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「えびす商店街」に出店した先輩にインタビューしてみました!
◆「土佐ろっこん」オーナー安田さん
京都の人気店の店長だった安田さん。2017年8月1日にえびす商店街で居酒屋を開業され、今では予約なしでは入れない、市内からもファンが足を運ぶ山田の人気店です。
▽土佐ろっこん 公式サイト: https://tosarokkon.com
▽「いなかみライフ」インタビューページ:http://inakami.net/immigrant/tosa-rokkon-20700.html
—————— えびす商店街を選んだきっかけは?
出身は大阪で、京都の店で修行を始めた頃から10年後には独立しようと考えていました。長男の小学校入学を期に退職。家内の実家が香美市土佐山田町で、ある時、義父から「所有者の事情で空き家になり、貸してもらえるという物件がある。不動産屋が入る前に見に来ないか」という話がありました。それまでえびす商店街は昼間しか行ったことがありませんでしたが、物件だけではなく、その日は義父と夜の街に出かけてみたところ、期待していたより人がいて、店があるじゃないですか。それまでは漠然と高知市内に住んで、店も高知市内なかぁという感じでしたが、この夜にえびす商店街のいろいろなタイプの店に行ってみて「ここに決めた!」という訳です。
—————— 実際に出店してみてどうでしたか?
自分がやりたかったことをやれています。京都の修行時代、先輩が地元のなじみ客が楽しんでくれている店をやっていて、僕はそんな店を出したかったんです。香美市は保守的と言われますが、よそから来た僕のところにもたくさんの人が来てくれる。僕は運もタイミングも良かった。この商店街で良かったと思います。ただ、当初はのんびりやりたかったのですが、思ったより忙しくなっているのはちょっと違いましたが…うれしい悲鳴です。
—————— 開業する際に大切にしたことは?
周囲の方からは、料理屋なら「座敷に座りたい人が多いで」と言われました。個室や座敷をメインにというアドバイスなのですが、僕はカウンターにこだわりたかった。お客さんが目の前で料理や会話を楽しんでいる、その内側で料理を作る。時々、食べたいものを聞いてみる、そうするとその方の好みのものが分かったりします。関西のお客様は時々無茶を言います。「兄ちゃん、これ1個だけちょうだい」とか「この魚、フライにして」とか。そんなことを言われると、こちらもどうやったら満足してもらえるか一生懸命考えます。その中で、新しいアイディアも広がります。高知のお客様はまだそんな注文はしてもらえませんが、気軽にこんな感じで声をかけてくれる店にしていきたいです。
—————— 準備期間はどれくらいでしたか?
忙しかったですよ。2017年4月に来て、GWが明ける頃までは家のリフォームをしていました。その時にはまだ店には手をつけられていない。もちろん、設計や工事の業者も決まっていない。どうしようか〜と思っていたところ、ふらっと中町の長吉君にクラフト設計の尾田さんを紹介いただきました。早速、尾田さんのところに行き、初対面ながら、自分は「こんなことをしたい。あんなことをしたい」と話したところ、一発でイメージどおりの設計図を書いてもらえた。それはもう感動モノ。今の店は、その設計図どおりに仕上がっています。それから尾田さんに工事業者を手配してもらい、急ピッチで工事が進み、その夏8/1に開店に至るという感じです。
—————— これからやりたいと思っていることは?
まだまだ、今まで学んできた半分しかできていません。目指すは、材料はとことん地元のものを使って、料理にはもっと関西の色を出していきたい。あえて土佐弁には染まらず、逆に関西弁が強くなるくらいにしていきたいです。他にもやりたいことがいっぱいあります。同業他店とも連携して、香美バルのようなお客様が楽しめるイベントももっとやってみたい。同じメニューの〇〇対決で食べ比べ、とか飲み比べとかね。香美市の催しにももっと一緒にやっていきたいと思います。子どもたちとも一緒にやりたい。昨年は、土佐山田まつり、奥物部湖湖水祭に店を休みにして参加しました。あるチームで土佐山田まつりのよさこいも踊っていました。
—————— 開業を考える人へアドバイスやメッセージをお願いします。
人とのつながりを大事にしてほしいと思います。僕の場合、開業する前からいろいろな会に参加しました。するとそこにどんな人がいるのか、よく分かる。ありがたかったのは、4/1に来たばっかりの僕たち夫婦を、隣の方が4/2の町内会の花見に呼んでくれたんです。これで一気に人の輪が広がりました。そんな中で、ご年配の方に「ランチはやらんのか」と言われ、他の店にも声をかけ曜日交替のランチが始まりました。人のつながりで輪が広がり、話を聞き、調べ、考えるのはとても有効です。えびす商店街では、いろんな商売が成り立つと思います。
◆「DADA NUTS BUTTER」オーナー
2018年10月20日にオープンしたナッツバター専門店!工房ではナッツバターを製造し、作りたてのナッツバターが店内販売しているほか、お茶やナッツを使ったお菓子の提供もおこなっています。
▽DADA NUTS BUTTER 公式サイト:https://dadanutsbutter.com
▽「いなかみライフ」インタビューページ:http://inakami.net/enjoy/dada-20518.html
—————— えびす商店街を選んだきっかけは?
もともと高知出身で知り合いが近くにいたこともあり、えびす商店街を歩いてみての印象で決めました。
—————— 実際に出店してみてどうだったか?
ウェルカムで協力的なんです。わざわざ来てくれる店を作ろうと選んだのですが、土佐山田に出店してよかったです。
—————— 開業する際に大切にしたことは?
「他にない異国感」 。ナッツバター自体日本には馴染みのないものなので、よくある感じにならないよう内装や商品パッケージ、スタッフの制服にもこだわりました。
—————— 準備期間はどれくらい?
構想自体は2年ほどありました。オーストラリアに行っていたこともあり、帰国後、お店探しは2018年5月から場所を選定。8月に工事などを行い、オープンまでの1ヶ月は試作の毎日でした。
—————— これからやりたいと思っていることは?
ナッツバターの料理や使い方の提案。また、他企業とのコラボもまだまだ検討中です。ちなみに、ヘーゼルナッツ×チョコレートスプレッドはチョコレート屋さんと、アーモンド×コーヒースプレッドは珈琲屋さんとコラボした商品なんですよ。今後も、日本酒とナッツの組み合わせや、ナッツバターを使ったオリジナルピタパンサンドを作る参加型イベントも開催予定です。
—————— 開業を考える人へアドバイスをおねがいします
動き始めてからが早かったです。周囲にやりたい想いを伝えることで、周りも協力的でした。同じ熱量のある人とだったったら、面白がってくれて、どんどんと次への展開が早かったように思います。「これだ」と思ったらやってみる。これにつきますね。
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