移住者インタビュー

移住者としての経験を、これから移住したい人のために活かす。

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趣味のサーフィンをきっかけに移住。嶋田さんのお話を聞きました。

嶋田 数昌さん

  • 出身地:大阪府
  • 現住所:東洋町
  • 移住年:2005年
  • 職業:東洋町バツグン協同組合 事務局長

サーフィンを楽しむ場所から住む場所に

大阪で会社員として働きながら、週末には趣味のサーフィンを楽しむ生活を送っていた嶋田さん。1ヶ月に2回ほど高知県東洋町へ車でやってきては、思う存分サーフィンを楽しみ、また大阪へ。夫婦ともに東洋町が好きで、「こんな場所に住めたらいいね」と話していたものの、住むとなればまずネックになるのが仕事です。妻のあゆみさんがリラクゼーション業界で働いていたので、それならばと夫婦でタイに渡り「タイ古式マッサージ」の資格を取得。東洋町へ移住し、夫婦で「テンライン」というマッサージのお店をオープンさせました。

マッサージ屋さん開業。そして訪れた新たなオファー

マッサージ店のお客様はサーフィンで訪れた観光客、そして地元の方など。最初はタイ古式マッサージがピンと来ず、タイの食材を売っているお店と勘違いされたこともあったのだそう。整骨院や整体はあってもリラクゼーションを目的としたお店は隣町にもなかったため、お客様の需要が高まるゴールデンウィークや夏の繁忙期にはフラフラになるほど繁盛しました。そうして一年一年を積み重ねていくうち、少しずつ地元でも知られるお店となっていきました。
そんな嶋田さんに声がかかったのは、2019年のこと。「東洋町観光振興協会の代表理事になってくれないか」と依頼されます。このオファーを、町に貢献できるならと快諾。行政との関わりができていく中で、「町を元気にするためには移住促進に取り組まなければ」という思いが強くなっていきます。その頃、設立準備が進められていたのが「東洋町特定地域づくり事業バツグン協同組合」 です。

移住者であり、自営業者。だからこそ役に立てる

「東洋町バツグン協同組合」は地域の事業者と連携し、求人情報をとりまとめながら、移住希望者に対しては仕事を紹介する団体です。仕事の内容は、農業やホテル、飲食店や水産、製炭、観光業まで。団体の大きな特徴が、派遣業 を行うことができるという点です。これにより、季節ごとに忙しさが異なる地域の事業者に需要に応じた労働者を派遣し、移住希望者に対しては希望する生活スタイルに応じた働き方を提案することが可能となります。
嶋田さんは、この団体の事務局長に就任します。15年以上東洋町で暮らし、マッサージ店を経営してきたから嶋田さんだからこそ、地域の事業者と移住希望者、どちらの立場にも寄り添ってくれるだろうという人選です。
とはいえ、開業したばかりの「東洋町バツグン協同組合」は、まだまだ壁にぶつかる毎日です。派遣業とは?どんな雇い方・働き方が可能なの?自分たちはもちろん、地域の事業者にも考え方をアップデートしてもらおうとコツコツと働きかけています。

1日お財布なしでも大丈夫!?嶋田さんの東洋町での暮らし

ここで、嶋田さんが普段どんな暮らしをしているのか紹介します。

<平日のタイムスケジュール>
5:00 起床、生見海岸でたっぷり2時間サーフィン
7:00 帰宅、家族で朝ごはんを食べ、出勤準備
8:30 バツグン協同組合に出勤
12:00 昼休みには帰宅し、妻と昼食をとる
13:00 午後の勤務開始
17:15 仕事が終わり、帰宅
18:00 入浴
19:00 家族で晩ご飯
21:00 就寝

嶋田さんは、東洋町で暮らしてお金を使う場面が圧倒的に少なくなったと言います。食事は3食を家で食べ、職場へは水筒持参。1円も使わない日は稀ではありません。もちろん、スーパーで食料品を買ったり、消耗品を買ったりということはあるので厳密な生活費としては1日1円とはいかないですが、日々のちょっとした出費は限りなく少なくなっていることは確かです。
大阪のサラリーマン時代と比べると、入ってくるものは減ったけれど、出ていくものも減り、そして家族で過ごす時間は大幅増。そこに何ものにも変えられない価値があると考えています。
趣味のサーフィンから始まった東洋町での暮らし。今では、東洋町のために何ができるかということが行動の指針になるほどに、地域に密着し、地域を引っ張る存在となっています。

取材を終えて(編集後記)

大阪から東洋町へ移住して17年。移住先でマッサージ店を起業、そして親となり、観光協会に携わり、今度は移住受け入れのための団体「東洋町バツグン協同組合」を立ち上げ、事務局長に就任するなど、たくさんの経験をしてきています。「移住者」から「移住者を受け入れる側」になり、地域からの信頼も厚い嶋田さん。この移住者インタビューを読んで、「嶋田さんに会ってみたい!話してみたい!」と思ったら、コンシェルジュまでご連絡くださいね。


※この記事は、2022年9月1日時点の情報を掲載しております。

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