土佐和紙伝統の技を継承した不織布の世界を創造する

技術力についてインタビューしました!

お話を伺った方:取締役 品質保証製造統括 佐々木丈明さん

市場のニーズに応える会社

三昭紙業は、1967年に創業した紙の加工会社です。創業当時は、ポケットティッシュの製造を主力としていました。現在は、古くから土佐市で盛んに行われていた土佐和紙製造の技術を不織布に取り入れ、ウェットティッシュや化粧品、医薬部外品・介護用品・キッチン用品などの商品開発・製造を行なっています。三昭紙業で作られた商品は、特に化粧品や飲食業界で高い評価を得ています。

三昭紙業の強みは、製品を「不織布」から提案できることです。当社のグループ会社に三和製紙があり、そこで土佐和紙の伝統技術を受け継いだ機能紙や不織布の製造が行われているため、繊維の特徴や組み合わせを考えた「新しい不織布」を開発することが可能です。三和製紙の技術力と、三昭紙業が持つ商品開発力や製造力が合わさり、お客様のニーズを捉えた提案ができています。

不織布から最終製品まで、一貫した生産体制で製造。

紙づくりは楮(こうぞ)づくりから

古くから土佐和紙の生産が盛んな仁淀川流域では、紙の原材料となる楮(こうぞ)の生産も行われていました。しかし、生産者の高齢化とともに生産量は激減、産業としても衰退していっています。現在では、国産の楮は手に入りにくく、海外から輸入した楮に頼らざるを得ない状況となっています。一般的に流通している和紙の原材料は、ほとんどが輸入したものという現状です。こうした状況に対して、和紙の産地としての伝統を守らなければならないと立ち上がったのが、当社の森澤会長。14年前(2006年)に農業法人「クリーンアグリ」を立上げ、楮の生産を開始します。栽培方法にもこだわり、より収量を上げる方法を自社で開発し、品質の高い楮を生産することを目的として日々取り組んでいます。

こうして生産された楮は、三昭紙業で作られる不織布の中に配合し、世界初の「楮配合不織布」の開発に繋がりました。楮配合不織布は、化粧品や食品用包材など様々な商品に使用されています。

楮の畑は60アールあり、年間1トンの収穫になります。

お客さんとつくる新しい商品

三昭紙業が得意としている商品の一つが、フェイスマスク。当社は大手化粧品メーカーのお客様も多く、お客様から「我々(大手化粧品)の開発した、新しい美容液に合うフェイスマスクが欲しい」といった新商品開発の相談が寄せられます。そこから、新商品の特性を活かす、最適な不織布探しが始まります。肌に優しくて密着感のあるフェイスマスクを求めて、繊維の配合を変えたり、紙の層(構造)を見直したり、時には新しい繊維を求めて海外の繊維メーカーを開拓することもあります。営業だけでなく、品質管理や製造スタッフと協力しながら試行錯誤を重ね、商品開発を行います。商品化に至るまで、長い時には3年を要すことも。こうしたプロセスを経て、商品が完成します。こうして苦労して作り上げた製品がお客様から評価頂けた時の達成感はなにものにも変え難い喜びです。

お客様に喜んでいただけるのは、想像を超えた「一歩先を行く提案」です。その提案を行うためには、日々の情報収集と、どんどん新しいものを生み出していこうとするチャレンジ精神が重要です。こうした企業努力の結果が、お客様からの信頼という形で三昭紙業に返ってきていると言えます。

消毒用ウエットティッシュや除菌用ウエットティッシュも製造しています。

「巻き込み力」を磨く

三昭紙業では、営業(企画含む)、品質管理、製造という3つの分野に分かれます。それぞれに役割は違いますが、色々な部署と情報交換をしながら、社員一人ひとりが紙のプロフェッショナルとして育っていきます。「異業種からの転職者は結構います。変わったところでは、元ソムリエという社員もいますよ。」と話す、取締役の佐々木さんも異業種から転職をされたそう。当社の業務において大切なのは「巻き込み力」。得意分野を持つ複数の人を巻き込みながら、自分の力を養い、お客様に還元できる人が求められています。

不織布の可能性を追い求める

今、市場は大きく変化しています。安全や安心に対する関心の高まりはもちろん、環境に負荷をかけない取り組みや商品づくりが求められています。これまで、機能性のある不織布づくりを続けてきた当社ですが、そういった変化を敏感に感じ、対応していく力が試されています。海外での業界の動向にも目を向けながら、環境に配慮した、品質の高い高付加価値の商品づくりを目指しています。

また、地域への貢献も大切にしています。土佐和紙という伝統を守るために取り組んでいる楮の栽培はもちろんのこと、自社ブランドのフェイスマスクのデザインは土佐市の「地域おこし協力隊」に担当してもらうなど、行政と協働での商品開発にも取り組んでいます。三昭紙業は、土佐市という地域に育まれた会社だからこそという思いでの取り組みです。

三昭紙業が取り組めることはまだまだあります。取締役の佐々木さんは「グループ企業とともに、培ってきた技術と知識を結集してさらなる不織布の可能性にチャレンジしていきたい。」と言います。三昭紙業は地域に根ざした産業であるという誇りを胸に、不織布のプロフェッショナルとして、今よりももっと良いものを生み出そうとしています。

佐々木さん

企業の魅力PRポイント

PRポイント1

土佐和紙の伝統と最先端の製造技術

PRポイント2

全国へ美と快適を届けます

求める人物像
・挨拶は元気の源だと思って率先してできる人
・仕事に情熱をもって、日々努力できる人
・相手の気持ちになって考え、気配りができる人
・共に働く仲間を大切に思い、互いの成長を支え合える人
・周囲からの信頼を獲得し、組織として高い成果を追求できる人

企業情報

企業名
三昭紙業株式会社
業種
製造業
住所
土佐市北地2424-7
設立年月日
1967年4月
代表
森澤 正博
資本金
9,500万円
従業員数
男性117名 女性102名
採用担当(連絡先)
088-854-0521(総務部:井上)

採用関連情報

新卒初任給
基本給200,000円 皆勤手当22,222円
モデル年収
例①350万円 / 30歳 高卒 諸手当込
例②450万円 / 40歳 高卒 諸手当込
例③470万円 / 50歳 高卒 諸手当込
自己啓発支援
フォークリフト免許、危険物取扱者、衛星管理者、はい作業主任者、その他会社が認めた資格
研修制度
高知県新入社員合同研修2日間
有給消化日数
15日
平均年齢
41歳
新卒・中途就業状況
採用者数:新卒17人/中途80人
採用者数のうち離職者数:新卒2人/中途20人