縁の下の力持ち 鋳鋼品で様々な部品を製造

技術力についてインタビューしました!

お話を伺った方:総務課長 猪野泰史さん/ 総務課 岡田奉明さん

見えないところで暮らしを支える鋳鋼品

特殊製鋼所は、1956年に設立した鋳鋼(ちゅうこう)専業メーカーです。鋳鋼とは、鉄を電気炉で溶解・精錬をして強度に優れた鋼に変え、型に流し込み固めることで、特殊な形状の部品などを造るものです。特殊製鋼所は創業以来、鋳鋼一筋に取り組んできました。

造られた鋳鋼品が用いられるのは、造船・船舶、産業機械、橋梁など。いずれも、特に大きな力がかかるところに用いられています。具体的には、船舶舵やスクリュー周りの荷重のかかる場所や、産業機械の駆動部分、レインボーブリッジのケーブルの留め具など。鋳鋼品は、大きな機械や建造物の一部品ではありますが、耐久性の高い鋳鋼品だからこそ安全性が担保されるという重要な役割を担っています。

こうした鋳鋼品を日頃の生活で目にすることは少ないですが、実は縁の下の力持ちとして私たちの暮らしを支えてくれているのです。

造る部品は大小さまざま。大きなものでは17トンに上る。

鋳鋼専業メーカーのトップランナーとして

現在、国内で鋳鋼製造を行う企業は大手から中小企業まで全国に68工場ほどありますが、特殊製鋼所は全国で第7位、専業メーカーとしては第1位のシェアを占めています。そのため、お客様は全国におり、特に技術力の問われる特殊な部品を受注生産しています。

特殊製鋼所で徹底しているのは、「社員みんなが営業」という気持ちを持って取り組むということ。製造を担当する社員であっても、目の前の作業だけを考えるのではなく、いい商品を造ってお客様に喜んでもらうという気持ちを持つことを大切にしています。そうした意識を持つことで、責任感とこだわりを持ったものづくりが可能となっています。

また、当社は「我々はより高い信頼に向かって努力を続ける」という社是を掲げています。品質の向上を目指して工夫を重ねている他、お客様から不具合の連絡があれば、すぐに技術者が現地を訪問しメンテナンスを行うという体制をとっています。そうした一つ一つの積み重ねが、お客様からの信頼となり、当社への信用として築かれています。

お客様からのオーダーに技術力で応える

特殊製鋼所で造られているものは、すべて受注生産。お客様の図面を基に製造に取りかかります。そのため、形やサイズなどは様々。新しい注文が来るたびに、「どうやって作ろうか」とチームで知恵を出し合います。次々と異なる発注に対応しなければならないため、実際に行う作業や工程は同じでも、日々新たな気持ちで仕事に向き合うことができます。

時には、難しい注文がくることも。そうした時には、類似する商品を作った経験を参考にシミュレーションを行います。また、シミュレーションだけでなく先輩にアドバイスを仰ぐのも大切です。こうした先輩社員からの指導により、技術を継承する場面も多々あります。社内でコミュニケーションを図りながら、より良いものづくりに向かって努力していく社風が特殊製鋼所にはあります。

JIS規格よりも厳しい社内基準。本当に良いものをお客様に届ける

金属から不純物を取り除き、金属の純度を高めることを精錬といいます。特殊製鋼所では、精錬の際、JIS規格が定める基準よりも厳しい社内基準を設けており、純度の高い鋼を精製し、製品づくりを行なっています。

純度を高めた鋼は、通常よりも200℃高い1600℃まで温度を上げなければ、流し込んだ時に鋼が型の隅々まで行き渡りません。その高温の鋼を扱うのには多大な時間と費用がかかります。

そこまでして純度にこだわるのはなぜか。それは、製造されたものが、大きな船舶の舵の部分など「要(かなめ)」となる部分に使われるからです。つまり、絶対に壊れてはいけない部分。そのため、品質に高いこだわりとプライドを持った、ものづくりが行われているのです。

1600℃の溶鋼を取り出す「出鋼」 この後型に流し込まれていく。

仕事は真面目に、プライベートはフレンドリーに

「仕事中は職人気質で真面目な社員が多いですが、仕事を一歩離れると、和気藹々とした場面も多いですよ」と猪野さん。

当社には大浴場が完備されているため、1日の終わりに一緒にお風呂に入ってリラックスする姿があったり、休みの日にゴルフや釣りなど共通の趣味を楽しむ社員がいたりと、仕事という垣根を超えてコミュニケーションがとられています。また、野球経験者が多い当社。高知県工業会のソフトボール大会に参加するなど、仕事外でのチームワークも良いそうです。

その反面、仕事のスイッチが入るとピリッとした雰囲気に。危険が伴う作業もあるため、仕事のメリハリが大切です。真剣ながらも、チームとのコミュニケーションは取り、後輩社員への指導も丁寧に行うのが特殊製鋼所の社風です。技術を完全に習得するまでには数年を要しますが、その間、先輩社員が手取り足取り教えてくれる環境があるので安心です。

チームで協力して、大きなものを作り上げる達成感は、鋳鋼品だからこそ味わえる喜びです。

左:岡田さん 右:猪野さん

企業の魅力PRポイント

PRポイント1

船舶や大型機械、橋梁などの要として活躍する鋳鋼品製造

PRポイント2

若手からベテランまで、職人気質ながら和気藹々とした雰囲気の職場

求める人物像
・ものづくりが好きな方。。
・仲間と協力して造り上げるため、協調性があり、助け合いの精神がある方。
・創造性のある方。あらゆる困難に、創造力で立ち向かう気持ちのある方。

企業情報

企業名
株式会社特殊製鋼所
業種
製造業
住所
高知市稲荷町120番地
設立年月日
1956年12月
代表
井戸 啓彰
資本金
6,300万円
従業員数
男性98名 女性5名
採用担当(連絡先)
088-883-1291(採用担当:猪野泰史)

採用関連情報

新卒初任給
190,000円(大卒)
197,000円(大学院卒)
モデル年収
・395万円/30歳 大卒新卒 諸手当込み
・420万円/35歳 中途・勤続10年 諸手当込み
・460万円/40歳 中途・勤続15年/役付社員 諸手当込み
自己啓発支援
会社が認めた資格について取得費用の全額補填
研修制度
入社時新入社員合同研修参加、社内安全研修等
有給消化日数
16.8日
平均年齢
41.1歳
新卒・中途就業状況
採用者数:新卒7人/中途14人
採用者数のうち離職者数:新卒2人/中途6人