募集の背景
大月町の高齢化率は、まもなく50%を超える状況にあります。町内の人口の半分が高齢者というなか、住み慣れた場所でいつまでも健康に暮らし続けてもらうためには支えが必要です。町内の高齢者には、まだまだ元気な方もいれば、要介護認定を受けている方もいらっしゃいます。そんな方々の日常生活の支援、社会参加の推進を目的として、「コミュニティナース」を募集しています。
ここがポイント
・看護の仕事をしながらワークライフバランスがとれる!
一般的に病院勤務の看護師さんの場合、日勤と夜勤を交替しながら仕事をします。そのため、日によって生活リズムが異なったり、家庭を持っている方はさらに生活がハードになったりと、仕事と暮らしを両立することがなかなか難しいという話もよく聞きます。しかし、コミュニティナースの場合は夜勤がないため、子育てや家事と仕事の両立がしやすいです。
・地域全体が活動フィールド!
病院や診療所ではなく、地域全体が活動場所になります。そのため、仕事をしながら町内の様々な地域に足を運び、そこに住む方々とコミュニケーションをとることができ、開けた環境のなかで人間関係を築くことができます。
・副業OK!
高齢化が進む本町では、デイサービス、ヘルパー、病院の夜間バイト等のニーズが非常に多いので、週4日の地域おこし協力隊の活動以外はそれらを副業として掛け持ちすることも可能です。
具体的な仕事内容
コミュニティナースとして地域に入り、町内の高齢者が少しでも心身ともに健やかに暮らせるよう、お手伝いをしていただきます。
・日ごろから地域に出向き、世間話や悩み相談、地域の問題など積極的にコミュニケーションをとり地域の特性や実情を知る。(日中は主に、地域に出て活動していただきます。)
・地域住民と日頃から顔を合わせ、地域住民との協働イベントの開催等、高齢者の居場所づくりや健康づくりの拠点を強化する。
・自身の専門資格を活かしつつ、自宅訪問や交流イベントへ参加し、多様な活動を実践する。
・支援が必要な場合には、役場や医療・福祉機関への橋渡しを行い、共に住民の健康面・社会生活面における問題解決に取り組む。
・活動記録を作成する。 (夕方からは主に、役場に戻って事務処理を行っていただきます。)
<その他の業務>
コミュニティナースの業務に加え、地域おこし協力隊として、以下の業務にも従事してもらいます。
・SNS 等を活用した情報発信活動
・協力隊員同士の連携・協働活動
・地域活動への積極的な参加及び参画
・活動に必要と思われる研修会、連絡会議、地域の集会等への参加
・隊員としての任期終了後の定住に向けた生活基盤の構築活動
任期後の道
・コミュニティナースとして役場での活動を継続
・地域福祉に関連した起業
・関係団体職員 など
隊員のサポート体制
今回募集する「コミュニティナース」は、大月町役場の長寿政策課(地域包括支援センター)に属しながら活動していただきます。現在、長寿政策課には14名の職員が所属しており、年齢層は20代~60代と幅広く、保健師や看護師・作業療法士・介護支援専門員など様々な専門職が働いています。しっかりサポートさせていただきますのでご安心ください♪
町民が少しでも心身ともに健康的な生活が送れるよう、ぜひ、私たちに力を貸してください!!
こんな方にオススメ
・人と話すことが好きな方
・デスクワークよりも、フィールドワーク(現場で身体を動かすこと)が好きな方
・誰かの役に立つこと、頼られることに喜びを感じる方
大月町ってこんなところ
大月町は高知県の西南端に位置し、高知市内からは車で2時間半ほどの距離があります。西に豊後水道、南に太平洋と海に囲まれた形をしており、内陸部は標高465mの大洞山を囲む山林が町の総面積の約7割を占めています。海の透明度が高く、マリンアクティビティが楽しめる観光地としても有名です。また、1年を通して温暖な気候で、主に農業と漁業の1次産業が盛んです。県内で唯一、マグロの養殖場があり、出荷量は全国トップクラス!
地域おこし協力隊の隊員数も多く、10名の現役隊員、13名のOBOGがいます。(令和5年10月時点)