■敷地は1ヘクタール以上!四万十の大自然のまんなかで養鶏と農業で稼ぐ!
敷地内には養鶏場だけでなく、飼料を育てるための畑や、卵のパッキング作業や寝泊まりができるくらいの小さな小屋があります!山道には岩清水が湧き、四万十川の支流「神ノ川」が目の前に!おだやかな渓流に抱かれた四万十の秘境“天然の一等地”にて、自給自足的な生活を楽しみ、その技術を真剣に学びたい方や、理想的な山暮らしをしながら都市部向けのビジネスを検討される方は、是非一度足を運んでみてください!あなたもきっとドはまりするはず!
■こだわり抜いた秘伝の飼料で育てる!五つ星レストランも認める最高級たまご!
最大の特徴は飼料!遺伝子組み換え作物、ポストハーベスト農薬、肉骨粉、成長ホルモン剤、着色剤、抗生物質他、酸化防止剤やビタミン剤等の化学物質はいっさい使用しない、自ら育てた天然素材を独自配合したものを使っています。安心・安全はもちろん、その味は東京の5つ星フレンチレストランやお寿司屋さん、伊勢丹新宿店の地下食品売場、プリン等の洋菓子店、卵がけごはん(TKG)専門店等で採用された実績があり、間違いなく『本物』です!
■四万十の絶景を前に高級卵を食らう「TKG専門店」はいかが?!新発想求む!
最高の素材はある!ロケーションも完璧!あとはこれらをどう組み合わせて、魅力的に展開するかだ!わざわざ通いたくなる絶品ウワサの超・高級TKG専門店なんてどうでしょう?発想次第で養鶏場が観光地や映えスポットになれるかも?!あなたの挑戦をお待ちしています!
■目指せ!販路拡大・6次産業化!すでにあるものを最大限活かす!
ご夫婦では300羽の養鶏と飼料の製造が限界でしたが、量産して安定供給ができるようになれば、ネット販売、都市部の有名レストランでの直接取引、伊勢丹新宿での販売も再開できるかも!?また、高級卵で作るマヨネーズも過去には人気過ぎて入手困難だった商品!レシピを学んで再現できれば、事業拡大も夢じゃない!?!?
■条件次第で事業引き継ぎ後、『事業承継補助金』が受けられる!
—現在に至るまでの歩みを教えてください。—
出身は愛知県ですが、東京で主人と出会い、添加物のない自給自足の生活を目指して1999年に四万十源流の村「津野町」に移住。野草茶をつくって販売する町の事業に携わっていましたが、2年ほどで撤退してしまい、飼っていた鶏と一部の事業を引継いで2005年に四万十町に移り住みました。
最初は自分たちが安心・安全な卵を食べたくて飼っていて、地元の人におすそ分けのつもりで販売していたら人気がでてしまい(笑)雑誌やメディアにも取り上げていただけるようになりました。そしたら、雑誌か何かでみたという東京のお寿司屋さんで直接取引の契約が決まったんです。それがたまたまTBS局の前にあるお店でして、食べにきたテレビ局のスタッフさんが「面白い卵だね」ってことで、「どっちの料理ショー」や「イシバシ・レシピ」等の有名料理番組で特選素材として紹介していただいたんです。
そのあとはもう本当に注文がすごくて!300羽(1日200個出荷程度)しか飼ってなかったので生産が追いつかなくなりました。一番待っていただいた方で1年待ちでしたね(笑)
偶然が重なって、本当にありがたいことでした。
—1年待ち!?どんな方が買われるんですか?—
主には業務用の高級卵として、都市部のフレンチレストランや、プリンの洋菓子店、卵かけごはん専門店に卸したり、伊勢丹新宿店の地下食品売場にも置いていただいたりしていました。当時の販売価格は10個入りで3,500円だったかな。直接取引契約、または、ネット販売等で一般の方にも販売していました。
ですが、2020年の暮れに主人が亡くなって、取引に使っていたパソコンのロックが解除できなくなって…。そのままネット販売を終了してしまっているんです。伊勢丹新宿店には、事情により安定供給が難しくなった旨お手紙を出して、お詫びをしたんです。
—ぇえ?!めちゃくちゃもったいない!!—
はい、本っ当にもったいないんです(笑)なんとかしようと手は尽くしたんですけど…どなたか機械に強い人に開けていただき、販売を再開していただけると嬉しいです(笑)
—養鶏は誰でもできるものですか?—
もともと「自分が食べるものは、できるだけ自分で作る」という想いがあり、持続可能な自給自足生活を実現するために、どの仕事をしたらよいかを考えて「養鶏」を選んだという背景があります。養鶏は1日のうちでとられる時間が少なく、安定した生活リズムが保てるので、比較的初心者でも始めやすいと思いますよ。
—大事にしてきたことはなんですか?—
前職で添加物の害を知ってしまった経緯もあり、”日本一安全な卵”を目指して、飼料にはとことんこだわりました。自分たちが無肥料で自然栽培した完全無添加飼料と清流水を与え、少ない数を放し飼いで育てた、健康でストレスフリーな鶏たちの卵です。
ネット販売ができない今でも買いに来てくれるファンの方がいるんですよ。その方は主人が育てた卵のファンなので、新しい方が来ても、最初は今のコンセプトや養鶏技術、飼料のレシピをそのまま引き継いで、これまでのお客様に提供していってほしいですね。
—どんな方に引き継いでほしいですか?—
ロケーションがすごくいいので、ご夫婦で自給自足の生活を目指されてる方とか、若くてアイディアのある方で、この土地を使ってイベントとか面白いことやってくれる方がいいかな!あと3年くらいは一緒にやれる体力があるので、最初は一緒に養鶏をやりながら、いずれは”安全な卵”の価値を独自の形で発信してもらえたら嬉しいです。