわい”を活かした「事業承継」や「継業」といった働き方がひそかに注目を集めています。店舗そのものや機材設備などの初期費用一式を抑えられるほか、一定の顧客や販路、技術までもそのまま引き継げるとして、地方暮らしを目指す若者や移住者にとって新たなビジネスチャンスといえます。 

 「事業承継」「継業」とは、地域で生まれた”なりわい”を引き継ぎつつ、第三者の新たな感性と価値観でそのものの価値を見出し、再活性化して、地域で継続できるなりわいを営むことです。

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ここがポイント!!

■あそび心満載!こだわりの土佐杉&土佐漆喰壁の手作りログハウス!
 土佐杉を手で皮をむいてハンドカット。土佐漆喰壁のポスト&ビームの手作りログハウスです。築年数は20年ほどですが、日々オーナーご自身で増築・改修を繰り返してきたため、ほとんど老朽化せずとっても綺麗! また、インテリアや内装にも独自のこだわりが!バーカウンターと薪ストーブを構える暖かなラウンジ、囲炉裏を囲んで食事が楽しめる個室、雨でもBBQが可能なサンルームが!ベンチや、ハンガーラック、グラスハンガーなどもすべてオーナーの手作りなんです!

■最短期間・最小コストでペンション経営!?リニューアルオープンを目指す!
 客室は全部で5部屋(和室2・洋室3、ロフト付き)。ご家族や団体様ならペンション一棟貸切利用が便利(大人のみで最大12名、お子様含めて15名まで収容可)!4~5人が同時に入れる広さのお風呂に、洋式トイレ、エアコン・テレビ・ドライヤー・寝具などもすべて揃っています!もちろん、調理場には業務用冷蔵庫、食洗器、オーブン、グリル機も!これまでの口コミや評価も引き継ぎつつ、自分なりの新しいアイディアやコンセプトを盛り込んだ”リニューアルオープン”としてスタートできます!
 ペンション経営を目指す方にとっては絶好のチャンスではないでしょうか!?

■地元の新鮮素材を使った秘伝料理のレシピを伝授!家庭菜園も!
 漁港が近いため、土佐清水のブランド魚「清水さば」をはじめ、その日に獲れた新鮮な魚が手に入るのも『木のくじら』の魅力!また、当時の人気メニューや、サメやマンボウを使った地元ならでは料理レシピも、奥様じきじきに伝授頂けるとか!また、庭の小さな畑では、野菜や果物が育てられ、朝採れ野菜メニューを提供することも可能です!

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■新たな価値を創造する!コロナ禍でも持続可能な宿泊業を追究!
 近年、“レンタルバケーション(貸し別荘)”といったリゾート滞在型の旅行スタイルが注目されています。「人と接触したくない。家族や友人だけでリゾートキャンプを楽しみたい。シーズンだけ別荘ライフを楽しみたい。」など、一般的なホテル旅館では対応できない新しいニーズにも応えられることから、需要が高まりつつあります。実は、こんな時代だからこそ“宿泊業”の革新がおもしろいかも!?
 全国を見ると、廃業した銭湯施設をリノベーションし、完全予約制・1日1組限定の無人宿泊施設として人気を集めたケースもあります! コロナ渦でも持続可能な宿泊業とは!?地域の資源を活かしてあなたも挑戦してみませんか?!

■2020年7月オープン「高知県立足摺海洋館 SATOUMI」まで車で12分!
 海・山の恵み溢れる自然の宝庫「土佐清水」は、体験型観光施設や観光イベントも充実しています!中でも人気のSATOUMIやスノーピークキャンプ場は、「木のくじら」のすぐ近く!他にも車で15分圏内には観光施設がたくさんあります!宿泊プランやコラボ企画などアイディア次第で、県内外からの集客が見込めるかも!?
▽土佐清水市観光協会
 https://www.shimizu-kankou.com/
▽「木のくじら」ホームページ内の「観光案内」でもご覧いただけます。
 http://www.kinokujira.com/sight_guide/

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オーナー 山本 淑子さん へのインタビュー


— 創業のきっかけを教えてください。—

 私が勤務していた高知市内の会社に、主人が東京からUターン転職をしてきたのが始まりです。主人はダイビングやサーフィンが趣味で、両親の故郷である土佐清水にたびたび訪れては、「いつかは土佐清水で暮らしたい」と考えていたようです。
 そんな中、ダイビング仲間にたまたまログビルダー(建築家)の方がいらっしゃって、交流を深めるうちにその魅力にはまっていって(笑)。ついには「ログハウスのペンションをやりたい!」と、会社を辞めてしまったんです。土佐清水で土地を探して、自らもハンドカット工法等の技術を学びながら、2002年「木のくじら」を開業しました。

