ITを取り巻く環境の変化に前向きに取組んできました

会社の制度歴史についてインタビューしました!

お話を伺った方:代表取締役社長 松本吉弘さん/ 取締役 システム事業部部長 和井啓司さん/ 管理部グループ長 鎮田一晃さん

設立44年!高知県下におけるIT業界のパイオニア企業

ワールドビジネスシスコム株式会社(以下、WBSC)は、昭和52年7月、ワールドビジネス高知センターとして高知市に誕生しました。ワールドビジネスセンター株式会社(京都市)のグループ会社として、設立当初はデータエントリ事業を開始。その後、大型コンピュータ全盛の中、昭和57年ソフトウェア部門とオペレーション部門を開設しました。

IT業界が大型コンピュータからパーソナルコンピュータへと移行していく中、事業をコンピュータシステムの総合コンサルティングから、システム設計・開発・技術支援、システム管理・運用・保守に至るまで、トータル的にコンピュータシステムに関わる様々なサービスを提供し拡大してきました。顧客は、自治体、医療機関、金融機関、メーカー、一般企業と幅広く、平成25年には中国地方にも取引先を広げ、広島事業所を開設すると同時に、現在の社名に改名しました。

設立40年を超えるIT業界のパイオニア的存在とも言える当社の武器は、長年培ってきた総合力です。現在もITを取り巻く環境の変化に対応し、モバイル端末のソフトウェア開発など、最新分野の技術に挑戦し続けています。

コンピュータが普及されていない頃から、時代の先を読み果敢に挑戦し続けた

今や私たちの生活に当たり前にあるコンピュータですが、昭和50年代初めはまだ「珍しいもの」でした。「当時は、自治体やメーカーから、伝票や帳票など紙媒体の情報を大型コンピュータに入力してデータ化する作業を主に行っておりました。」と取締役の和井さん。しかし、時代の流れによってデータエントリ業務は衰退していき、設立5年目には、まだコンピュータシステムを取り扱う企業が少ない中でソフトウェア部門を開設、システム開発事業に取り組むことになりました。「開発は社員の誰もが経験したことのない領域でした。外部からの情報も少ない中、各々の社員が勉強と試行錯誤を重ねながら挑戦していったのです。」

そして、近い将来、一台のコンピュータの中だけで完結するのではなく、各コンピュータを繋ぐネットワークのサービスが台頭する時代がくるという予測から、海外の先進技術情報を収集し続けて、平成5年には当時アメリカで優位にあったノベル社(LAN出現に技術貢献した米国の企業)の認定リセラー(販売代理店)として登録されました。これが当社でのネットワーク部門の創成期となります。「ネットワークで複数のコンピュータが繋がっていくと、とんでもない可能性があると感じたことを今でも鮮明に覚えています。」と松本社長。この時代の先を読んで果敢に挑戦する精神が、現在の社員にも受け継がれているのです。

医療機関に常駐し、情報システムの包括的なサポートを行う

現在、事業の中核を担っているのは、医療系テクニカルサポート部門。そのメインとなるのは「MeTS(メディカルインフォメーションテクニカルサポート)」と呼ばれる、医療機関で稼働している医療情報システムを、当社の技術者が常駐して運用、管理する業務委託サービスです。お客様である医療機関が導入している全てのシステムについて、システムメーカーを問わず従事する当社の社員が、障害対応やQ&Aサポート、システム開発支援、コンサルティングなどを、システムメーカーとの間に入って行うことによって総合的に支援しています。

「MeTS」に従事するためには、システムについての知識だけでなく、医療の知識も必要になります。当社には医療情報技師の有資格者が10名以上在籍しており、まさにWBSCだからこそできるサービスであると自負しています。さらに質の高いサービスを提供するために、医療情報技師資格の取得を推進し、取得に当たっては全面的にサポートしています。

もちろん、お客様先の医療機関に常駐する社員が働きやすい環境をつくることにも気を配っています。社員が奮闘してくれるからこそ、お客様に喜んでいただけるサービスが提供できるからです。

