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明治期から酒造りを行う酔鯨酒造では、未来をともに創る仲間を募集しています。
酔鯨(すいげい)酒造株式会社は、高知県高知市と土佐市で酒造りを行う会社です。
こちらで造られているのは、「食中酒」として料理に合わせて楽しめる、キリッと辛口のお酒です。辛口にこだわる理由は、高知県の食文化にあります。
美味しい食べ物が豊富にある高知県。宴会の席などで供される料理として代表的なのが、皿鉢(さわち)料理です。大きな皿にお刺身やお寿司、揚げ物、煮物にデザートまで盛り付けられた豪快な一皿。あらゆる料理がのった、この皿鉢料理にお酒を合わせ、会話を楽しむのが高知の宴会「おきゃく」です。
こうした食文化や宴会文化とともに歩み、料理に合わせて楽しめる、旨みがありながらもキレが良く、香りおだやかな日本酒を目標に「食中酒」としての魅力を磨いてきました。
2018年には、従来の長浜蔵に加えて土佐市に「土佐蔵」を新設しました。最新の醸造設備を導入し、大型の精米機による自家精米や徹底した温度管理を行うことが可能となり、酔鯨酒造の目指す高品質な酒造りにまた一歩近づきました。
また、酒米「吟の夢」の生産にも取り組んでいて、地元生産者にアドバイスをいただきながら新しいチャレンジを行っています。米作り、精米、仕込みとすべての工程を自社で管理しながら、自分たちが思い描く理想の酒造りに一から挑む日もそう遠くはないかもしれません。
そのほか、「土佐蔵」に併設されたギャラリー・カフェでは、酒蔵見学の受け入れ、お酒の試飲、販売を行うほか、ソフトドリンクやスイーツ、グッズの販売を行っています。日本酒好きの方はもちろん、日本酒に疎くてもドライブの途中で立ち寄りたくなるスタイリッシュなカフェのような雰囲気の酒蔵として、多くの訪問者を受け入れています。
「Enjoy SAKE Life」酔鯨が描く、これからの酒蔵のかたち
日本酒というと敷居を高く感じてしまう人や、苦手意識を持っている人もいるかもしれません。そんな人にも親しみやすさを感じてもらえるような酒蔵でありたいという思いから、酔鯨酒造がテーマとして掲げているのが「Enjoy SAKE Life」という言葉です。
日本酒を楽しむことはもちろんのこと、日本酒そのものがなくとも食卓や生活をもっと豊かに楽しんでほしいという気持ちが込められています。そのために、酒粕や甘酒を使ったソフトドリンクの開発や、デザイナーや建築家など各界をリードする著名人とのコラボレーション、テーブルウェアなどさまざまな商品の販売を行うなど幅広い事業を展開しています。
「土佐蔵」を通して、これまで日本酒を飲んだことがない人たちとの交流が生まれている酔鯨酒造。こうして訪れてくれる人たちは酔鯨酒造にとって、いわば新しい層の人たちです。昔ながらの酒造りをコツコツと継続しながらも新たな繋がりを求め、さらに衣食住と幅広い展開を見据えています。
酔鯨酒造の社員には県外出身者や異業種からの転職者も多く、色々なバックグラウンドを持つ人が集まっています。具体的には、県外出身者は全体の約3割程度にのぼり、前職の経験も大工、農家、メディア系、商社、行政と幅広い人材が揃っています。このことから分かるように、専門的な知識がなくとも広い視野を持って仕事に取り組める人材を酔鯨酒造は求めています。
なぜなら、前述した通り酔鯨酒造の取り組みは幅広く、それぞれのバックグラウンドを生かす場面が必ずあるから。お酒が好きな人、お酒には馴染みがないけれど食べることは大好きという人など、いろんなバックグラウンドを持った、いろんな趣向の人がいるからこそ面白い取り組みが可能になっているのです。
「伝統ある酒造りを守り、一方では果敢にチャレンジするのが酔鯨酒造です。質を大切にしながら、高みを目指し続けることが何より大切です。」と語るのは、代表の上田正人さん。社員それぞれが強みを生かしたり、弱みを克服したりと成長していくことで、酔鯨酒造の可能性を無限に広げていっているのです。酔鯨酒造は「人」によって動かされている会社です。
挑戦する人を応援する会社、酔鯨酒造で新しいチャレンジをしてみませんか?
企業名:酔鯨酒造株式会社
業種:製造業
所在地:高知県高知市長浜566-1
当センターは、高知へのUIターンに役立つ最新情報を発信しているほか、各市町村で活躍する移住者のみなさんの活動も応援しています。ご感想、ご質問は高知県移住コンシェルジュまでお気軽にお寄せください。
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