多様な働き方
終了しました
引継ぎ先が決定しました。
たくさんのご応募、誠にありがとうございました!
2016年5月創業の『うどん処 繁じ』。
人口4,000名足らずの小さな町にも、観光客でにぎわい、町民が集まる拠点を作りたい!という店主の想いで生まれました。讃岐うどんの製麺工程を学び、修行期間たった5年で行列のできる繁盛店に!その美味しさは口コミで広がり、「ここが美味しいと聞いてきた!」と、讃岐うどんの本場香川県からわざわざ足を運ぶお客様もありました。また、四国を横断する国道439号(ヨサク国道)をツーリングで訪れる観光客の休憩場所としても知名度を上げました。
しかしながら、2022年3月に店主が急逝されたことをきっかけに、営業は停止。地元で後継者を求めるも、事業を引き継げる若手人材が不足していることから、このプロジェクトを立ち上げ、広く募集することに致しました。
店主の想いを引き継ぎ、土佐町の地域活性のために。また地域住民の憩いの場になれるように。この場所で飲食店を開業していただける方に出会いたいと願っています。意欲のある方のご応募をお待ちしております!
■初期投資ほぼ0円!最短期間&低コストで”うどん屋”を開業できる!
2016年5月に開業したばかりで、うどん屋を運営するための必要な機材設備は一式そろっており、老朽化もなくほぼ新品!製麺部屋も常設しており、明日にでも開業できるくらいです。なにより、美味しいうどんを作るために最も重要とされるのは”水”!高知県は森林率日本一&水質日本一とすべての条件を有しています!高知県土佐町でうどん屋開業の夢を叶えませんか?!
■独占市場!土佐町に地域と人をつなぐ「飲食店」を創る!
近隣に飲食店がないため、開業できればほぼ独占状態!平日は住民の生活やコミュニティの場として地域を支え、週末はツーリングやアウトドアを楽しみに土佐町を訪れる観光客の憩いの場として、とっても重要な役割を担っていいただくことが期待されています!
■補助金・助成金が手厚い!地元スタッフがしっかりサポート
新天地で開業を目指す際のポイント!それは、地域のニーズ・特性を知ることと、地域のキーマンに出会うこと!土佐町には、移住して、開業・創業を目指す方にとっても心強い、地域経済を知り尽くした経営指導員が常駐しています!開業・改装・運営に関する補助金や助成金の取得サポートはもちろん、まだ具体的な開業イメージがなくても、事業計画作成の段階からご相談を承ります!住まい探しのお手伝いも可!まずは、あなたの夢をお聞かせください!
店主の奥様 伊藤秀美さんに(写真:左)、お話しを伺いました。
———— 創業のきっかけを教えてください。 地元の名士だった主人のお父様から「町に飲食店がないよね。お弁当かうどん屋さんをやってみてはどうか?」の一言がきっかけ。けして料理が得意だったわけではない主人でしたが、病院の食堂で働きはじめて、おばちゃん達に厳しくご指導いただき料理の基礎を学びました(笑)。うどん屋をすると決めてからは、安芸市の名店「國虎屋」さんで修行させてもらって、トータル4~5年で開業に至りました。
オープンしてすぐはよかったんですけど、少しするとやっぱりお客さんの足も落ち着いてしまって。場所も場所なので、知ってもらうために苦手なSNSをはじめました。その結果少しずつ、少しずつ口コミが広がって、市内や県外からも来ていただけるようになりました。
———— どんなお客さんが来られてましたか?
地域の方はもちろん、国道439号にツーリングで来られた方がよく使ってくれていました。ツーリング仲間同士の情報網があるらしく、「ここが美味しいと聞いていきた!」と、うどんが本場の香川からもわざわざ来てくださる方もありました。
営業は11~14時の3時間だけで、土日はオープン前に行列ができて、閉店までずっと満席でした。
———— 3時間だけ!?夜は営業しなかった?
主人が元ドラマーで、夜は地元の人が集まって音楽ライブを楽しめるお店にしたい!と動いていたんですが、コロナもあって営業を控えていました。実は座敷席はステージになるんです。機材用にコンセントの位置や、照明を工夫していて、畳ではなく板の間になってます。外の景色がステージを彩れるよう、窓も大きく作りました。
お父様は「地元の為に!楽しいことは早くやり!はやくはやく!」といってましたが、主人は「いやいや!お店が安定するまでは!」と、大変でしたね(笑)。
———— 「土佐町」への愛がいっぱいですね!
はい!(笑)主人もお父様も「土佐町にたくさん人がきたらいいよね」と願っていました。繁じに来るついでに土佐町を巡ってもらい、また逆に、土佐町を巡ったついでに繁じにも立ち寄ってもらえたらと、よく話してました。
———— こだわりや、大事にしてきたことは?
人気メニューは「とり天」。主人が鶏好きで、国産にはこだわっていましたね。
あと、お客さんがどんな顔で食べているかをいつもこっそり覗いて見てました。「今からうまいうどんが行くぞ!どうだ!?」ってな感じで(笑)。お客さんが席をはずすと、「あれ?どこ行った?もう出していいかな?待った方がいい?」と気にかけたり。
やっぱり一番美味しい出来たてを食べてほしかったんですよね。自分の中でジャッジがあって、それを超えたものは絶対に出さなかったし、作り直していましたから。
———— 夜営業のニーズもありますか?
もちろん!この辺りは、夜こそ飲食店や居酒屋がないので、地元民からは「繁じさんやって!」といわれていました。週末には近くのモンベルやレイクタウンから宿泊客も来ますし、出来るならやってもらった方がいいと思います!
例えば、昼も夜も同じ事業者でなくて、空いた時間を「間借り」で別の事業者に入ってもらうのはありだと思います。昼はうどん、夜は音楽を楽しめる居酒屋とか。地域の特性やニーズにあわせて変化ができる体制の方が、事業者さんにとってもリスクが少なく安心ですよね。
———— どんな方に来てほしいですか?
お店を続けてほしいと言ってくれてるお客さんもいました。その方にはきっと、お店の雰囲気が好きだとか、立ち寄った時の旅の思い出も含めて、いろんな“想い出”があったんだと思うんです。その“想い出“がこれからも続いてほしいから、うどん屋じゃなくても、このお店が残る(引き継いで活かす)ことで、その方々の“想い出”がこれからも続いていくことを、大事にしてくれる方がいいな。
でも、次にお店を始められる方には、自分の開業ストーリーや想いを一番に大切にしてほしいので、「繁じ」の名前やレシピは引き継がなくていいし、全く新しいお店として、地域に寄り添った経営スタイルでオープンしてほしいと願っています!
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