移住者インタビュー
高知市出身の孝典さんと兵庫県出身の明子さん。2人の共通の趣味であるサーフィンを一年中楽しめる場所を求めて大阪から高知に移住。この日もサーフィンをした後にインタビューに答えてくれたお2人に高知の暮らしについてお聞きしました。
岡林 孝典さん
明子さん
自分に合う波を求めて地元の高知県へ
(孝典さん)元々高知県にはサーフィンでよく訪れていました。最初は大阪からのアクセスが良い県東部の東洋町に行ってましたが、今住んでいる幡多地域には自分に合う波が多く、だんだん足を延ばすようになりました。東洋町へは3時間半、幡多までは5時間、1時間半しか変わらなかったので。そうして高知に通う中で高知の知り合いも増えてきた時に、友人から住んでいた家を使わないかと提案されました。いつかは生まれた高知に住みたいという思いがあったので、その家を借りて行き来したのち、翌年の2016年に移住を決意しました。
―明子さんはIターン。高知の印象や移住への不安などはありませんでしたか?
(明子さん)高知に移住してもいいかなと思えたのは食が決め手でした。初めて高知に来た時に食に感動したことを覚えています。ベタですけど特に鰹が美味しくて、関西で食べる鰹とは別物でした。高知には旦那の親戚もいましたし、高知に移住した関西の先輩もいたので心強かったです。
サーフィン中心の生活
(孝典さん)移住後、仕事を探していた時にヤマト運輸株式会社で働いていた友人の母から声をかけてもらい、事務の仕事を始めることになりましたが、午後から勤務が可能なため、サーフィンをメインに生活したかった自分にはぴったりでした。その後、アンカーキャスト(※)として集配業務に携わるようになり、朝サーフィンをして昼から仕事というリズムができています。妻も朝一緒にサーフィンをすることもありますね。
※アンカーキャスト…13時~21時の時間にセールスドライバーに変わって配達業務を担うスタッフ。
(明子さん)私は県外企業の高知支店に勤めていますが、コロナ前からリモートワークが進んでいて、四万十市の自宅を拠点に幡多地域の営業に出ています。高知市内への出勤は月に1回ほどで、フレックスタイム制なので朝のサーフィンの時間も確保できています。2人の休みが合う日は朝から海に行ってサーフィン!天気がいい日はタープを張ってサーフィン仲間とお弁当を食べてワイワイ過ごしています。そのまま夕方にも波に乗るので一日中サーフィンをしていますね。
お気に入りの場所「大岐の浜」
(孝典さん&明子さん)サーフィンのポイントってみんな大体決まっているんですよ。同じポイントですることで波の質が分かって波に乗りやすくなるし、楽しくなってきます。僕たちは土佐清水市の「大岐の浜」にいつも行っています。30分あれば行くことができますし、大阪から通っていたころと比べると近くなりましたよ(笑)。太平洋に面していて常に波があるのでいいポイントです。
移住は人とのつながりが大事
(孝典さん&明子さん)移住すると最初はよそ者として見られます。人との距離が近いため、多少のトラブルもありましたが、それ以上に親切に声をかけてくれる人が多く、困ったことがあれば助けてくれますし、魚をくれたり一緒に地元の行事に参加したりと絵に描いたような田舎暮らしを送っています。今の生活があるのは移住するまでに何度も足を運んで人脈を作っていたからだと思います。移住するために暮らす目線で地域を見ることで、サーフィン仲間はもちろん、地域の人ともより深く関係が築けますし、理解してくれます。まずは地域の人と関係を作るためにも現地に足を運ぶことが大切だと思います。
岡林さんが勤めるアンカーキャストに関する情報はこちらからご覧ください。
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