移住者インタビュー
奥様の生まれ育った高知を新たなフィールドとし、転職、移住を叶えた山内さんのインタビューです。
山内 和繁さん
奥様の生まれ育った高知を新たなフィールドとし、転職、移住を叶えた山内さん。上司からの信頼も厚く、若きエースとして活躍される「いの町商工会」での仕事や就職に関する話題を中心にインタビューさせていただきました。
Q.高知県への移住を決意したきっかけ
愛知県の大学で知り合った妻が、大学の卒業とともに出身地の高知市へ帰りたいと話したことがきっかけでした。
自然が大好きな妻とは愛知在住の頃から、山へ行ったり自然を求めて出かけることも多かったのですが、高知の自然は特に印象深く、仁淀川の「にこ淵」は、まさに「もののけ姫」の世界を思わせるものでした。
当初、私の出身である京都へ帰るかとも悩みましたが、妻の地元高知へ帰りたいという強い意思に背中を押されたこと、また心機一転新しい土地で暮らしてみるのもいいかと考え、高知への移住を決意しました。
Q.現在の仕事に就くまでの経緯
高知県への移住を決めた後、妻の勧めもあって「UIターン人材システム」(現在の高知求人ネット)に登録しました。
登録後すぐに、高知県UIターンサポートセンターの方から求人情報を提供していただき、そのひとつが商工会職員の募集でした。
高知県の企業については全く知らない中での転職活動だったので、自分の職歴や希望する条件に合う先を教えていただけたのは非常にありがたかったです。商工会の仕事は全くの未経験でしたが、就職後に簿記を取得したり、日々職場で教わりながら少しずつ慣れてきたところです。
Q.高知での暮らしについて
何よりも気候が暖かいのが嬉しいです。あとは魚をはじめとして食べ物がおいしいのもいいですね。
仕事をしている中で感じるのは、高知の人は皆さん思ったことを隠さず伝えてくれるということです。高知に来るまでは京都府と愛知県で暮らしていたので、言葉の裏を読まないといけないことが多かったのですが、そういったストレスは格段に減ったように感じています。
Q.県外企業と高知県の企業との違い
今働いているのは商工会なので、普通の企業で働いているのと感覚は違うのですが、地元企業と関わる中で、以前働いていた愛知県と比べると人情味の様なものが強く残っているように感じました。利益だけを優先するのではなく昔からの繋がりを大切にしている企業も多いですし。
また都会と違って地元で働いている人が多い為か、地域への愛着が強いように感じます。仕事として自分の生活の為に働きながらも、地域への貢献の為に何かをしたいと考えている人が多いですね。
その分、方言の“土佐弁”が強い方もいますので、その点では少し苦労しました。当初は全く理解できず、メモに書き留め職場に戻ってから内容を確認することもありましたね。顧客であり仲間でもある企業と伴走しながら一緒に作り上げるこの仕事では、とにかく互いのコミュニケーションを大切にすることを心がけています。
Q.高知移住、高知での一般就職を検討している方へのメッセージ
都会と比べてしまうと、高知県は仕事も少なく、給料などの待遇面も低いとは思います。バリバリ働いて昇進して、より大きな仕事がしたいと考えている方にとっては高知では選択肢が少ないかもしれません。
しかし、最近はワークライフバランス、自分らしく生きることを重視している人が増えてきていると思います。
テレワーク等様々な働き方も生まれてきているので、そういう人にとっては高知で暮らすことはひとつの選択肢になるのではないでしょうか。
私もそうですが、都会での人混みや慌しい暮らしになじまない人にとって、高知県の自然の中でののんびりした暮らしは素晴らしいものなので、ぜひ体験してください。
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