移住者インタビュー
「そっと心配してくれているという感じで居心地が良い」と語る西本さんのインタビューです。
西本さん
―高知に来られる前はどんなことをなさっていたんですか?
福井県出身で、京都でしばらくサラリーマンをしていましたが、退職して五島列島に移住し、自然体験学校を立ち上げました。
―高知に移住されたきっかけは?
五島列島には5年間いたんですが、島での生活に閉塞感を感じてきて、どこか移住先をと考えていました。そんな時、自然体験学校の仲間から四万十町を紹介されたんです。それで、冬に、中津川地区に下見に来て、農家民宿に宿泊したんですが、一発で気に入り、すぐに移住を決めました。
―今はどんな暮らしをなさっているんですか?
農家民宿のオーナーが持っている土地を借り、極力、地元の材を利用して家を新築しました。妻と二人で住んでいます。今年の7月からは、四万十町にある「四万十昭和ふるさと交流センター 川の駅 四万十中央」の指定管理者になって、施設の運営管理をしています。時間があるときは、カヌーやラフティング等のインストラクターをしていますが、予約の受付といった事務処理に追われて、なかなか現場へ出て行くことができません。今年3月、「四万十川ドラゴンラン」という四万十川の源流から河口まで、徒歩、カヌー、自転車で下るイベントに参加したんですが、そこで四万十川をフィールドにいろんな活動をしている方と知り合いました。その仲間たちと、「四万十川は上流から下流までさまざまな体験ができるし、農家民宿も増えてきたので、それらをつなぎ合わせて、一定期間滞在できるようなメニューを作ろう!」と盛り上がっています。
―今の暮らしで気に入っていることはありますか?
「人」が良いです。自分にはあっていると思います。また、今住んでいる中津川地区は、桃源郷のような雰囲気でとても気に入っています。地域住民の結束力が強いところですが、過干渉ということはありません。そっと心配してくれているという感じで居心地が良いです。
―逆に、困っていることはありますか?
特にありません。
―最後に、移住を考えていらっしゃる方に一言。
自然体で付き合えば、地域の方は分かってくれますよ。
高知暮らしをお考えのみなさまのご相談を承ります!
移住までの経緯や高知での生活の様子、地元の方に思いなどを聞きました。
企業就職以外の『高知ならではの多様な働き方』をご提案します。
高知県へのUIターンに関するイベントや移住者向け交流会の情報を掲載しています。
イベント情報や支援情報など、
最新の情報をメールでお知らせします!