地域とともに歩む会社です

仕事・事業についてインタビューしました!

お話を伺った方:本社工場 顧問 下井一志さん/ 本社工場 係長 畠中秀樹さん/ 高知センター・輸出事業部 センター長 田内真紀さん

ゆずの香りを活かした商品づくり

北川村ゆず王国は、「サクラ印はちみつ」を生産・販売する加藤美鉢園本舗グループが、2006年に北川村に設立した会社です。高知県の企業誘致を受けて、ゆずの産地である北川村にやってきました。決め手となったのは、北川村のゆずの品質の高さ。一口にゆずと言っても、その特徴は産地によって様々です。北川村のゆずは香りが強く、加工してもその香りが損なわれないことから、この地での創業が決まりました。

当社の主力商品は、ゆず果汁とゆず皮です。以前は用途がなく廃棄していたゆず皮も、加工して販売することで価値が生まれました。現在では、果汁は各種飲料に、皮はマーマレードや漬物などに幅広く使われています。

そんな当社が初めてオリジナル商品として売り出したのが、「ゆずサイダー」。当時は販路もなく、飛び込みで販売を行なうなど試行錯誤の日々。続く「ゆずぽん酢」や「ゆずごしょう」など商品にオリジナリティを持たせて他社との差別化を図るなどの工夫を重ねながら、少しずつ商品ラインナップを充実させたことで、徐々に取り扱い店舗も増えていきました。

小売店、飲食店、加工業者と取引先は多数。

ゆずの生産から加工・販売まで

北川村が位置しているのは、高知県東部。村の約95%が森林に覆われた、人口1,300人の小さな村です。北川村のゆず栽培の歴史は古く、安政の時代にはすでに自生していたと言います。その後、村の出身であった幕末の志士、中岡慎太郎が当時稀少であった塩の代用品としてゆずの作付けを推奨したことが、現在の北川村の基幹産業としての礎となっています。

北川村ゆず王国では、地元北川村で生産されたゆずを仕入れている他、地元の農家さんから農地を借り受けて自社栽培もしています。高齢化が進む北川村では、重労働であるゆずの栽培を続けることが難しい農家さんも少なくありません。そんな声を聞き、アグリ事業部を立ち上げ、自社栽培に乗り出しました。地元の方から次々と声をかけていただき、現在は村内に7ヶ所、約2000本の管理を行なっています。

自社農場のほとんどが無農薬栽培。手間をかけた分、自信を持って販売できるゆずが育つ

商品づくりへのこだわり

当社で扱っているゆずは、すべてが露地栽培。皮の状態、中身の状態は1つ1つ異なります。そのため、商品として加工するためには、ゆずの選別や適切な下処理などの作業が重要です。「常に同じ品質の商品を製造するために、加工工程の徹底や検査などを行うことにより、精度の向上に向けて、スタッフ全員で努力しています。」と畠中さんは言います。

「商品を作るだけではなく、どんな風に使われるか、オペレーションまで考えて商品開発することも大切です。時には、ユーザー側から商品の使い方を教えてもらい、びっくりする事もあります。」と語るのは、顧問の下井さん。居酒屋、フレンチと幅広い飲食のジャンルで活用されている当社の商品は、想定外の使用方法で料理やお酒に姿を変えることも。そういった驚きも商品づくりの楽しさです。

創業当時は食品製造の素人ばかり。現在では一定の品質基準のもと、安定的な出荷が可能となっている。

ゆずを世界へ

当社は2010年から輸出にも力を入れており、ヨーロッパ19カ国をはじめ、アメリカ、香港、オーストラリア等へ輸出しています。無塩ゆず果汁をメインとして、2012年には、フランスへ青果のゆず(加工していない状態のもの)を輸出しました。これは、日本で初めてのこと。この取り組みが評価され、農林水産省が選ぶ「平成28年度輸出に取り組む優良事業者表彰」の食料産業局長賞を受賞しました。

現在でも、果汁と青ゆずの皮、青唐辛子をブレンドした「ゆずぽん酢 青ゆずごしょう味」などの商品は、特にヨーロッパなどでの需要が高く、継続的な取引が行われています。これらの商品は、海外においては希少性が高く、またその爽やかな香りや味が「レモンやオレンジにはない独特の風味」と評価され、様々な用途で使われています。海外からのニーズに対して、「やってみよう」という精神で柔軟に対応してきたことの積み重ねの結果、年々輸出量は増えていると言います。これからも、当社は「北川村ブランド」として、ゆずを世界に発信していきます。

地元の方々と一緒にいいものを作る

北川村ゆず王国の商品は、品質の良い北川村産のゆず無くして作ることはできません。そのため、地元の方の協力が不可欠です。特に当社は、県外から進出してきた会社。地元の方との関係づくりには、重きを置いて取り組んできました。その甲斐もあって、現在では地元密着を実現し、信頼関係も築くことができています。自分たちの作ったゆずが世界へ渡っていることに喜びを感じてくれる農家さんも多く、そういったやりがいを地元の方と共有できることが、社員の喜びへと繋がっています。

また、当社で働いている社員には、北川村を含む中芸地区の住民が多いですが、高知県にUターンして働いている社員もいます。センター長の田内さんもその一人。「社員45人規模の会社なので、任される事も多いですし、色々と挑戦させてもらえる環境だと思います。任される分、責任も重いのですが、経験の幅を広げていくことができる環境だと思います。」と言います。

設立当時から一貫した地元密着を貫き、関係性を築いてきたからこそ、市場への安定的な商品の供給を可能とし、海外進出も果たした当社。これからも地元に根を張り、村の貴重な財産であるゆずを、日本そして世界へ売り出していこうとしています。

左:田内さん 中央:畠中さん 右:下井さん

企業の魅力PRポイント

PRポイント1

地元の方と一緒になってゆず製品を作る

PRポイント2

ゆずを世界へ

求める人物像
・責任感が強い方
・コツコツと真面目に仕事に取り組める方
・向上心が強く、自ら学ぼうとする方
・柔軟性に富み、臨機応変な対応ができる方

企業情報

企業名
北川村ゆず王国株式会社
業種
製造業
住所
安芸郡北川村加茂236番地1
設立年月日
2006年10月
代表
加藤 禮次郎
資本金
7500万円
従業員数
男性23名 女性20名
採用担当(連絡先)
088-883-5888(担当:田内)

採用関連情報

新卒初任給
200,000円(大卒)
モデル年収
210万円(高専・短大卒)~270万円(大卒)
※入社初年度年収
※賞与・時間外手当は含まず
自己啓発支援
各種資格試験(フォークリフト、食品表示検定等)の経費等負担
研修制度
必用に応じて年数回実施(北川村の他、グループ会社等で)
有給消化日数
8.3日
平均年齢
48.4歳
新卒・中途就業状況
採用者数:新卒0人/中途50人
採用者数のうち離職者数:新卒0人/中途27人