移住者インタビュー
四万十町で見つけた!家族と過ごす最高の幸せライフ!
横田 麻梨子さん
大阪出身。仕事で日本全国、時にアメリカに拠点を置き仕事第一の生活を送る中、出産を機に人生を見つめ直し、のびのび子育てできる場所を求めて移住を決意。縁もゆかりもなかった四万十町で、人の温かさや、地の美味しいものをすぐ食べられる幸せを感じながら、子育てに邁進する横田さんに、現在に至るまでのお話を伺いました。
移住のきっかけは『あっという間に成長する子ども』
これまで、ウエディングやホテル、レストランを展開する会社に勤め、日本国内の主要都市やアメリカへの転勤を経験するなど、とにかくバリバリ働いてきました。仕事を通して、色々な場所に身を置き、たくさんの人と出会えることが好きで、「仕事=人生」と思っていました。
移住前に住んでいたのは東京。東京の文化や情報の集まる都市としての側面も魅力的でした。「仕事が好き!東京が好き!」そんな価値観は夫とも近しく、夫婦ともに好きなことに100%力を注ぐ、充実した毎日を過ごしていました。
転機が訪れたのは、35歳のとき。第一子を出産し、子育てする中で感じたのは、子どもはあっという間に成長してしまうということ。貴重な成長の過程で、たくさんの人と関わり、自然のなかで遊ぶ原体験をさせてあげたいと考えるようになりました。
思い立ったら即行動!
家族にとって最適の場所は東京じゃないのかもしれない」そう思い始めてから決断するまでは本当に早かったです(笑)。夫とは「いつかは海の近くで暮らしたいね」と話していましたし、どうせ移住するなら早い方が良い!と。
とにかく、“海の近くで、暖かいところ”に条件を絞って、情報を集めました。
高知は、たまたま本で情報収集している中で知り、自分たちの条件に合っているなと思いました。とはいえ、縁もゆかりもない場所。とにかくまずは高知へ行ってみよう!と、HPで見つけた四万十町の「お試し滞在施設」に1ヶ月間滞在して、高知のいろいろを下見することにしました。
今考えても、あの時の決断はすごい(笑)。2021年10月に無事家族とともに高知入りを果たしました。
『人の優しさ、温かさ、魅力』が決め手!
実は、この時点では、四万十町は移住の第一候補地ではありませんでしたが、このお試し滞在中に、想定していなかった心情の変化がありました。四万十町で出会う人、出会う人がそれぞれに魅力的で、優しく、温かかったんです。車が故障で突然動かなくなってしまった時には、近くにいた人が総出で助けてくれたり、たくさんの人が家族のことを気にかけてくれて、地元の人もたくさん紹介してくれました。
この1ヶ月間で、四万十町の人の優しさ、温かさ、魅力に触れ、気づいた時には四万十町のすべてに魅了され、もうここに住むしかない!と思いました。
東京のマンションを売却するも、四万十町の家は決まらず
「四万十町に住むしかない!」そうは決めたものの、難航したのが家探しです。お試施設での滞在を1ヶ月延長し、本格的な家探しを行いました。空き家や町が仲介する中間管理住宅など、思いつく限りの手を尽くしますが見つからず。一方、時間がかかると思っていた東京のマンションが売りに出して1週間で売却が決まり、いよいよ家がなくなってしまったんです(笑)。
そんな中、たまたま一軒の空き家が貸しに出されるこという情報得て、希望と条件もぴったりマッチしたことから、即決定!自然の中にポツンと建つ、朝には霧に包まれる一軒家が、我が家になりました。
家族で思い描く、新しいチャレンジ
四万十町に移住してから、夫は地域おこし協力隊として農業を学んでいます。
毎日クタクタになりながらも、どこか楽しそうで。安心・安全な野菜づくりを目指しながら、「子どもたちに憧れられる農家像」を作ろうと努力する姿に、ワクワクしながら寄り添っています。
子どもは、さっそく自然の中で遊ぶことが大好きになっていて、そんな姿をみると、本当に四万十町に移住してよかったと感じます。
取材を終えて(編集後記)
横田さんが四万十町に住み始めて数ヶ月。まだまだ、知らなかった自然や人気スポット、食や人、四万十町や高知の魅力を発見し、日々楽しまれています!
お試し滞在中に感じた四万十町の魅力は間違いではなかったようですね。
今後は、横田さん自身が高知や四万十町の魅力を伝え、人が集う場所を作りたいと構想を練っているそうです。横田さんの挑戦は、まだまだ始まったばかり!
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