お客様とともに歩む、地域密着型スーパーマーケット
仕事・事業についてインタビューしました!
お話を伺った方:管理本部 人事総務部 人事担当 野瀬幸世さん
お客様が「サニーマート」の名付け親
サニーマート始まりは、高知市の朝倉地区と鴨田地区の中心部。1961年にオープンした「朝倉鴨田センター」がその前身です。1966年には、「株式会社主婦の店」として生鮮食品から日用品まで揃うお店になっていきました。お客様の要望に応える中で、取り扱う商品点数は徐々に増加していきます。その時、課題となったのが安定的な商品の供給体制。お客様に安心してお買い物をしてもらうには、商品を安定的に入荷することが必要です。そこで、地元の食品卸業者をパートナーとして商品の供給体制を確保したことが契機となり、1968年「株式会社主婦の店サニー」が誕生しました。
1972年に「株式会社サニーマート」に社名を変更します。この社名は、お客様の公募で決められた大切なもの。「輝く、太陽のような市場」という意味が込められています。朝倉鴨田センターがあった場所に建てられたサニーマート1号店は、現在も「毎日屋あさくらセンター」として地元の方のお買い物の場として親しまれています。
地域に密着、人と繋がるスーパーマーケット
サニーマートは、高知県と愛媛県で23の直営店を展開するスーパーマーケットです。食料品や日用品はもちろん、当社にしかないこだわりの商品を仕入れ、販売しています。中でも、地元の食材を販売することに力を入れており、鮮度抜群のお肉やお魚、産直の野菜や果物が並ぶ青果コーナーに、ひと工夫加えた調味料や加工品など幅広いラインナップでお客様をお迎えしています。いずれも専門スタッフが厳選した、当社自慢の商品。安心で、おいしい商品を食卓に届けています。
また創業以来、地域のお客様の声に応えることを大切に取り組んできました。結果、「また来たよ」と言ってくれる常連のお客さんも少なくありません。当社では、「人間を大切にする」という基本理念の考えの基でお客様に接しています。そのため、お客様との繋がりの強さは、異動により配属店舗が変わったスタッフに会うためにお客様が異動先まで来てくれるほど。このように、お客様と繋がることで、お客様の反応をダイレクトに知ることができます。商品や接客などで喜んでいただけた時には、それが社員にとっても喜びとなり、やりがいとなっています。
陳列や商品ポップなど、お店づくりには店舗スタッフの工夫が凝らされている
創意工夫でお客様に商品を届ける
高知県内には「買い物難民」と言われる、外に買い物に行けない方が少なくありません。スーパーマーケットが遠い地域はもちろんのこと、市街地であっても買い物に課題を抱える人はいます。そうした人たちの助けになるよう、サニーマートでは三つの買い物方法を提案しています。一つめは、自分で選び、自分で自宅に持ち帰る通常のお買い物スタイル。二つめは、店頭での商品選びは自分で行い、購入した商品を配達するスタイル。三つめは、ご自宅までスーパーを持っていく「とくし丸」事業です。
「とくし丸」は軽トラックの荷台が陳列棚になった特殊な車で、庭先まで商品を運びます。自分で商品を選びたいという方や、長距離の移動が難しいという方にも必要とされるサービスです。運行・販売する「とくし丸」のパートナーさんは、地域の皆さんのためにこの仕事を選んだという方も多く、中には商品をお届けするだけでなく、犬の散歩をお手伝いしたり電球の交換などを行ったりと、仕事という枠を超えてお客様のお役に立とうとされています。そんなパートナーさんの思いに応えるために、より一層「とくし丸」事業に真摯に取り組んでいます。
この事業は、時には他社の協力を得て行うことも。背景にあるのは、買い物で困っているお客様のために何かできることはないかという思いです。お客様の求めていることはどんなことなのか、それに応えるために必要とあれば競合他社とも協力をする。優先するべきは、お客様に「商品を届ける」ということなのですから。
自分で商品を選びたいという方や、長距離の移動が難しいという方にも必要とされる、「とくし丸」事業サービス。
経験年数に関係なく、チャレンジできる風土
サニーマートが目指しているのは、自分で考えて行動できる組織です。そのため、若手スタッフであっても、積極的なアイディアが求められます。例えば、店舗であれば、「この商品をPRする売り場を作りたい」などといった提案は随時行い、上司や他のスタッフとともにお店づくりに反映していきます。また商品部では、スタッフが現地まで足を運び、当社にしかない商品を仕入れ、今までなかった新しい商品を開発しています。
一方で、こうした提案の時に重要なのは、自分の考えや思いを伝える力です。なぜその取り組みが必要なのか、なぜその商品なのか、上司や他のスタッフに伝え、思いを共有する必要があります。周りとの緊密なコミュニケーションがあってこそ、そのチャレンジが成功するからです。
新しいことにチャレンジする社風と、挑戦をサポートする体制。その二つが当社には整っており、そこに年齢は関係ありません。ともに作り上げた売り場でお客様が足を止め、商品をカゴに入れてくれた時は、最も嬉しい瞬間です。
変化するライフスタイルに対応する
ライフスタイルは刻々と変化し、食卓を取り巻く状況も変わっています。そんな中で、スーパーマーケットとしてどのような価値が提供できるのか、日々問われていると野瀬さんは言います。
「各地域にサニーマートが存続し、品物を提供し続けること。買い物に困る人を出さないことが、最大の地域貢献だと思っています。そのためには、お客様に支持していただくことが必要です。ニーズが変化する中で、お客様に当社を選んでいただくにはどういった取り組みが必要なのか、試行錯誤の毎日です。」
変わりゆくライフスタイルに対応し、変化することをいとわないサニーマート。これからも地域に根差し、進化していきます。
地域密着を大切にしています
チャレンジできる風土
・食に関心がある方
・目標に対して計画策定をし、実行できる方
・自分の意見を持ち、伝えることのできる方
・リーダーシップがとれる方
企業情報
- 企業名
- 株式会社サニーマート
- 業種
- 商社・流通・小売
- 住所
- 高知県高知市山手町81番地
- 設立年月日
- 1966年7月30日
- 代表
- 中村 彰宏
- 資本金
- 5,000万円
- 従業員数
- 2,406名
- 採用担当(連絡先)
- 088-802-7130(担当:野瀬)
採用関連情報
- 新卒初任給
-
187,800円(大卒)
173,500円(専門、短大、高専卒) - モデル年収
- 例① 約280万円 / 23歳 大卒、諸手当込み(通勤手当、職務手当)
例② 約330万円 / 25歳 大卒、諸手当込み(通勤手当、職務手当)
例③ 約400万円 / 28歳 諸手当込み(通勤手当、職務手当)
例④ 約630万円/店長職 諸手当込み(通勤手当、職務手当) - 自己啓発支援
- 通信教育(2020年10月から実施予定)
- 研修制度
- 新入社員研修、等級別研修、職務別研修
スーパーマーケット検定 - 有給消化日数
- 約11日
- 平均年齢
- 44.4歳
- 新卒・中途就業状況
- 採用者数:新卒11人/中途5人
採用者数のうち離職者数:新卒0人/中途1人