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掲載日:2025.03.12
Profile
2019年 Uターン
フクヤ建設株式会社
リノベーション事業部工務課現場監督
島内さん Shimanouchi
大阪府→南国市

子育てに理解ある温かい職場で

 10代の頃からものづくりに興味があり、京都の芸術大学で染色テキスタイルを学んだ後、大阪の建築会社に就職しました。 一度は県外に出ましたが学生時代から、いつかは家族や友人がいる高知に帰りたいと思っていたんです。
 高知に帰って来て就職先を探す時には、子どもが生まれていたのでその生活を第一に考える必要がありました。 しかし前職の経験も生かしたいと思っていたので建築の会社を探していました。 今の会社は、面接で自分が置かれている現状を相談するとお勧めの保育園なども教えてくれました。 そのように面倒見の良いところも高知の会社らしいと感じました。高知は働く女性が多く、女性に理解のある会社が多いのかもしれません。
 勤務時間は8時から17時で、夜も家族とゆっくり過ごせています。 前職では8時に現場集合が必須でしたが、今は8時に現場のメンバーが作業を始められるように、前日までに段取りをしておけば自分が行かなくてもいいんです。 自分のテリトリー(時間)が守られている環境がとてもありがたいですね。余裕をもって生活を楽しめています。

育児休業取得率100%、育休取得後の復帰率100%

 仕事内容は、リノベーション部の現場監督として、建築現場を回って職人さんたちの仕事を調整するのが主な役割です。 この仕事で大切なのはコミュニケーション能力。 職人さんに気持ちよく働いてもらえるように心がけていて、子どものことをざっくばらんに話すことも多く、自分的には良い関係が築けていると思っています。
 会社の社員の男女比は、ほぼ半々。性別を問わず育児休業を取得して育休取得後の復帰率も100%。 子育てと仕事を両立させている人が多いのが特徴で忘年会や新年会にも、子どもを連れて行けるような職場環境なんです。 「大きくなったね」と言いながら子どもと遊んでくれるアットホームな雰囲気が嬉しいですね。
 私がフクヤ建設で働いていることを知って、うちで家を建ててくれる友人もいます。 今の目標は二級施工管理技士の資格を取ることです。子育てと仕事で大変なんですが、みんなのサポートもあるし勉強に励んでいます。

子育てはおじいちゃん、おばあちゃんを頼りながら

 平日の子どもの保育園のお迎えは、おじいちゃん(私の父)に任せています。 やはり親が近くにいると、子育ての面ではとても助かります。父も母も孫が可愛いくて、よく遊んでくれます。 うちの子は、卵と乳製品のアレルギーがあるのですが、アレルギーでも食べられるアイスクリームがあって、 それを「食べたい」と息子が言うので、見つけては買ってきてくれて、冷凍室がアイスでパンパンなんですよ。 少し孫に甘過ぎると思うこともありますが、孫の笑顔を見て喜んでいる親を見ていると、こちらも嬉しくなりますよね。

休みの日は子どもと公園めぐりを

 休日は息子のリクエストに応える日です。 最近、息子が自転車に乗れるようになったので車の少ない広い道で遊んでいます。 南国市はゆったりしている場所が多いので自転車の練習場所に困ることはありません(笑)。 また高知県内にはトリム公園や秦山公園、バババパークなど無料でおもしろい遊具が揃った公園が多いんですよ。 道路に面していないので、おもいっきり走り回っても安心です。 それから、公園で遊んだ後は、近くの温泉で仲良くバスタイム。これがまた格別なんです。 男の子なので、もうすぐ一緒に入れなくなるから、今のうちに温泉もたくさん行きたいと思っています。 こんな風に、家族との時間もたっぷり取れて、ゆとりを保てているのは高知で暮らしているからだと思います。
 住宅の現場監督といえば早朝から現場で段取りを要するなど多忙で、小さな子どもを育てる母親が担うのは難しいイメージがありましたが、 環境次第で女性でも母親でも続けられることをこの取材で知りました。 そこには会社の理解、現場の協力パートナー(職人さん)、ご両親などの協力も重要。 それを叶えたのはやはり「高知家」の懐の深さ。 小さなコミュニティーだからこそ助け合って暮らす高知の人情かもしれません。取材中、 アイスクリームを美味しそうに食べる息子さんの笑顔はお母さんとそっくり! これからも親子一緒のニコニコ笑顔で周りを照らし続けていただきたいです。
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