— ずっとお二人で運営を?—

  はい。私が洗濯と買い出しと調理を。主人が掃除、接客、庭の手入れ、旅行サイトの運営などを担当しました。主人はお話好きだったので、夕食時は料理を運びながら、お客さんと地域の面白い話をしたり、近くの観光地を紹介したり。それが全部終わったら一気に片づけて、食事して、自宅に戻るようなパターンでした。
 ところが、2021年3月に突然亡くなってしまって。7月末まで入ってた予約も全てキャンセル。そのあとも、料理、掃除、洗濯、接客、営業、敷地のメンテナンス…これを独りでこなすのは到底難しく、予約受付を再開できずに今に至っています。

 誰かを雇って続けることも考えましたが、中途半端にやって、毎年来てくれていた常連さんの評判を落としてしまうことだけは避けたくて。やっぱり思い入れもありますし、この後もしっかり運営して下さる方に引き継ごうと思いました。

— どんなお客さんが来られてたんですか?—

 県外からは、お遍路さんに来られた外国人の方。地元は、柏島や竜串海岸のダイバー、大岐の浜のサーファーさんに毎年多く利用していただきました。
 あと、主人の繋がりもあって、香川と愛媛と広島のダイビングショップがツアーの宿泊先に使ってくださってたので、シーズンには団体予約がありました。木のくじら再開の案内ができれば、喜ばれると思いますよ(笑)。

— 景観もよく、海風が最高に気持ちいいですね!—

 場所はほんと!最高だと思いますよ(笑)。
 NHKのドキュメンタリーにもなったんですが、目の前の水島沖では「足摺沖の怪物」といって、年に数回台風の時期に8メートル級の大波が立つんです。それに挑むサーファーを見たい人が海岸沿いに並ぶんです。それが小さいですけどうちの客室から見えるんです!あと、お天気が良ければ「だるま夕日」も!これはもう見た人にしか分からない。心が震える感動が得られますから!

— 当時のお料理がすごいですね!—

 一応お魚の街なので、お肉は出さないというコンセプトでやってました。料理は、結婚前に土佐料理研究家の宮川逸雄先生に1年間基礎を習い、ペンションを始める前にも1年、修行しています。当時出していたのは、メインにあんかけか塩釜、炊き込みごはん、お刺身、あとは季節の酢の物と煮物と揚げ物。皿数は変えずに、これを定番にして季節ごとにやっていました。
 あと、サメやマンボウを使った土佐清水でしか見ない料理とかもあるので、そういうものも取り入れながら提供していましたね。もし、同じものを提供したいと言ってくださるなら、レシピはもうすべて!お教えしますよ。


— ログハウスと、住居部分、他敷地すべて引き継ぐ!?—

 もちろん!テレビやエアコン、布団、食器なんかも全部。使っていたもの全てお譲りできます。「木のくじら」の名前も、ご希望であればそのまま使っていただけます。
 数年前には、じゃらんの口コミランキングでランクインしたこともあるんですよ。公式サイトと、「じゃらん」と「楽天トラベル」は休業中のまま残しているので、口コミや評価ごとお渡ししてもかまわないです。
 ただ、料理を提供するには衛生管理者の受講資格が必要ですし、ペンションを経営するには旅館の営業権を新たに取得していただく必要はあります。


— どんな方に引き継いでほしいですか?—

 自然が好きで、暮らしを楽しめる方かなぁ。
 敷地内の草刈りやらお手入れも必要ですし、台風前には風対策も必要なので、それも含めて自然を楽しめる方がいいですよね。ダイビングやサーフィンなど趣味を楽しみながら、ゆったりと暮らしを満喫したい方でも、新しいスタイルでペンションを経営してくれる方でも。ここを気に入ってくれる方に出会いたいですね。

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応募方法・問合せ先

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まずは、お電話で「高知家で暮らすを見た」旨、ご連絡下さい。

【応募申込み・引継ぎ内容等のお問合せ】
高知県事業承継・引継ぎ支援センター
TEL: 088-802-6002

〒780-0870 高知県高知市本町4丁目1-32こうち勤労センター4階
担当: 野﨑(のざき)・原(はら)あて
※後継者人材バンクへのご登録はホームページから。

【土佐清水市・地域のご相談】
土佐清水商工会議所
TEL: 0880-82-0279
〒787-0323 高知県土佐清水市寿町11-16
担当: 経営指導員 岡田(おかだ) あて
http://www.cciweb.or.jp/tosashimizu/

【移住に関するご相談】
土佐清水市 企画財政課 地域づくり支援係
TEL: 0880-82-1181
〒787-0392 高知県土佐清水市天神町11-2

【事業資金に関するご相談】
高知県信用保証協会 幡多支所

TEL: 0880-34-3164
〒787-0025 高知県四万十市中村一条通3-1-21
担当: 道倉(みちくら)あて

※この記事は、2022年1月13日時点の募集情報です。
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