■あそび心満載!こだわりの土佐杉&土佐漆喰壁の手作りログハウス!
土佐杉を手で皮をむいてハンドカット。土佐漆喰壁のポスト&ビームの手作りログハウスです。築年数は20年ほどですが、日々オーナーご自身で増築・改修を繰り返してきたため、ほとんど老朽化せずとっても綺麗! また、インテリアや内装にも独自のこだわりが!バーカウンターと薪ストーブを構える暖かなラウンジ、囲炉裏を囲んで食事が楽しめる個室、雨でもBBQが可能なサンルームが!ベンチや、ハンガーラック、グラスハンガーなどもすべてオーナーの手作りなんです!
■最短期間・最小コストでペンション経営!?リニューアルオープンを目指す!
客室は全部で5部屋(和室2・洋室3、ロフト付き)。ご家族や団体様ならペンション一棟貸切利用が便利(大人のみで最大12名、お子様含めて15名まで収容可)!4~5人が同時に入れる広さのお風呂に、洋式トイレ、エアコン・テレビ・ドライヤー・寝具などもすべて揃っています!もちろん、調理場には業務用冷蔵庫、食洗器、オーブン、グリル機も!これまでの口コミや評価も引き継ぎつつ、自分なりの新しいアイディアやコンセプトを盛り込んだ”リニューアルオープン”としてスタートできます!
ペンション経営を目指す方にとっては絶好のチャンスではないでしょうか!?
■地元の新鮮素材を使った秘伝料理のレシピを伝授!家庭菜園も!
漁港が近いため、土佐清水のブランド魚「清水さば」をはじめ、その日に獲れた新鮮な魚が手に入るのも『木のくじら』の魅力!また、当時の人気メニューや、サメやマンボウを使った地元ならでは料理レシピも、奥様じきじきに伝授頂けるとか!また、庭の小さな畑では、野菜や果物が育てられ、朝採れ野菜メニューを提供することも可能です!
近年、“レンタルバケーション(貸し別荘)”といったリゾート滞在型の旅行スタイルが注目されています。「人と接触したくない。家族や友人だけでリゾートキャンプを楽しみたい。シーズンだけ別荘ライフを楽しみたい。」など、一般的なホテル旅館では対応できない新しいニーズにも応えられることから、需要が高まりつつあります。実は、こんな時代だからこそ“宿泊業”の革新がおもしろいかも!?
全国を見ると、廃業した銭湯施設をリノベーションし、完全予約制・1日1組限定の無人宿泊施設として人気を集めたケースもあります!
コロナ渦でも持続可能な宿泊業とは!?地域の資源を活かしてあなたも挑戦してみませんか?!
オーナー 山本 淑子さん へのインタビュー
— 創業のきっかけを教えてください。—
私が勤務していた高知市内の会社に、主人が東京からUターン転職をしてきたのが始まりです。主人はダイビングやサーフィンが趣味で、両親の故郷である土佐清水にたびたび訪れては、「いつかは土佐清水で暮らしたい」と考えていたようです。
そんな中、ダイビング仲間にたまたまログビルダー(建築家)の方がいらっしゃって、交流を深めるうちにその魅力にはまっていって(笑)。ついには「ログハウスのペンションをやりたい!」と、会社を辞めてしまったんです。土佐清水で土地を探して、自らもハンドカット工法等の技術を学びながら、2002年「木のくじら」を開業しました。
— ずっとお二人で運営を?—
はい。私が洗濯と買い出しと調理を。主人が掃除、接客、庭の手入れ、旅行サイトの運営などを担当しました。主人はお話好きだったので、夕食時は料理を運びながら、お客さんと地域の面白い話をしたり、近くの観光地を紹介したり。それが全部終わったら一気に片づけて、食事して、自宅に戻るようなパターンでした。
ところが、2021年3月に突然亡くなってしまって。7月末まで入ってた予約も全てキャンセル。そのあとも、料理、掃除、洗濯、接客、営業、敷地のメンテナンス…これを独りでこなすのは到底難しく、予約受付を再開できずに今に至っています。
誰かを雇って続けることも考えましたが、中途半端にやって、毎年来てくれていた常連さんの評判を落としてしまうことだけは避けたくて。やっぱり思い入れもありますし、この後もしっかり運営して下さる方に引き継ごうと思いました。
— どんなお客さんが来られてたんですか?—
県外からは、お遍路さんに来られた外国人の方。地元は、柏島や竜串海岸のダイバー、大岐の浜のサーファーさんに毎年多く利用していただきました。
あと、主人の繋がりもあって、香川と愛媛と広島のダイビングショップがツアーの宿泊先に使ってくださってたので、シーズンには団体予約がありました。木のくじら再開の案内ができれば、喜ばれると思いますよ(笑)。
— 景観もよく、海風が最高に気持ちいいですね!—
場所はほんと!最高だと思いますよ(笑)。
NHKのドキュメンタリーにもなったんですが、目の前の水島沖では「足摺沖の怪物」といって、年に数回台風の時期に8メートル級の大波が立つんです。それに挑むサーファーを見たい人が海岸沿いに並ぶんです。それが小さいですけどうちの客室から見えるんです!あと、お天気が良ければ「だるま夕日」も!これはもう見た人にしか分からない。心が震える感動が得られますから!
— 当時のお料理がすごいですね!—
一応お魚の街なので、お肉は出さないというコンセプトでやってました。料理は、結婚前に土佐料理研究家の宮川逸雄先生に1年間基礎を習い、ペンションを始める前にも1年、修行しています。当時出していたのは、メインにあんかけか塩釜、炊き込みごはん、お刺身、あとは季節の酢の物と煮物と揚げ物。皿数は変えずに、これを定番にして季節ごとにやっていました。
あと、サメやマンボウを使った土佐清水でしか見ない料理とかもあるので、そういうものも取り入れながら提供していましたね。もし、同じものを提供したいと言ってくださるなら、レシピはもうすべて!お教えしますよ。
— ログハウスと、住居部分、他敷地すべて引き継ぐ!?—
もちろん!テレビやエアコン、布団、食器なんかも全部。使っていたもの全てお譲りできます。「木のくじら」の名前も、ご希望であればそのまま使っていただけます。
数年前には、じゃらんの口コミランキングでランクインしたこともあるんですよ。公式サイトと、「じゃらん」と「楽天トラベル」は休業中のまま残しているので、口コミや評価ごとお渡ししてもかまわないです。
ただ、料理を提供するには衛生管理者の受講資格が必要ですし、ペンションを経営するには旅館の営業権を新たに取得していただく必要はあります。
— どんな方に引き継いでほしいですか?—
自然が好きで、暮らしを楽しめる方かなぁ。
敷地内の草刈りやらお手入れも必要ですし、台風前には風対策も必要なので、それも含めて自然を楽しめる方がいいですよね。ダイビングやサーフィンなど趣味を楽しみながら、ゆったりと暮らしを満喫したい方でも、新しいスタイルでペンションを経営してくれる方でも。ここを気に入ってくれる方に出会いたいですね。