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大好きな高知で 大好きなゲームクリエイターの仕事を

掲載日:2025.01.20
Profile
株式会社オートクチュール
ディレクター
岡﨑さん Okazaki
出身地 高知県

地元を離れず 夢を実現

 ゲームや広告など、クリエイティブな事業を行っている会社の高知オフィスで勤務しています。 主な業務はディレクターとして案件の進行管理をしたり、アニメーターさんやイラストレーターさんのつくった成果物のチェックを行ったりしています。 制作したアニメーター、イラストレーターさんに「ここがよかったよ!」と伝えて、「クライアントさんからも褒めてもらいましたよ」と共有できる時が一番嬉しいです。 自分は高知オフィスにいますが、本社は東京で、海外にもオフィスがあるため、クライアントは東京や大阪など都市部の方が多いですね。
 今はリモートもできるので、高知に居ながら都市部のお仕事をさせていただいています。 昔はこういうクリエイティブな仕事は都会に行かないとできないものだと思っていたんですけど、いま高知にいながらそういう仕事ができているので、すごく満足しています。

“働く場所”としての高知

 もともとゲームやイラスト関係の仕事に興味があって、県内の専門学校に進み、就職活動の際に偶然いまの会社を見つけました。 ジャンルを問わない、ものづくりをしているということで応募し、イラストレーターからジョブチェンジしました。新しい働き方としてすごく満足しています。 高知は慣れ親しんだ場所ですし、自然も好きなので、自分が好きな環境で働けるのはすごくうれしいです。
 高知にずっと住んでいて思うのは、新しい物事へのチャレンジに対して、すごく応援してくれる環境だなということ。 「こういうことを新しく始めたいんだけど」と言うと、アドバイスをしてくれたり、背中を押してくれたりしてくれる人が多い。悩んでも周りに言いやすい環境だなというのはすごく感じています。

“暮らす場所”としての高知

 生活は楽しいですね。住んでいるのは高知市の隣町のいの町。地元を流れる仁淀川にもよく行きます。 友達と夏、泳ぎに行ったり、犬を飼っているので、散歩に行ったり。リフレッシュしたいときには自然が多い場所に行きます。 仁淀川の上流部にある美しい“仁淀ブルー”が見られる“にこ淵”もよく行く場所のひとつ。普段見られないような景色が見られるのも高知の暮らしの魅力です。
 あとは、美術館や博物館も、仕事のインプットに役立つことも多いんです。よく行くのは、地元いの町にある紙の博物館。 伝統的工芸品の「土佐和紙」の展示などを見てアイデアのヒントをもらっています。 プライベートで室戸市や土佐清水市など県内あちこち行ったときにも、「ここでこんな仕事したいな」とか「ここで、こういうことを将来提案できたらいいな」とかいろんな夢が広がっていくんです。 そういう場所が高知には多いんだと思います。

子どもたちにアートの楽しさを伝えたい

 将来の夢は、高知の子どもたちに芸術(アート)にふれる機会を増やすこと。ワークショップや展示会などを企画し、その活動を通して次世代のためになることができればと考えています。
 子どものいる友人たちがよく言うのは、「高知は子育てしやすい」ということ。最近でも東京から高知にUターンした友人が、「高知に来て子どもたちに笑顔が増えた」って喜んでいました。 ありきたりかもしれないですけど、都会じゃできないことが高知では、できるんだと思います。 人と人とのつながり、豊かな自然や衣食住の文化など、都会じゃ触れることのできないところに、 子どもたちが自ら行って触れて学べるようなスポットが高知には多いんじゃないかなと思っているので、ぜひ多くの人に高知に来て、感じてほしいなと思います。
 高知市内のオフィスで最先端のクリエイティブな仕事をされている様子を取材したあと、岡﨑さんが暮らすいの町へ。 車で30分もかからない仁淀川の堤防がインタビューの場所でした。仁淀川は、過去10年で8回も水質日本一に輝いたほどの清流です。 そこでは職場とはまた違ってリラックスした表情を見せてくれたのが印象的でした。「仕事とプライベートのバランスはどうですか?」とたずねたとき「いい感じです!」と笑顔で答えてくれた岡﨑さん。 好きな場所で好きな仕事ができる、これほど幸せなことはないだろうなと感じました。
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