移住者インタビュー
就職が決まるまでの経緯や、大好きな高知について伺いました。高知に帰りたいとお考えの方、必見です!
南 芳貴さん
―高知に移住したきっかけと経緯
高知工業高等専門学校(高知高専)在学中から、地元の高知で働きたいと考えていましたが、希望する就職先がなかったため、やむなく県外に出て経験を積むことにしました。
就職先の和歌山県の会社では品質管理の業務に携わっていましたが、「高知に帰りたい」という思いは持っていました。高知に帰ることにしたのは、家庭の事情によるものです。
高知に帰ることを決め、就職先を探しはじめましたがなかなか仕事が見つからず、1年ほど経ったとき、恩師の力添えもあって廣瀬製紙(土佐市)への就職が決まり、2014年7月に、3年3ヶ月過ごした和歌山を離れ地元に帰ってきました。
現在は、香南市から約1時間かけてバイクで通勤しています。
―移住を実行する際に苦労したこと、やってみてよかったこと
今振り返ると、就職先が見つかるまでに1年かかったことです。可能であれば前職の経験を活かせる職場を探しましたが、どんな職場でもやる気満々で就職活動に臨みました。
高知県の求人は、他県と比べると職種が限られているので、自分の能力や経験が企業のニーズに合っていなければ受け入れてもらえません。
高知高専にはテクノフェローという、高専卒業生や教職員、県内企業が連携して人材育成を図るシステムがあるのですが、最終的にはテクノフェローを通して仕事が見つかりました。
―高知に帰ってきて思うこと
高知はやはり食べ物がおいしいですね。和歌山で暮らしていたときも、月に一度くらいはおいしい食べ物を目指して高知に帰っていました。県外の友人を連れてきたときも、食べ物のおいしさにはびっくりしていました。高知はスーパーのお惣菜もおいしいです!
移住前にも覚悟はしていましたが、実際にお給料が下がったことに少し不安を感じています。都市部から移住される場合は給与面もしっかりと考えるといいかと思います。
―これからについて(どういう風に暮らしていきたいか)
今後もずっと高知で暮らしたいです。家族の住むふるさとなので。
趣味はチューバで、中学生時代からずっと吹奏楽部で担当してきました。和歌山にいるときも少しは演奏していましたが、高知に帰ってからは本格的に再開し、休みの日には母校の吹奏楽部の練習に通っています。今後は楽団にも入って、休日の趣味を充実させていきたいと思っています。
―Uターンして就職を考える人へのメッセージ
食べ物がおいしいのは高知県出身者ならみんな分かると思います。食は生活の基本なので、おいしいものを食べることで、仕事や趣味など他のこともうまくいくのではないかと思っています。
また、就職は大事です。私の場合は、就職活動においてテクノフェローという卒業後の就職支援システムを利用できましたが、就職活動をするときは情報収集できるツールが1つでも多いほうがいいと思います。
みなさんにぜひ高知に帰ってきてほしいです。
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