【高知市から芸西村へ出発!】
高知市から芸西村へは無料の高規格道路があり、車で約50分で到着。空港からも約20分と、アクセスが良いです。
【昼食】
お昼過ぎに到着したので、地元の名店「活魚レストラン藤」へ。
こちらのお店では、毎日仕入れている新鮮なお魚を食べることができます。おススメ料理は「いっぱい海鮮丼」!!
10種類以上の魚介類が使用されており、丼から溢れんばかりの豪華な海鮮丼です。その日に水揚げされた鮮度抜群のお魚は絶品でした。ランチは豊富な種類の丼ぶりが人気で、夜は居酒屋として、ホテルを利用する県外客等からも人気です。芸西村に来た際は、ぜひご利用ください。
【買い物】
食事を済ませた後、以前から気になっていた『響屋』を訪問しました。
元々酒蔵だった建物を改装したこのお店は、ひがしこうちエリアの酒造会社を中心に多くの地酒を取り揃えています。
お酒のほかに、300種類以上の駄菓子も豊富に揃えており、駄菓子屋に通っていた頃の懐かしい記憶が蘇りました。
お酒やおつまみ、駄菓子など大人も子どもも楽しめるお店です。高規格道路芸西西ICのすぐそばにあるので、ぜひお立ち寄りください。
【お試し滞在住宅】
買い物後、本日利用するお試し滞在住宅の鍵を受け取るため、芸西村役場を訪問。
移住相談などを担当している産業振興課の岡村さんと都築さんが、丁寧に対応してくださいました。
(左:岡村さん、右:都築さん)
利用を希望される方は、利用開始日の2ヵ月前の月末までに手続きをする必要があるので、ご注意ください。
芸西村のお試し滞在住宅は、ごめんなはり線の和食駅のすぐ近くにあります。まずは、夕食の素材を求めて、スーパー「サンシャイン芸西店」に買い出しに行きました。
お試し滞在住宅から徒歩10分圏内には、スーパーとコンビニ「ローソン」があります。このほか村内には、コンビニ「ファミリーマート」とホームセンターの「コーナン」があり、買い物には困りません。
外観からは平屋の小さな住宅に見えましたが、中は広々とした4DKの空間が広がっています。部屋数が多いため、家族での利用も可能です。
リビングには、テーブル、座椅子、テレビが備えられているほか、wi-fiも完備しており通信環境も問題ありません。生活で必要な家電も常設しており、エアコンも設置されています。
寝具など身の回りの物は自分で準備する必要があるため事前にお問合せすることをお勧めします。
キッチンには、電子レンジや調理器具、食器が揃っており、調味料と食材を準備するだけで調理ができます。
夕食には、芸西村特産のナスを使った「ナスとひき肉のパスタ」と高知県産のシシトウを使った「シシトウとじゃこのゴマ油炒め」を作りました。
広々としたキッチンで流し台も広く、料理の準備や食器洗いも快適です。コンロも2口あり複数の調理を同時に行えます。
この住宅は、海岸沿いに位置しており、数秒歩けば美しい海岸が広がっています。海岸沿いには自転車道が整備されており、朝夕にはたくさんの方がウォーキングや犬の散歩を楽しんでいます。私も海岸沿いを30分ほど歩きましたが、波の音が心地よいBGMとなり、穏やかな時間を過ごすことができました。
【かっぱ市】
翌朝、地元産の野菜や花卉、魚が並ぶ地場産品直販所「
かっぱ市」へ行きました。
朝8時の開店と同時に多くのお客様が訪れる人気のスポットです。
私は、ナス、ピーマン、白玉糖、玉子寿司を購入しました。
ナスとピーマンは、袋いっぱいに入っているのにたったの100円!
食べると、水分をたくさん含んでいて、口の中にみずみずしさが広がりました!
