移住者インタビュー
「高知に遊びに来て!」というご友人の言葉をきっかけに高知県を訪れた駒瀬さんの毎日を支える原動力とは?
駒瀬 信子さん
Q.高知に移住したきっかけと経緯
2011年、高知県の観光特使でもある歌手のう~みさんから「高知に遊びに来て!」と誘われたことをきっかけに高知県を訪れました。元々、農業に近い暮らしをしたいと考えていたのですが、高知でう~みさんが懇意にされている農家さんや農家民宿などに訪れたとき、高知の人や自然の持つありのままの素直さと素朴さがキラキラと輝いて見え「信じられない自然と人がある!」と感動しました。それまでも農家のお手伝いのボランティアに参加するなど、首都圏にいながら農業に近い暮らしの実践を試みていましたが、同年3月に発生した東日本大震災にも背中を押され、2012年春に「本格的に田舎で暮らしてみよう」と高知県へ移住する決意を固めました。その後は東京で開催されるセミナーへ参加したり情報収集を進め、2013年9月から安芸市の地域おこし協力隊として着任し、高知での生活がスタートしました。
Q.実際に暮らしてみて変化したことや苦戦したことは?
安芸市の地域おこし協力隊として活動していた頃は、観光をはじめとする地域振興ミッションに取り組みました。移住してきたその日から、周囲の方々がいろいろと声をかけてくださったことが嬉しくて、「なんとしても皆さんの気持ちに応えたい!」という思いが、その後の原動力になりました。協力隊の活動を通じて、地元のキーパーソンなどさらに多くの方と繋がることができ、皆さんのおかげで、寂しさを感じる暇もないくらいに一所懸命で充実した毎日でした。こうして繋がった方々は今でも大切な友人ですし、安芸市は第二のふるさとになりました。
苦戦したことといえば「車の運転」と「虫」ですね。首都圏の生活とは違い、高知県は車での移動が多いので最初の内はどきどきしながら運転しました。今でも山道や細い道での対面通行にはどきどきしてしまいます。また、高知は自然とともに虫も身近な存在です。移住後すぐに大きなムカデに出くわして困っていたところ、通りすがりのおばさまが顔色一つ変えずに助けてくださって女神さまに見えました。
Q.現在のお仕事や休日の過ごし方は?
香美市の高知県林業労働力確保支援センターで林業就業支援アドバイザーとして林業の仕事に就きたい方や林業の資格所得を目指す方のサポートをしています。休日には安芸市をはじめ、四万十町や日高村など県内各地にいる友人達を訪ねたり自然の中に遊びに行ってリフレッシュをしています。
Q.今後挑戦してみたいことは?
現在住んでいる高知市よりももう少し田園に引越して、農的な暮らしを実践したり地域の方々ともっと繋がっていきたいです。そして、高知県の自然や人の魅力を発信していくことでお世話になった方々に恩返しをしていきたいと思います。
Q.これから移住を考えてる方へメッセージ
車の運転は練習しておいたほうが良いと思いますが、まずは高知に来てみて! 高知の信じられないような自然と人の魅力に癒されにおいでや!
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