地球をつかめ、国土を守れ

技術力についてインタビューしました!

お話を伺った方:総務部人事課 課長 中越智大さん/総務部人事課 係長 西和希さん

建設公害を排除するために誕生した「サイレントパイラー」

技研製作所は1967年「高知技研コンサルタント」として誕生しました。創業50年を迎えた2017年には、東証1部上場を果たし、高知県の製造業で注目の企業です。北村精男社長が創業した当時、日本の戦後復興期において、建設現場における杭打ち工事の振動と騒音が建設公害として社会問題視されていました。

そこで、「無振動、無騒音の杭打ち機を造ろう」と決意し、約2年の歳月を経て「サイレントパイラー」の1号機が誕生。その発明は、住民の生活環境の保全に配慮しながら、工事のスピード化を実現する画期的なものでした。

世界の建設現場を変える、圧入工法

「サイレントパイラー」の発明によって実用化された「圧入原理」。これは、地盤の力、いわば地球の力を活かした杭打ち理論で、地中に埋め込まれた杭を引き抜こうとする際に生まれる引抜き抵抗力を利用して、次の新しい杭を静的に地中に押し込むというもの。この理論はそれまでにない全く新しい施工方法であったため、開発当初は公共事業の発注者である国や地方自治体への理解が得られなかったのですが、開発から11年後の1986年に国のお墨付きである「土木工事積算基準」に採用されたことで認知が広がりました。

国内外に圧入工法を普及させるためにも、科学的根拠を伴う学術的側面からのアプローチが必要と考え、1994年からイギリス・ケンブリッジ大学との共同研究をスタート。2007年には「国際圧入学会(IPA)」を創設し、圧入原理の科学的実証と海外における「圧入工法」の認知度・理解度の向上を図り、国内外への普及拡大を推進しています。技術革新とそれを広める活動に邁進し、工法革命を粛々と進める、建設業界における世界的パイオニア企業なのです。

「圧入」による杭打ちの原理(左)、無振動・無騒音の杭打ち機「サイレントパイラー」(右)

インプラント堤防のイメージ図

技術力が認められ、防災企業として認知度が高まる

技研製作所では、圧入工法の普及のみならず、独自の圧入技術で杭を地中に押し込み、災害などに対して粘り強さを発揮する「インプラント構造」の提案にも早くから取り組んできました。 そうした技術や工法は、東日本大震災後、図らずして注目されることとなります。東日本大震災では堤防をはじめとする多くの土木構造物が地震と津波の相乗作用で崩壊し大きな被害がもたらされたなか、岩手県の水門工事現場でインプラント構造の杭の壁が水門を守り、地震や津波などに対する有効性が証明されたのです。

耐災害性のある粘り強い構造の堤防とは、地震による液状化に耐え、津波が堤防を越えた場合も破壊されないことを指し「インプラント工法はまさにその機能を兼ね備えている」と評価されています。この優位性から2012年には、国の直轄工事では初めて、海岸堤防の改良工事において技研製作所のインプラント堤防の採用を実現させました。

そもそも高知県は、歴史的にも台風をはじめとする災害が多く発生しています。その経験から北村社長も「わが社の防災企業たるは、高知のDNAだ」と述べています。今後予測される「南海トラフ地震」など防災対策への需要も拡大する中、短時間で省スペース、施工時の近隣住民や環境への負担が少ない技術をもつ、唯一無二の存在となっています。

高知県の海岸沿いでのインプラント構造を活かした工事現場

機械や工法を売るのではなく、考え方に賛同してもらえるか

圧入工法は全く新しい原理で、サイレントパイラーの開発当初から現場ごとに異なる地盤や施工環境のもとで改良や工夫の連続でした。そうしたなかでも、振動と騒音という建設公害を新しい工法で克服していこうとする北村社長の強い想いは揺るがず、同社では高い志をもって「自流独創」の精神で圧入工法を発展させてきました。

人事課長の中越さんも入社当時の営業時代の経験を回顧。「機械を売るのが目的ではなく、会社の考え方に賛同してもらうことが第一。その仲間に機械を譲るのだ、という意識を持った営業活動でした。」営業においても、確かな圧入の技術を理解してもらい、世の中に広げるための活動の一環として取り組んできた様子が伺えます。

これまで培った能力を存分に発揮できる職場

UIJターンの中途採用社員も多く、各々が今まで培ってきた能力をいかんなく発揮しています。社風としては「自流独創」を貫いており、世の中になかったものを創造し、それが世界規模で反響を実感できることが、やりがいにつながっている、といいます。

また、従業員の働く環境も整えています。2018年には、厚生労働省委託事業イクメン推進プロジェクトによる「イクボスアワード2018」にて、女性社員が取り組んだ、産休前のテレワーク制度の導入、短時間勤務制度の利用促進などが評価され、「特別奨励賞」を受賞。彼女は3人の子育てをしながら管理職として活躍中です。このように、ワークライフバランスはもちろん、働きたい社員を応援する体制が整っており、女性の産休育休取得後の復帰率は100%です。男性社員の育休取得も推進中。今後もさらに働きやすい環境づくりに注力していきます。

同じ夢を見られる人と働きたい「企業に天井を作らず」

技研製作所は、圧入原理の優位性を活かした発明力と実績力を最大の武器とし、科学と実証に基づいた新技術開発によって、建設のあるべき姿に向けた工法革命を進めています。「圧入」を核として、10年先、20年先を見据えた社会の姿を描き、社会共通の新たな文化や価値を生み出し続けていくことが企業の存在意義だと考えています。「圧入」に特化するという方針に沿い、開発・設計・製造・販売・広報・管理などのそれぞれの部署が業務を行います。

入社後のキャリア形成については、一定的なモデルはなくひとりひとり異なります。文系理系の垣根はなく、各人の希望や適正を踏まえた配置転換やジョブローテーションを定期的に行っていますが、心がけていることは、各人が持つ「一番優れている部分を伸ばす」こと。本来持っている能力を注視し引き出し、志を高く持った集団として成果をだしていきたい、と考えています。技研製作所は、建設のあるべき姿を追い求めそこに挑戦し続ける、同じ夢をもつ同志を探しています。「自分たちの力で世界を変えていくために、強い想いを持った方、様々な個性を持った方とぜひ出会いたいです。」

片岡さん(左)、岡林さん(右)

企業の魅力PRポイント

PRポイント1

防災や都市再生に取り組む

PRポイント2

「圧入工法」で建設工事のあり方を変える

求める人物像
チャレンジ精神が旺盛で、ものづくりが好きな方

企業情報

企業名
株式会社技研製作所
業種
製造業
住所
高知市布師田3948-1
設立年月日
1978年1月
代表
北村 精男
資本金
87億3100万円
従業員数
男性514名 女性83名
採用担当(連絡先)
088-846-2943(人事課:片岡)

採用関連情報

新卒初任給
210,000円(大卒)
モデル年収
・425万円/24歳 諸手当込、高知本社勤務
・730万円/38歳 諸手当込、高知本社勤務
自己啓発支援
各種資格取得支援制度あり
研修制度
新入社員研修、海外語学研修、各種目的別研修等
有給消化日数
7.2日
平均年齢
34.2歳
新卒・中途就業状況
採用者数:新卒117人/中途28人
採用者数のうち離職者数:新卒6人/中途1人