移住者インタビュー

第2の人生は海の近くと決めていました

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「黒潮町はとても住みやすいですし、もっと多くの方に移住してほしい」と語る柳澤さんのインタビューです。

柳澤さん

  • 出身地:長野県
  • 現住所:黒潮町

―高知に来られる前はどんなことをなさっていたんですか?

長野県出身ですが、大阪で会社員をしていました。主に、総務・経理の仕事をしていました。

―高知に移住されたきっかけは?

釣りが趣味ということもあり、第2の人生は海の近くと決めていました。長女が、少し前に四万十市に移住していたこともあり、その周辺で家を探しました。

―移住したいと思ってから、どんなことをされましたか?

主に、インターネットで情報収集し、気に入った物件があれば、現地にまで足を運びました。また、県の相談窓口にも電話し、黒潮町が受入体制がしっかりしているいうことを教えてもらいました。今住んでいる家は、長女の勤務先の方からの情報提供です。

―今はどんな暮らしをなさっているんですか?

妻、次女と一緒に、牛乳の配達や自動販売機の管理をしながら、購入した家を改修して住んでいます。大阪にいたころから、ピエロに扮してイベントに参加し、子どもに風船を配ったりするボランティアをしているのですが、こちらでも声をかけてくださる方がいて、続けています。近所の方にパソコンを教えたりもしていますよ。毎日が忙しくて、大好きな釣りをする時間もありません。こんな海の近くにいるのに、もったいないですよね。将来的には、黒潮町に移住された方のネットワークを作って、これから黒潮町への移住を考えていらっしゃる方が来やすい、住みやすい環境づくりをしていきたいと考えています。この地域はとても住みやすいですし、もっと多くの方に移住してほしいです。人が来ると地域が元気になりますからね。

―今の暮らしで気に入っていることはありますか?

とにかく「人」がいいです。みなさん仲良くしてくださいます。「心」で返してくださるんですよね。例えば、私が「畑をしたい。」と言うと、次の日には近所のおばちゃんが畝を作っておいてくるという感じです。とても感謝しています。

―逆に、困っていることはありますか?

移住先を探すのに困ったことは、賃貸物件の場合は、保証人が必要だということ。こちらに知り合いがいませんから、保証人が見つけられません。また、賃貸の場合は、ペット不可というものが多くて・・・。だから、購入せざるを得なかったんですよね。移住してから困っているのは、まず、インターネット環境が悪いこと。この地域は、まだダイヤルアップなので、とても不便です。また、トイレが汲み取りなのも気になりましたので、さっそく簡易水洗に改装しました。それと、良くも悪くもプライバシーがないですから、ちょっと戸惑うこともありますね。

―最後に、移住を考えていらっしゃる方に一言。

地域の方とのおつきあいはしっかりと。行事には必ず参加、何でも率先して行う。これが鉄則です。



当センターは、高知へのUIターンに役立つ最新情報を発信しているほか、各市町村で活躍する移住者のみなさんの活動も応援しています。ご感想、ご質問は高知県移住コンシェルジュまでお気軽にお寄せください。

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