【安芸市】安芸市滞在の新拠点!ゲストハウス『東風ノ家』をご紹介

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昨年オープンしたゲストハウス「東風ノ家(こちのや)」を取材してきました!
【安芸市】安芸市滞在の新拠点!ゲストハウス『東風ノ家』をご紹介

まだまだ知られざる魅力と可能性が秘められた高知県東部地域(※1)。

東部地域にある安芸市は、三菱創業者・岩崎弥太郎の生家や武家屋敷、野良時計などの趣ある街並みが広がり、以前から歴史好きに人気があるエリア。また近年では、神秘的な自然の美しさに息をのむ伊尾木洞(※2)が新たな観光名所として注目されています。

今回は、この安芸市に新たな滞在拠点として、昨年オープンしたゲストハウス「東風ノ家(こちのや)」を取材してきました!


満面の笑みでお出迎えしてくれたオーナーの仙頭さん。暖簾の色と白文字がパッと目を惹きます。

---想い出の連鎖を起こす

東風ノ家」オーナーの仙頭さんは、ご当地安芸市の出身。大学進学とともに安芸市を離れ、東京で学生生活を送っていました。就職活動の一環として、高知県内にあるいくつかの企業でのインターンシップに参加した時、まだ知らなかった高知県の魅力の多さに気づかされたそうです。元々伝える仕事をしていきたいと思っていた仙頭さんは、高知市内の企業に就職してライターや企画業務に従事。退職後、数年を経て昨年地元の安芸市へゲストハウス「東風ノ家」を開業しました。

旅に大切なのは“交流”であるという仙頭さんの想いが存分に反映されたこのゲストハウスでは、安芸市を知り尽くすオーナーおすすめの旅プランの提案やオーナー自ら市内散策をアテンドしてもらえる体験プログラムに参加できたりします。また、カフェラウンジでは土曜限定でカフェバーがオープンし、地元の方も訪れ、地域での一期一会の交流を楽しむこともできます。


レンタルスペースとしても借りられるカフェラウンジ。「週末夜こち」や「シェア夜ごはん」などのイベントを開催。
宿泊客だけでなく、地元の方やイベント参加のみのお客さんとも楽しく交流できる。

---歴史あるまち安芸市だからこその古民家

現在の「東風ノ家」は、元々昭和12年に建てられた地元名士の邸宅でしたが、その後地域の方が集う場や地元の子どもたちが通う学習塾として使われるなど、長い間地域の人々の交流の場として親しまれた古民家でした。
数年前、塾だった当時に通っていた高校時代の同級生から空き家になっていることを聞いた仙頭さん。不動産業者を通して大家さんと交渉を重ね、ゲストハウスとしてリニューアルされたそうです。

「東風ノ家」を利用される方は、古民家や建築が好きな方、移住の下見に滞在される方、イベントを楽しみに来られる方など多岐にわたります。古くから地域の人々の交流の場として親しまれていた古民家が、仙頭さんの手によって、東部地域の魅力を発信する新たな交流拠点として生まれ変わりました。


県東部の近代産業の発展に深く関わられてきた一族、多田家の邸宅を新たな交流拠点にリニューアル。

---半宿半Xという働き方

現在は仙頭さん一人で宿を切り盛りをしながら、フリーライターもされています。将来的には、カフェ運営、一棟貸し、シェアハウス事業、編集デザイン事業の展開も想定して仲間を募集しています。
特に、カフェのオープンを見据えて、料理が得意な方、または、地域での編集・デザイン制作を共に行えるデザイナーやカメラマンなどクリエイティブな経験のある方と出会いたいそうです。仙頭さんのように、宿以外で生計を立てられる仕事を持ちながら、国内外の旅人と出会い、安芸市や県東部エリアの魅力を発信していく宿スタッフを兼任するという働き方も面白いかもしれません!

---地域で活躍してくれるプレイヤーが必要

今回ご紹介した仙頭さんのように、地域が元気になるには各分野で活躍してくれるプレイヤーが必要不可欠。担い手不足で廃業する地元の商店や企業、人口が減っていくことで街に元気が無くなっていく現状に歯止めをかけるためにも、UIターンして地域で活躍してくれる力を求めています。
安芸市はUIターン希望者を後押しする制度として、商店街での起業を援助する安芸市商店街等にぎわいづくり事業費補助、新婚世帯や子育て世帯向けの引越費用等補助(※3)や介護・障害福祉サービス事業所に就業する方の住居費・引越費用補助制度(※4)を設けています。まずは、観光で訪れてみて、「東風ノ家」を拠点に地域の人たちと交流してみてはいかがでしょうか?

※1 東洋町・室戸市・奈半利町・田野町・北川村・馬路村・安田町・安芸市・芸西村の9市町村の総称
※2 波の浸食により出来た天然の海食洞
※3 安芸市商店街等にぎわいづくり事業費補助金…安芸市内の空き店舗等を活用した取組みや空き店舗 改装して行う事業に
   対して上限30万円以内の助成が受けられます。(諸条件あり)
   三世代同居等移住支援事業…三世代同居や近居となる市外からの転入世帯に対し、引越費用最大 20万円、
   住居費(購入・改修)最大24万円の助成が受けられます。(諸条件あり)
   結婚新生活支援事業…39歳以下の新婚夫婦に対し、新婚生活の住居費や引越し費用最大30万円の 助成が受けられます。
   (諸条件あり)
※4 介護・障害福祉人材確保支援事業…市内の介護又は障害福祉サービス事業者に就労した方に住居費最大24万円や
   引越し費用最大14万円、勤続奨励金10万円を助成します。

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