移住者インタビュー

とにかく毎日サーフィンしてましたね。 昼間は海にいて、夜働いてました。

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早船 博教さん

  • 出身地:東京都
  • 現住所:高知市
  • 移住年:1991年

Q.高知県へ移住したきっかけを教えてください。

専門学校時代に同級生に高知の人がいたので、同じ学校の波乗り仲間と何人かで行ってみようという事になり、高知へ来たのが始まりでした。
そしたら高知に肌が合ったんですかね。居心地がすごく良かったです。

2度目の訪問は、九州の宮崎県へ波乗りしに行った帰り、前に一度来た事あるし波もいいしと思い、なんとなく寄ってみたんですが、そのまま東京へは帰らずに住んでしまいました(笑)

東京にいる時は千葉や湘南へよく行っていました。この辺りは人が多くゴミゴミしている上にサーフィン人口がとても多く、上手な人が波を持っていく為、初心者には難しい所でした。

その点高知県は良いスポットがあり、当時はまだまだサーフィン人口が少なかったので、のびのびとサーフィンができました。

Q.高知県にはサーフィンの良いスポットがあるそうですね。

そうですね「生見海岸」という世界大会が行われる程の良い所がありますし、物部川や仁淀川の河口なども、とても良い世界レベルの波が来ます。

いい波が来る条件として6月の梅雨で山から石や砂が運ばれると地形が良くなり、台風シーズンにはとても良いうねりの波が来ます。
そういう意味で、高知県はすごく良い条件が揃っていると思います。

釣りのポイントとしても有名な所が多く、サーフィンをしながらスズキやヒラメを釣ったりしてる人もいるみたいですね。

Q.高知県での人付き合いはどうでしたか?

人はすごく良いですが、どこの県でも輪に入るまでは大変だと思います。
サーファー達は自分たちが波乗りしている地域でのルールを荒らされるたりするのを嫌がります。

僕の場合は当時18歳と若い事もあってか、ルールをきちんと守り礼儀正しくしていれば、すんなり受けれ入れ可愛がってもらえました。

まず、海へ行くと、全く知らない人にでも「こんにちわ」と挨拶するんです。
一瞬向こうはなんだ?という顔をしますけど、繰り返していけば徐々に仲良くなる事ができます。
日本に限らず海外でもどこへ行っても同じですね。
地元の人とのコミュニケーションを上手に取っていく事が大事です。

それと海だけの付き合いではなく、高知の人はお酒をよく飲みますね。
僕は全く飲めなかったんですが、お酒が飲めないと付き合いがはじまらないですし、誘いを断っていると人の輪にも入れなくなってしまいます。
「飲めない」と言えばそれなりのペースで飲ませてくれるとは思いますが、付き合いの悪いと拒否されてしまいますね。

今日場所を提供してもらったRIDGEのオーナーにも、高知県へ来た当時から随分良くしてもらいました。

Q.最近もサーフィンされていますか?

30歳の時に結婚したんですが、子供が出来てからは波に乗る回数は減りましたね。
寒い時に家族で行って風邪をひかせてもいけませんから。
ただ、暖かくなったら家族で海へ行く事が多いです。
今、子供が6才なんですが、少しずつサーフィンを教えて今は板の上に立てる様になりました。
小さい頃からこういう自然がいっぱいある環境で、サーフィン出来るのは良いですね。

Q.サーフィンをしている頃の一週間のサイクルを教えてください。

とにかく毎日サーフィンしてましたね。
昼間は海にいて、夜働いてました。
高知市内の繁華街から海が近いのでとても便利でした。

Q.東京へ戻りたいと思う事はありますか?

未だに東京時代のサーフィン仲間に「お前はいつ帰ってくるんだ」と言われます(笑)
でも僕自身は東京は遊ぶ所、高知は住む所という風に思っています。
両親が東京にいるので最終的には帰らないといけないかとは思ってますが、ずっと高知に居たいですね。

年を取った時の事を考えると、なるだけのんびり過ごせて自然が沢山ある所がいいです。
色んな海を見てきましたが、高知の海は青くてキレイです。徳島から高知へ降りてくる時に水の色が変わってきますね。

ただ、僕が来た頃から比べると少し自然は減りました。
ずっと波に乗っていると海面が上昇している事が分かります。
海底から砂利船で砂を取ったり、ダムが出来て山から砂や石が流れてこなくなった事が原因となっています。
例えば仁淀川の河口にどんどんダムが出来てしまうと、水は流れてきますが砂や石が流れて来なくなり、いい波が来なくなるんですよね。

そういった環境の問題等をサーファーの代表と市が話し合ったりもしています。

でもまだまだ自然は残っているので、僕の知り合いが「東京に帰るとアトピーが出て、高知に来ると治る」と言っていました。やはり水と空気がいいんですね。

Q.今の高知県のサーフィン事情を教えてください。

今は四万十市がサーフィンも含めたレジャー関係に力を入れていますね。
海岸近くにシャワーを作ったり駐車場作ったりしているみたいです。
生見海岸は昔から海の前にペンションなどがありますし、受け入れ態勢は徐々に整ってきていると思います。

ただそうなると、県外客とのトラブルが増える可能性があるという事で、サーファーの代表と四万十市と大方町がトラブルを避ける為に話し合いを色々しているらしいです。

Q.高知での1月の生活費を教えてください。

一人暮らししている時は月に10万円あれば大丈夫でした。
家賃は安いし、外食も東京より安いですからね。
高知へ来て、一戸建て借りても6万円で住めるのにはびっくりしました。
食料品も地元の野菜や魚などは安くて美味しい物が沢山あると思いますので、金銭的な負担はかったです。
けど、住んでしまえば地域の物価に比例して賃金も低いので、結局は東京に居た頃とあまり変わらないです。

Q.移住者に向けてアドバイスをお願いします。

高知は良くも悪くも世間が狭いですね。それが助け合いにも繋がりますが、逆に変な噂がたてばすぐに広まってしまいます。
だからまずはマナーが守る事が大事ですね。それが一番です。
地元の人間を敬う気持ちがないと仲間には入れないですからね。

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