MeTSは業務委託システム。医療機関のシステムに関わることを請け負っています。

WBSCマインドを大切に、高知から発信し続ける企業でありたい

松本社長は高知生まれの高知育ちで、昭和63年に新卒採用第一期生としてWBSCに入社しました。「入社から19年間、ワールドビジネスセンター東京事業所に勤務し、全国展開している大手企業等にシステムエンジニアとして従事しました。初めての東京勤務。様々な経験を積み、たくさんの方々との関りや話を通じて感じ考えたことなど、貴重な体験であり、自身のかけがえのない財産です。」

また、松本社長は平成27年にWBSCにおいて生え抜きより初めて社長になった方です。社長就任に当たっては、地方にあるからこその独自性を強めていって欲しいという、グループ会社からの思いと期待もあったと言います。松本社長自身も地域に根付く企業であるからこそ「高知からの発信力やプレゼンス向上のために、長い東京勤務で得た知識や経験も活かしながら、これからも立ち止まることなく常に新しいことに取り組んでいくWBSCマインドを大切にしたい。」と地域全体の発展を強く願う気持ちを持っています。

社員同士が協力し合う風土で、働きやすい環境も整えています

WBSCは「高知県ワークライフバランス企業」と「高知市男女共同参画推進企業」の認証を受けています。いずれも、社員が働きやすい職場環境づくりに力を入れている企業に与えられる認証です。男性社員の長期育休取得実績もあり、社員同士も協力しあって、全員が気持ちよく働ける環境を整えています。

また、社内では同好会活動も活発で、若手社員ほど活動への参加率が高くなっているのが特徴です。同好会の中には、「鮮魚」や「良い子」といったユニークな名称がつけられています。「『鮮魚』は釣りの同好会で、釣るだけでなく、釣った魚をみんなでさばいて食べるところまでを共にする活動です。『良い子』は、一言でいうと『健康維持に努める会』。健康維持、増進に繋がる活動を行います。例えば美術館巡りやボーリング大会など、年に数回イベントを開催しているようです。」と、和井さんによる説明。「子育てで忙しくなる世代の社員は一時的に休会するなどして、家庭生活の負担にならないようにしている社員も。同好会活動によって社内でのコミュニケーションは向上し、何よりそれぞれが楽しく、社員が有意義な時間を過ごせているようです。」

そんなコミュニケーションの良さを反映してか、明るく穏やかな笑顔の社員が多いWBSC。「システム関連技術経験は少なくても、経験豊富なWBSC社員と一緒に学ぶ機会を用意しているので安心してください。地元高知に戻って働きたい方、高知に移住して働きたい方、当社にご興味をお持ちいただけましたら、ぜひご連絡をお待ちしています。」

社員研修では、普段会話できない社員とも話す機会が増えいい刺激になっています。

同好会は社員間の交流を図る目的で、さまざまな活動を行っています。

親睦会でのチャンバラの様子。この時ばかりは無礼講で大いに盛り上がりました。

企業の魅力PRポイント

PRポイント1

設立から40年以上のIT業界のパイオニア

PRポイント2

働きやすい職場環境で男性育休取得者も

求める人物像
すべての基本は人にあります。
チャレンジ精神を持ち、個人・組織・会社を成長させる意欲のある方を求めています。

企業情報

企業名
ワールドビジネスシスコム株式会社
業種
IT・通信・情報
住所
高知市本町2丁目2番27号 千代田生命高知ビル8階
設立年月日
1977年7月
代表
松本 吉弘
資本金
5,000万円
従業員数
男性65名 女性20名
採用担当(連絡先)
088-823-2556(管理部:岡林)

採用関連情報

新卒初任給
188,150円~ (大卒)
モデル年収
例① 360万円 / 20歳代  大卒、諸手当込み(技術手当 他)
例② 400万円 / 30歳代  諸手当込み(役付手当、技術手当、家族手当 他)
例③ 550万円 / 40歳代  諸手当込み(役付手当、技術手当、家族手当 他)
自己啓発支援
社内勉強会、スキルアッププログラム制度(資格取得受験料助成)、資格取得・試験合格祝金支給制度
研修制度
新入社員研修(ビジネスマナー研修、設計・開発の基礎、OJTでの現場研修など)、一般社員研修、役付・管理職研修、その他必要とされるさまざまな研修
有給消化日数
11.2日
平均年齢
37.0歳
新卒・中途就業状況
採用者数:新卒13人/中途4人
採用者数のうち離職者数:新卒0人/中途0人

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