移住者インタビュー

移住者の私が、移住コーディネーターになりました!

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100歳のおばあちゃんと仲良くなりました!今日も梼原町の日々を楽しんでいます。

長田 加苗さん

  • 出身地:高知市
  • 現住所:梼原町
  • 移住年:2021年
  • 職業:移住コーディネーター

17年過ごした東京から移住を決断

私の出身は高知市で、17年間東京で暮らしました。東京には美味しい飲食店や広々とした公園など楽しいことがたくさんあり、充実した生活を送っていました。しかし、40歳前後になると急激に体力が衰え、都会の人混みに疲れを感じるようになりました。

そこで、私たちは移住先を探すために地図を広げ、家族で話し合うことにしました。最初はなかなか決断できず日々が過ぎ、2年ほどたちました。しかし、ある日、娘が学校から帰ってくる途中、うつむいたまま熱いアスファルトの上を歩いているのを見て、ふと以前旅行で訪れた梼原町のことが思い出しました。そこでグーグルマップで梼原町の雰囲気を調べると、不思議と心が躍りました。そこでの生活を想像することができたのです。自然に囲まれた美しい景色、地域の人々の温かさ。すぐに家族に相談し、梼原町に移住先を決めました。

穏やかな時間が流れる梼原町

梼原町に引っ越してから、日々の生活が本当に豊かで、ありがたいと感じることがたくさんあります。都会ではできないことをたくさん経験しました。東京に住んでいた頃は、光化学スモッグの警報が出ると、洗濯物や布団を急いで取り込まなければなりませんでした。ですが梼原町の空気はきれいなので、心置きなく洗濯物や布団、食器、柿、大根、白菜、そしてご近所さんからいただいた野菜などを干すことができます。干した野菜を使い、漬物を作ることもあります。東京では想像もできない穏やかな時間を過ごし、子供たちにも以前より優しく接することができるようになりました。

空気がきれいだと外にいる時間も長くなり、自然にご近所さんと挨拶を交わすようになりました。車を運転できる私がみなさんの分まで苗の買い出しに行き、みなさんと同じようにもんぺを履いて、野菜づくりを教えてもらいました。また、ご近所の100歳のおばあちゃんと仲良くなり、一緒に散歩しながら会話することも楽しみの一つとなりました。私たちは町内の別の地区に引っ越しておばあちゃんの家から離れてしまいましたが、時間があると会いに行って元気をもらっています。

移住コーディネーターになったきっかけ

移住したばかりの頃、町内や住民同士の細かいルールが分からず、誰に相談すればいいのか困ることがありました。私は他の人にどんどん質問するタイプだったため、試行錯誤しながらも移住生活を送ることができていましたが、地元の人々と移住者の関係のために何かできないか考えていました。そんな時、私たちを温かく迎え入れてくれた移住コーディネーターの片岡さんが引退し、後任を募集していると聞いたので、迷わず応募しました。片岡さんの後任として、私の経験を活かし、古い伝統が息づく梼原町での生活を楽しく過ごすせるようなアドバイスができればと思っています。


※この記事は、2023年3月10日時点の情報を掲載しております。

当センターは、高知へのUIターンに役立つ最新情報を発信しているほか、各市町村で活躍する移住者のみなさんの活動も応援しています。ご感想、ご質問は高知県移住コンシェルジュまでお気軽にお寄せください。

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