移住者インタビュー

プロサッカー選手から地域おこし協力隊へ。念願のサッカークラブを立ち上げました

一覧へ戻る プロサッカー選手から地域おこし協力隊へ。念願のサッカークラブを立ち上げました

ボールと夢を追いかけて 童心を忘れない“フィールドのピーターパン”

神野 達朗さん

  • 出身地:高知市
  • 現住所:黒潮町
  • 移住年:2020年
  • 職業:地域おこし協力隊

きっかけは黒潮町の方が声をかけてくれたこと

僕は高知市出身で、2017年まで市内の「高知ユナイテッドSC」に所属してプレーしていました。姉の友人の影響で小1からサッカーを始めて、「これはプロにならんとな~!」と思ったんです。卒業文集にはプロになることを本田圭佑選手より具体的に書いてたかもしれません(笑) 

現役時代から指導者としても活動していて、引退後もチームのアカデミーでジュニアユースの専属コーチを務めていたんです。いつか自分のクラブを立ち上げたいなぁとあちこち相談していた時、妻の実家がある黒潮町の方が「うちで地域おこし協力隊をやりながら、クラブの準備をしたら?」と紹介してくださって。黒潮町に移住することを決めて役場につないでもらい、協力隊の担当課や室長に自分のビジョンを伝えたら「移住相談員のミッションなら両立できそうだね」という話になり、その後、応募プロセスを経て採用になりました。

僕自身も移住者になったわけですし、選手やコーチ時代から色々な方とコミュニケーションをとってきたので、今の移住相談の仕事でも自分の経験は生きていると思います。相談の対応をした方が実際に移住してきてくれたり、空き家バンクに登録できる物件を発掘できたりするとうれしいです。

子どもたちがレベルの高いサッカーができる環境を作りたい

相談員の仕事をこなしながら、2021年の3月に「Arcoracaon(アルコラセオン).S.C」というクラブを立ち上げて、平日夜に週4日間教えています。これからスポンサー獲得や新規メンバー増加、サッカーに限らず子どもたちが複数のスポーツに並行して取り組めるような仕組みづくり、地域の中学校の部活との連携準備……などなど協力隊卒業後に向けてはやるべきこと、やりたいことはまだまだ多いですけどね。クラブには今、幼稚園児から中学生まで70人が所属してくれています。

70人と聞くと多いと思われるかもしれませんが、クラブのメンバー数としては当初の予想よりも少ないですし、サッカー自体も地域的な盛り上がりはまだまだです。そもそも高知は四国でも唯一Jリーグクラブのない県ですし、圧倒的に指導者がいないのが問題なんですよ。有望な子どもたちはたくさんいるのに、県西部ではライセンスの指導者条件を満たしているのは3人だけ。レベルが低いと言われるのは子どもたち自身のせいではないんです。

……と、ついサッカーのことを語ると熱くなりますが、この熱意こそがやりたいことをかたちにする秘訣かもしれませんね。

僕も子どもも、あっという間に地域になじんだ

僕は「ピーターパン症候群」とか言われるぐらい、自他ともに認める自由奔放な人間です。もちろん仕事ではちゃんとしてますけど、オフを知ってる人からは“やべー奴”だと思われてるはずですね。友人の家に飲みに行った時、「あんまり遅くならんように」と妻に言われたので「11時には帰る」なんて返事したのですが、帰宅したのは翌日の11時だったとか。酔っぱらって楽しくなっちゃって、道で寝てみよう、ごろーん、とか。

そんな童心が残っているから、子どもたちへの指導ができたり、新しい土地にもすぐ馴染めたかもしれません。黒潮町は高知市内と比べると、サッカーの指導者と子どもたちの保護者との関係性とか、人と人との距離が近い感覚はやっぱりありますよね。でも、介入しすぎると良くないですし、そこはお互いに心地良いところに持っていくべきものだと思って、うちはうまく調整しています。

子どもたちは、親が想像してたよりもあっという間に馴染んでくれたのが有難いですね!より溶け込みやすいようにと就学前のタイミングで移住したんですが、あっという間に幡多弁ユーザーになりましたし。僕自身も、久々にプレーヤーとして加入した地元のサッカーチームや、スポーツ少年団のスタッフなど、サッカーをきっかけに繋がった人たちとの付き合いを楽しんでます。あとは田舎あるあるで、野菜のおすそ分けをもらったり、新鮮な魚介類が安く手に入ったりするのもいいですよね。

地域おこし協力隊になりたい方へのアドバイス

僕の話を聞いて、移住や地域おこし協力隊への応募を考える方もいるかと思います。他の地域の協力隊の様子を見ると、ミッション自体の違いはもちろん、活動の自由度や期待されることなど自治体による違いが大きいように感じます。「自然環境が気に入った」など、地域を先に決めて移住される方はもちろん多いですけど、協力隊になるのであれば複数の自治体を比べてみても良いかもしれませんね。


※この記事は、2022年8月26日時点の情報を掲載しております。

当センターでは、各市町村で活躍する地域おこし協力隊のみなさんの活動を応援しています。
ご感想、ご質問は高知県UIターンコンシェルジュまでお気軽にお寄せください。

▶▶▶ 「黒潮町」の最新情報はこちら
▶▶▶ 記事に関する お問い合わせはこちら
▶▶▶ コンシェルジュによる個別相談の申込みはこちら

コンシェルジュ面談予約ボタン

おすすめ記事

オススメコンテンツ

イベント情報や支援情報など、
最新の情報をメールでお知らせします!

Go Top