【琴ヶ浜】
かっぱ市から南に歩いて約5分、美しい松林が広がっています。
その先に進むと、太平洋を一望できる
琴ヶ浜にたどり着きます。
波の音を聞きながら、東西約4kmにわたる砂浜を散策するのは非常に心地よい時間でした。かっぱ市で買った朝食も波の音を聞きながら食べるとまた格別です。
この場所では夏は「納涼祭」、秋には加工した竹に明りを灯す「
竹灯りの宵」が開催され、村の主要なイベントの開催場所になっています。野外劇場の南側にはウッドデッキがあり、太平洋をバックに写真撮影等ができます。さまざまな楽しみ方ができる芸西村のおススメスポットです。
【喜ら功】
琴ヶ浜を後にして村内を散策した後、「喜ら功」という人気のお弁当屋さんで昼食を調達。
11時頃に伺ったところ、お昼前にもかかわらず多くのお客様が訪れていました。特に人気なのが「からあげ弁当」で、村の方々は「喜ら功と言えば、からあげ」と口をそろえます。
食べてみると、口の中においしいニンニクの香りが広がります。なるほど!!この味は何度でも食べたくなりますね。虜になること間違いありません。
芸西村はナスとピーマンの生産量が県内でもトップクラスということで、今回の滞在中に2名の農家さんにインタビューさせていただきました。
まず最初にお尋ねしたのは、ピーマンを栽培している「合同会社公文」の代表公文基嗣さんです。
公文さんは、県外で就職し会社員として全国を転々としていましたが、35歳の頃に芸西村にUターンし、農業の道へ。環境制御技術や施設の近代化を図り、通常は収穫終了後、次の作付けまでに1ヶ月以上の準備期間が必要ですが、公文さんの栽培方法では、2週間ほどで次の作付けができるようです。
毎日変化する気候に合わせて肥料や水の量を調節し、一つ一つのピーマンに丁寧に向き合う姿勢には感動しました。
芸西村では地域おこし協力隊制度を活用し、農業の担い手を募集しています。着任後は村職員として、公文さんはじめ受入れ農家のもとで学びながら就農を目指します。ご興味のある方は以下のページから、詳細をご確認ください。
次にお尋ねしたのは、「株式会社輝農園」代表者の國澤勇一さんです。
國澤さんは関西で会社員として働いていましたが、28歳で芸西村にUターンし、農業を始めました。現在ではハウス14棟を所有し、ナスの他ピーマン等10種類の品目を栽培しています。
新たな担い手育成に取り組む國澤さんの元では、さまざまな品目の栽培を経験できるだけでなく、慣れてきたらハウス1棟を任せる考えもあるそうです。また、シャワーやトイレ、wi-fiを完備した休憩所と単身者向けの男性寮を備えており、働きやすい環境づくりにも取り組んでいます。
(休憩所) (男性寮)
高知求人ネットに求人情報を掲載していますので、國澤さんの指導のもとで就農に挑戦したい方は、以下のページから詳細をご確認ください。
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株式会社 輝農園
滞在を終えて
芸西村には、大人も子どもも楽しめる「響屋」や、芸西村産の新鮮な魚や野菜が買える「かっぱ市」、美しい海岸線を満喫できる「琴ヶ浜」など、芸西村ならではの魅力的なスポットがあるほか、スーパー、コンビニ、病院、学校など、生活に必要な施設が揃っており、不安なく生活できることが想像できました。
空港からのアクセスも良い地域ですので、まず、お試し滞在住宅をご利用いただき、芸西村での暮らしを体験してみてはいかがでしょうか。興味のある方は、芸西村役場では、就農に関する相談も受け付けておりますので、滞在中にぜひご相談ください。
【問い合わせ先】
芸西村役場 産業振興課
電話番号:0887-33-2113
メール:
sangyo@vill.geisei.lg.jp
芸西村は、9月7日(土)に大阪で開催される高知県東部移住フェア「きてみん?ひがしこうち」に出展します。当日は、芸西村にUターンして就農された若手農家の春田さんがトークセッションに参加します。また、ひがしこうちの8市町村の移住担当者にも移住相談ができます。ひがしこうちに興味のある方や就農を希望される方は、ぜひご参加ください。