多様な働き方
50年間地元民に愛され続けた本格中華「宝来飯店」。愛情とユーモアたっぷりのご夫婦が提供する中華料理は、多くのファンの胃袋を満たすだけでなく、県内で開催される野外イベントへの出店、地元の小・中学校の給食サポート、病院や公務員、地域の産業、地域の事業所へお弁当配達など、地域を支える活動にも幅広く貢献されてきました。
そんなご夫婦ももう70歳を超え、体力的にも今まで通り営業を続けていくことが難しくなってきました。そこで、宝来飯店の50年の軌跡と味を、新しい感性で継承して下さる方を募集いたします。
■須崎市”海のまちプロジェクト”発動中!駅前ストリートを再活性化!
かつて海洋都市であった須崎に秘めるポテンシャルや歴史的価値に光をあて、JR須崎駅周辺の中心市街地を「海のまち」として活性化を目指すプロジェクトが始まっています。2026年までに、須崎市魚市場や図書館複合施設、野外体験施設ロゴスシーサイドパークなどの設備計画を推進しており、須崎市のまち全体が一つのアトラクションとなるような構築や、それらを起点に須崎市全域に波及効果を生む仕組みづくりや、アートを切り口とした須崎的文化創造による地域づくりが、積極的に行われています。
実現すれば、県内外から多く観光客や移住者が訪れる町になるかも!?
■本格中華のレシピと技術を継承!独立・開業を目指す方を応援します!
50年間磨き続けたその味と技術は、今でも多くのファンを有しています。新しい感性で店舗をリノベーションし、レシピと厨房設備をそのまま活かして、お総菜屋さん&お弁当屋さんとして再始動するのもアリかも!?ラーメン出前箱も昭和レトロで味があります!歴史を価値に変える!挑戦をお待ちしています!
■希望があれば2店舗とも引継ぎ可能!
宝来飯店は、1階に20席、2階に最大36名の宴会が可能な和室があり、酒天国は、地下・中2階・2階に10名席の個室があります。2店舗合わせるとかなりの収容人数!また、厨房が中で繋がっており、行き来できる不思議な造り!希望があればで両方活用することも可能です!
◉事業内容: 飲食業 中華料理『宝来飯店』(希望があれば「酒天国」も)
◉引継場所: 高知県須崎市原町1丁目1番8号
◉引継条件: 相談の上決定いたします
◉引継詳細: 土地建物(土地36坪の二階建て/改装可)、冷暖房器具、業務用冷蔵庫、厨房機材一式、食器類、レシピ、調理技術、販路(顧客)など
\活用例/
・おかぁの昼めしお弁当屋
・中華料理宝来飯店&おかぁの食堂
\求める人物像/
・『宝来飯店』の後継者・継業・事業引継ぎ・事業承継・活用のアイディアマン
・須崎市へのUターン・Iターンを検討している方
・事業主の理念を理解し、運営できる方、活用のアイディアをお持ちの方
・地域のコミュニティを大切にし、地域と連携した町おこしなどの活用にも積極的に参加できる方
——— 現在に至るまでの経緯を教えてください。
名古屋で本格中華を学び、高知に帰ってきました。仕事は料理しかできないので、自分でやってみようかと独立を決めました。昭和48年(1973年)にこの近くの家を借りて中華料理屋をオープン。その2年後に、今の場所を買って現在の「宝来飯店」ができました。その1年後には、隣の店が売りに出たので、それも買い取って「酒天国(現在は休業中)」という焼き鳥メインの居酒屋もオープンしました。
——— 2店舗とも一気に繁盛されたんですね!
はい(笑)これは自慢ですが、居酒屋は個室が多いので、最盛期には12月の1か月間で100組の忘年会を受けたこともありましたよ。当時は須崎の町も賑わっていて、駅も近いのでほんとに、えーーーーーっ!!って思うくらい忙しくさせてもらいました。もう面白いぐらいに繁盛しました(笑)
——— どんな方が利用されてましたか?
駅近くのメインストリートなので、会社帰りの方が多かったです。赤提灯につられてふらっと立ち寄られる方や、家族連れ、地元の警察官、学校教員の方にも多くご利用頂きました。うちはボリュームがあって、値段も安いので(笑)
——— メニューがめちゃくちゃ豊富ですね!一番人気は?
全部です(笑)まあ、鉄扖肉(テッパーヨク⇒宝来特製豚肉ケチャップあんかけ)、炸肉丸(チャーヨクイン⇒肉だんご)、炒飯と餃子あたりはよく出ました。
——— お弁当はいつからやってるんですか?
お弁当は5~6年前から。病院とか車屋さんとか、ネットを見た方からまとめて予約が入りますね。あと、お弁当ではないけど、県内の野外イベントにもよく出店していました。当時は機材を持ち出してラーメン・餃子・唐揚げなどを提供は珍しく、よく呼んでもらいました。イベントでラーメンを提供するのは、うちが走りだったと思いますよ。
——— 今回、なぜ継業募集に?
後継ぎもなく、私たちもう70歳を超えたので、体力的にも続けることが難しくなってしまったんです。
——— 大事にしてきたことを教えてください。
安さと親しみやすさですかね。値段は30年前から変えてません。値上げは過去に1回だけ。あと、手作り野菜や、家庭的で素朴な手調理にもこだわりました。懐かしいような、親しみやすさを感じてもらいたくて。それから、感謝祭や焼酎まつり、セルフ宴会場、おかぁの昼めし弁当など、バラエティーに富んだメニューや企画を毎年考えてやってきましたね。
——— どんな方に引き継いてもらいたいですか?
場所もいいし、設備も揃っているので、飲食をやりたい方にはいいんじゃないかな。でも中華料理屋にはこだわらないです。やりたいことをやってもらえれば。まあ、この地で50年やってきた経験もあるし、レシピも教えられるので、少しでも参考にしてもらえたらそれで十分です。
- 海と山と川のあるまち 須崎 -
須崎市は、高知県のほぼど真ん中に位置し、市内まで車で30分程の“トカイナカ”!南には太平洋が広がり、北には標高769mの蟠蛇森がそびえ、まちを流れる新荘川は、日本で最後にニホンカワウソが確認された自然豊かな場所です。
なんと、川に生息する魚種数は全国第3位!面積は135.4㎢で、おおよそ、琵琶湖の5分の1の大きさ。人口は約20,800人。東京ドームの収容人員の約半分です。都会らしさはほとんどありませんが、とにもかくにも、自然環境に恵まれた土地で、空気と水はきれいでおいしく、山ではハイキング、磯ではメジナやイサキ釣り、川では水遊びやアユ釣りなどが満喫できます。また、須崎市には漁港があるので、魚は鮮度抜群、朝市に並ぶ野菜の味は格別です。
須崎市には、移住定住支援をしているNPO法人「暮らすさき」があります。ホームページでは、お仕事情報、住まい情報、空き店舗情報、移住者紹介等、須崎の魅力を全国に発信しています。移住に関するご相談、現地視察をご希望の方は、お気軽にご連絡ください。
■須崎市への移住相談窓口
特定非営利活動法人 暮らすさき
〒785-0005 高知県須崎市東古市町2-2 すさきまちなか学舎3F
TEL: 050-8808-6388(9:00~17:00)
定休日: 毎週日曜・月曜日、祝日、年末年始
ホームページ: https://www.kurasusaki.com
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