移住者インタビュー
村上さんは「高知は外の人間に対して警戒心がなく、興味を持ってくれる。」と語ります。
村上 千世さん
―高知に移住したきっかけと経緯
「いなか暮らしをしたい」という想いをずっと持っていました。色々な場所を見て回った結果、高知が一番合うと思いました。四国には遍路文化があるせいか、ぽっと入りこんでも疎外感を感じません。高知は特に、外の人間に対して警戒心がなく、興味を持ってくれるので、何かをやり始めるのにとても適した場所だと思います。自分がしたい暮らしを実現している移住者の先輩との出会いも大きく影響をしています。
―実際、高知に移住してみて思うこと
都会の生活も楽しく充実はしていました。でもやはり違う。ストレスが全くありません。
まだ、現状が終着点ではなく、次の段階を見定めているところです。
―移住を実行する際に苦労したこと、やってよかったと思うこと
とりあえず「行く」ということをして良かったと思います。初めは神戸から通っていたのですが、段々と煩わしくなってきて、「えいっ」と思いきって移り住みました。今できる範囲で初めから理想に拘り過ぎず、一旦区切りをつけていくことが大切です。入ってみれば、知人もできてきますし、体験者の話も聞けて参考になります。
―これからについて
土があるところで暮らしたいです。畑も始めて、生活自体が仕事になるようにしたいです。
―移住検討者へのメッセージ
「覚悟」さえあれば何とかなります。今までと同じような生活を求めると難しいので、発想の転換が鍵となります。削ぎ落とすように、自分の人生で大事なものを絞りこむと良いかも。不安に取り付かれ過ぎると自分の将来図を見出すこともできません。
―村上さんの生業について
村上さんの屋号は「うずまき舎」。
手染めでの地下足袋製作、デザインなどものづくりを生業にすべく日々奮闘中だそう。
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